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【5月の道明組紐】~安田組9回目~

2013年05月30日 | 作る:組紐
【5月の道明組紐】~安田組9回目~

〔本日の内容〕
■7種類目の柄だし・・・(縞柄)
   偶数の柄と偶数の仕組み

幅を広くする方法とアレンジの場合の考え方他
耳を真っ直ぐに、綺麗に組む練習。

内容が1回では理解できなくて、もう自分にガッカリ。
(理解と組に必死で、画像を今回も忘れた)


【一重の着物】~袖がほつれた~

2013年05月19日 | 着る:きもの/着物きてみたら・・・
【一重の着物】~袖がほつれた~

5月も半ば過ぎれば、昨日今日の様に暑い。
ひとえの着物をあれこれ出して、物色。
丁度良さそうな紬を着てみたら、
袖が破れた?大きくほつれた。

絹糸が弱っていたのだろうと思う。
生地は大丈夫みたい。

ついでだから、丈でも出してみようなどと軽々しく・・・
自分の寸法は、女子の並寸でピッタリ。
この着物、148cmの母のサイズ。
すべてが一寸(3cm)小さい。

特に裄丈、袖丈は、8cm違う。
最近の袖丈は、長目が主流。
調べると、この裄を出すのが、一番難しいことが判った。
前幅も、後幅も、おくみも全部が関係してくるのだ。

背中心以外は、全部解かなくては・・・それ無理。

「 褄下を75cm、袖丈を50cmに、
前と後の幅を調節出来る様に、衿を幅広に 」
そして、ほつれた袖を縫い直しする事にした。

これなら、衿を解くだけ。

【 惹かれる花 】~パンジーと撫子~

2013年05月18日 | 備忘録
【 惹かれる花 】~パンジーと撫子~

ご近所も気にしてみたら、撫子やパンジーがたくさん。
 
このパンジーの配色が一番良い。
後ろ2枚が紫で、前3枚が白。その白にポチッと紫が入ってる。

撫子(なでしこ)もよく見ると不思議な花で、とても日本的な気がする。
花びらのギザギザといい、ちょっと感動する。

【5月の仕覆】~茶箱/香合の袋~

2013年05月16日 | 作る:茶入れの仕覆
【5月の仕覆】~茶箱/香合の袋~

茶箱の香合袋を製作。
試作開始。

木製の香合は、わずか直径4cm。厚みも1cm程度。
仕覆を付けるには不向きでした。
  
以前に見た、初代友湖作の茶箱の中に 
袋に入った物があったのを思い出した。
それが香合だったか否かは、判らないのだが・・・

ひょうんな事から、この袋を思いついた。
袋って、やっぱり面白い。

【道明展/後日談】~蜆の根付~

2013年05月15日 | 作る:組紐
【道明展/後日談】~蜆の根付~

3回目ですが、道明展に行くのは、毎回楽しみです。
自作の作品や他の方の作品を見るのは、もちろんですが、
やはり、先輩方の着物姿。
組み合わせの奥深さ。真似したいことばかりだ。

道明の流行?会場で発見したこと!
〔 皆さん帯締めにお守りや匂い袋をつけてます 〕
他では、見たことがありません。

会場で、安田組の帯を締めていた大先輩に
手作りの「蜆の根付」を頂戴しました。
即行、真似してつけてみた。
小さな貝から、ほのかにお香の匂いがします。

この根付、小さい貝に縮緬を巻いた丁寧な仕事です。
紐は、極細の手組みの4つ組でした。これも真似してみよう。

(私もいつか安田組で帯の様な大作を・・・・はははっ)

【道明展の特別講義】~3日間~

2013年05月13日 | 作る:組紐
【道明展の特別講義】

3日連続の皆勤賞かと思いきや、
最終日の講義に間に合いませんでした。
一番聞きたかった「色彩」についてだったので
本当に悔やまれます。

初日は、10時半から午後の講義まで参加。
昨日は、午前中仕事、朝市。
7時半から12時までの仕事を済ませてから
会場に向かい、午後の講義を聴いた。
(朝5時起きだったので、難しい話になったら睡魔に襲われた)
この日は、実は雨でした。久しぶりの雨合羽&自転車。

