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【10月2日、お茶会、何着てく?着物準備】

2011年09月30日 | 習い事:茶の湯始めてみたら・・・
【お茶会の着物準備】
2日後に迫った今日、草履を出して、帯を出して、
着物を数着出して、あれやこれやと準備中。


手持ちの帯締め、帯揚げで色あわせなんて所までは、無理。
とりあえず、おかしくなければ良しとする。

着付けには、不安も残るが、向こうで直してもらおう。

あとは、襦袢の襟を縫い付けて、おおよそ完了。
懐紙と袱紗と楊枝などなど・・・

【アンティーク帯留めの紐、試作完了】

2011年09月29日 | 作る:組紐
【アンティーク帯留めの紐、試作完了】
つい先日、道明にお願いしたにもかかわらず、
作りたい衝動を抑えきれず、笹浪組の試作完了です。
(道明では、鎌倉組みで作るとのこと)

帯留めの金具(足)のサイズに合わせた紐の為の試作である。
アンティークの帯留めの金具は、細い紐しか通らない。
〔本当に細くて薄い。金具が華奢な為、現在では通る紐がないらしく、
  細工のいい帯留めが箪笥の奥で眠っていると聞いた〕

数種類の幅と厚み、思ったより細く薄い紐でした。
これは、1m以上の帯締めに仕上げるのは、大変で、
時間に換算すると、手間賃が2万は優に超えてしまう。
    

明日からは、柄だしの配色を決めて、組み始め。
重りとの関係も気になるが・・・
組んでみたい気持ちが逸る。

失敗は成功の基か?それとも急がば廻れか?

【アンティーク帯留めの紐】

2011年09月27日 | 作る:組紐
【アンティーク帯留めの紐】
頼まれていた細い帯締めを 道明にて誂えて頂く事にしました。

金具を持参して、サイズの確認と色など打ち合わせ。
帯留めは、真珠が6粒ほど並んだシンプルな物、
フォーマルに使いたいとの希望で、
色は、極々薄めの緑系か青系で、お任せしました。

一ヶ月ほどで出来上がるとのこと。
2分紐に近く、厚みの出ない組み方に決まりました。

私もアンティーク帯留めを持っているので、
細い紐が組めないかと試し組み中ですが、
細い紐は、厚みや幅などのサンプルを作らないと始まらない。
実際に帯締め1本が組める様になるまでには、時間が必要です。

まず、三分紐から笹浪組で、組んでみます。

【小紋の着物など、頂戴しました】

2011年09月26日 | 作る:嚢物 袋物
【着物を頂戴しました】
お茶を習い始めて、先生と他の皆さんの計らいで、
来月のお茶会に、参加させて頂く事になりました。

今、私は、浴衣でお稽古しています。
もちろん汗だくで、洗濯出来ることも理由です。
そんな訳で、お茶会用にとお着物を一式頂戴しました。
(襦袢の下物は、丈を詰めして使ってねとのこと)


10年以上前、新年会用に
母親が持たせてくれた小紋がどこかにあるはず・・・
それが出て来れば、サイズがぴったりなので、
着る練習だけすれば、どうにかなりそう。

髪型どうする?ちゃんとしないと他の皆さんに迷惑がかかる!
これも練習するか?
家庭画報とかで特集されてるから、カーラーがいるかも。

草履とバッグの小物も・・・???
一度、先生のチェックとアドバイスしてもらおう。

【本日のお茶、鶴屋吉信/萩の露で頂く】

2011年09月25日 | 習い事:茶の湯始めてみたら・・・
【本日のお茶、鶴屋吉信/萩の露で頂く】
鶴屋吉信の濃茶用、練り菓子です。


茶碗は、清水焼:表にススキ、内側黒地に、金色月と白兎
茶入れは、茄子型?の○○手
蓋置きは、三羽の白兎

茶花は、なでしこ、水引、桔梗、すすきの葉、
  

薄茶用の乾菓子は、菊と葉(鶴屋亀吉?
棗は、太鼓の形の塗り
茶杓は、鹿の角製

私は、薄茶のお手前をおさらいでしたが、
他の方は、来月に控えたお茶会の為のお手前で、まじ真剣です。

【シルクラブにて、道明の世界展】

2011年09月25日 | 作る:組紐
【シルクラブにて、道明の世界展】
お茶に行く前にと、早起きして行って来ました。
沼袋にある「シルクラブ」は、建物も庭も素敵。
室内は、撮影禁止でしたので、入り口を・・・

出迎えてくれた方々は皆、お着物姿でとても素敵。

地下の展示は、映像も流れていました。
復元された紐が、時代ごとに展示されていて、見事です。
こんな所まで組める様になると・・・などと思いながら。
2階は、名画からの創作紐の展示、
〔クレー〕〔カンディンスキー〕〔ゴーギャン〕〔ピカソ〕など

小さいスペースでしたが、私は十分満足。
帰りがけ、道明三保子さんにお会いました。
色々お話くださって、楽しかったです。

1階の着物は、それはそれは、素晴らしかったです。
目の保養をしました。

【金具紐に挑戦、まず試し組み】vol.2

2011年09月23日 | 作る:組紐
【金具紐に挑戦、まず試し組み】vol.2
糸をかけて、組んでみた。
思っていたより大変。中々長さが出てきません。
組み目も安定しないので、端が歪んでしまう。

普通の帯締めの何倍の手をすれば、仕上がるのか、
まるで、機を織っている様な感覚だ。

とにかく、見本がないので、。金具に合う最適な太さを見つけること。

【蝙蝠/こうもりの古袱紗】

2011年09月21日 | 作る:茶入れの仕覆
【蝙蝠/こうもりの古袱紗】
もう一手ですが、おおよそ縫い上がりです。

青い蝙蝠がキュート、素敵!
 