最終日は、お茶のお稽古を休み、
朝から行ける予定だったが・・・。
トラブル続出!午後になってどうにか時間が出来た。

2時半からの講義には、間に合わないし、
電車で行くので、着物を着ることにしたのだ。


【道明作品展】~最終日は着物で~

2013年05月12日 | 着る:きもの/着物きてみたら・・・
【道明作品展】~最終日は着物で~

本日、最終日。着物を着て、行って来ました。

今年は、半巾を卒業し、初めてお太鼓を結んだ人間が、
着物の達人が大勢集まるだろう場所に
着て行っても良いのだろうか?と思いつつ・・・。
2日間、会場の着物姿を目にしているうちに、
気持ちが、着たい!着る!着よう!になったのだと思う。

「奈良組の帯締め」
道明で、自分用に組んだ初めての帯締め
  
菖蒲文様の名古屋帯も初使い!やっと出番が・・・
「根津美術館の燕子花屏風の展示時期」と同じ5/19頃まで?

道明の帯締めを実際に使ってみて、見所、見せ所は、房。
色糸の配色と上質な糸が見えるここ。
帯締めの房が花の様に開いて、最高に可愛い(画像3)
(房の仕上げは、好きな作業の1つです)

【道明作品展】~自作紐に組み違いが~

2013年05月10日 | 作る:組紐
【道明作品展】~自作の紐に組み違いが~

会場で、自作の紐に組み間違えを発見して、愕然とした。
昨年12月に提出した帯締めである。

それも残り2寸位のところ。
何故見落としたのだろうか?
房付け辺りで気がつく位置なのに・・・がくっ

幸い、展示では下にして頂いた様です。
私が気がついた位だから、バレバレですかね。

締め切り間際に組み上げる、などという不埒な行動。
もう少し真摯に向き合おうと、
今年こそ、今から準備しようと思うのですが・・・
日々の雑事と労働と体力の限界!時間の限界~だ

組紐って、時間がかかるんです。本当に。

【お守り袋を作る】~紐を組む~

2013年05月07日 | 作る:嚢物 袋物
【お守り袋を作る】~紐を組む~

本日は、お休みです。
朝6時に目が覚めました。

早速、色を決めて・・・
裂地の黄緑を地色にして、残りの4色。
必要な長さに経きって、玉付けして、午後から組み始め。
  
完成したら、結び。
房の始末まで終われば、完成までもう少し。
長い方を使って仕上げまで。



【大暈しの冠組】~再び玉付け~

2013年05月05日 | 作る:組紐
【大暈しの冠組】~再び玉付け~

組み上がったと思ったら、
組違いを発見してしまった。

マチ針で目印した所まで、解く作業をする為には、
再度、玉付けをしなくては・・・

とても大変なことに・・・
台にかけるまでに1時間以上かかった。
(金糸も糸もよれよれ、ダメージあり)
組は、次回から。
もう一度練習出来ると思えば、楽しい~
(大暈しの糸は高価だから、次はしばらく組めないかも)

大暈しは、組んでみて職人のすごさが判った。
すべての糸を同じ進み具合にしないと
「ぼかし」にならないのである。

これが、実に難しい。
さらに組み目も均等に揃い、耳も真っ直ぐに、もちろん幅も・・・
組違いなんて言うのは、問題外!

【お守り袋を作る】~紐を考える~

2013年05月04日 | 作る:嚢物 袋物
【お守り袋を作る】~紐を考える~

朝6時に起床。

■昨日縫い上がったお守り袋に入れる紙を考える。
 色々畳んで、入れてみた所、やはり薄手の和紙が最適。
 畳み方をあれこれ検討して・・・

■手組みの紐の太さを決める。
 結びも試し結びでサイズを決める。
 糸の色決めをすれば、組み始められる。
    

今日も仕事。
8時には出なくては、本日ここまでで終了。

【お守り袋を作る】~名物裂を縫う~

2013年05月02日 | 作る:嚢物 袋物
【お守り袋】~龍村の名物裂~

お守り袋の作り方を調べる。
本格的な本物の作り方は見つからない。

罰当たりだが、やはり本物を分解するに限る。
意外に簡素です。
先日、角総などの結びを習ったばかりで、
これも何かのご縁で、必然だったのか?


■表地:龍村の名物裂。花鳥梅花文錦 絹100%
■紐 :手組み 角八つ組(予定)
■縫糸:絹糸使用

裂地の文様で柄合わせをする。
サイズは、柄と縦横のバランスを見て決める。

お昼休みと3時の休憩を利用して、ここまで縫い上げた。
仕上げに手組みの紐をつけたら、完成。