今日の、横殴りの雨と突風の中、頑張って古袱紗おさらいしてきた。
駅まで行ったら、一瞬のどしゃぶりで、ずぶ濡れ。一旦着替えに戻り、
万全の装備で、再度お稽古に向かった。
布が濡れてはいけないし、道具箱もビニール袋で覆い。いざ!

行くのか?休むのか?迷った挙句こんなことでひるんではいけない。
などと思い、自分の決意の試されてる感を意識しながら、
向かった訳です。

しかし
しかし、帰りの交通手段の混雑を見ると、万が一もある昨今、
休んだ方が正解。つくづくくそ真面目な日本人だと思った。

唯一の救いは、古袱紗が仕上がったこと。一歩前進?

【金具紐に挑戦、まず試し組み】

2011年09月20日 | 作る:組紐
【金具紐に挑戦、まず試し組み】
金具紐とは、帯留めが使える3分紐などの細い紐のこと

色々なサイズの帯留めあり、使う紐の太さもまちまち。
そんな中でも3分紐は、定番の太さ。
現代物の帯留めなら、大抵は使える。

真田紐などを使っている人もいるが、
本日の金具紐は、伸縮性のある笹波の試し組み。

5寸程度で良いらしいので、
最近入手の18匁で挑戦です。

【蝙蝠(こうもり)模様の生地】古袱紗

2011年09月14日 | 作る:茶入れの仕覆
【蝙蝠(こうもり)模様の生地】
前回、木綿の生地しか手元になくて、算崩しの綿で、古袱紗を縫った。
緞子の様な絹地で縫ってみたくて、探していた。


蝙蝠(こうもり)の生地に出会った。1枚出来るか否かの小さい布です。

持つなら青系の古袱紗と決めていたから、
青いこうもりは、ドンピシャである。

後でお茶の先生に聞くと縁起の良い福招きの柄との事。
漢字からも片側に福の一部を思わせる漢字が入っていたりする。

大正解!!
その時、紅葉と桜の柄も気になった話をすると「○○柄」と言ってた。
はてさて、なんのことやら聞いたことのない単語です。
年上の方は、本当に物知りです。

自分は何をしていたのかと脳みそがひっくり返りそう。

【重陽の節句・9月9日/主役は菊】

2011年09月12日 | 習い事:茶の湯始めてみたら・・・
【重陽の節句・9月9日/主役は菊】
歳時記にある五節句、3月3日は桃の節句、5月5日の端午の節句、
7月7日は七夕、ここまでは、皆もご存知。

しかし、9月9日はどうだろう。恥ずかしながら知りませんでした。
そして、1月7日が人日の節句(七草粥)、七草粥は知ってますが、
これが五節句の1つとは・・・・

重陽の由来は、奇数が(陰陽の)陽の数で、最強の9が重なることを意味する。
陰陽説は、中国由来ですね。数字にも当てはめるなんて・・・

五節句は、花の名前で呼ばれることもあり、
3/3は桃の節句、5/5は菖蒲、7/7は笹、9/9は菊の節句

だから、昨日のお稽古は、お茶菓子も茶碗の図柄も菊だったのか!

【鶴屋吉信の茶菓子】御園菊(こなし)

2011年09月11日 | 習い事:茶の湯始めてみたら・・・
【鶴屋吉信の茶菓子】御園菊(こなし)


本日のお稽古の濃茶の茶菓子。
相変わらず、美しく&美味しいです。

ホームページ 季節と和菓子より原文
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神無月  菓子 御園菊(こなし)

菊咲いて今日までの世話忘れけり  加賀千代女(かがのちよじょ)

菊は中国が原産。唐の時代にすでに人の手で栽培されていたといい、日本には奈良時代以後に渡ってきたらしい。江戸時代には園芸種の栽培が盛んにおこなわれた。菓子の技法も高度となる。


【9月のお稽古始まりました】

2011年09月11日 | 習い事:茶の湯始めてみたら・・・
【9月のお稽古始まりました】
すっかり前のお稽古忘れてました。
冷汗もの・・・というか実際に額から汗が流れ大失態。

10月には、茶会があるそうな?
この為に、皆様、毎月練習しているとのこと。何のことやらさっぱりの私。

ただ、ただ、お茶が美味しく、お茶菓子が美しく、
聞いたことのない言葉が飛び交う、摩訶不思議な時間なのです。

本日、初耳の言葉は、「重陽」「月白風清」「御園菊」
「中秋の名月」これはわかる言葉、今年は、9月の12日、明日ですね。

3時に咲く本日の茶花の名前、度忘れしました。
(3時の乙女ではありません)
白むくげのアクセントになって、ピンクの可愛らしい花です。

本日は、菊とうさぎにちなんだしつらえ

濃茶:菊の三島手の茶碗、土物の水差し、鼈甲の茶杓、
   三白兎の蓋置き、堆主の香合、月白風清の掛け軸
   お茶菓子が鶴屋吉信の菊

薄茶:白菊の金の萩焼き茶碗、○○代好みの茶杓 
   お茶菓子は、栗の入ったらくがん?
   薄茶の銘は、尽の月

お手前の名前は、???不明、4畳半の手前でした。