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【6月のお稽古】~丸卓~

2013年06月23日 | 習い事:茶の湯始めてみたら・・・
【6月のお稽古】~丸卓~

本日のお題は、紫陽花
お茶碗と茶花と香合が紫陽花

濃茶の茶入れは、大海で仕覆は長緒。
薄茶の茶入れは、中棗、柳蒔絵。
  
主菓子は、鶴屋八幡の山百合。
干菓子は、鮎
(菓子器が八橋)

お点前は、一に練習、二に練習ですが・・・
本日は、  
  ■歩きの足の運び、歩き方、入る時の歩き、下がる時の歩き。
  ■拝見の問答の受け方、手のつき方、タイミング、
  ■真行草のお辞儀の使い分けなど
    細かな部分に重点を置いての、お稽古でした。

着物談議に花が咲き、
1年のうちで、2週間しか着る時期が無いという、
超贅沢な「紗の袷の着物」の話やどうしたら涼しく着れるか、
着物と帯の組み合わせ、帯と帯締めのことなどなど・・・

夏の着物と言えば、浴衣が一般的。
贅沢の極み。奥が深いです。

【6月の道明組紐】~安田組11回目~

2013年06月13日 | 作る:組紐
【6月の道明組紐】~安田組11回目~

〔本日の内容〕
■二間組で、6番目の柄を組む(2個づつ)
■二間組で、5番目の柄を組む(3個づつ)途中、次回に続く


一間組と柄や幅などの違いを比べる為の練習。
一間組の一番目の柄まで、二間組する予定。

一間組で、帽子のリボンは、素敵だと思う。
今夏に間に合うだろうか? 

※今日は、霧雨の様な雨と強く降る雨の日、寒くて蒸し暑くって・・・

【6月の仕覆】~茶箱/香合の袋2~

2013年06月13日 | 作る:茶入れの仕覆
【6月の仕覆】~茶箱/香合の袋2~

2個目の香合袋を製作。
生地は、龍村の名物裂「花鳥梅花文」
  
茶杓袋と香合の袋が、お揃いになりました。
茶箱の中には、まだ茶碗と棗と茶筅筒も入っている。
茶箱の中には~

茶碗と棗には、仕覆をつける。
裏地まで縫い上がっているので、完成まで、もう少し。
(表地が古布だったので、途中で破れてしまい縫い直しと苦戦中)

表地は、最初から縫い直しなので、
もしかしたら、この2点と同じく「花鳥梅花文」で、
全部お揃いでもいいのかな?

いやいや、棗の仕覆だけ揃いにとどめよう。
茶碗の仕覆は、色か柄かを合わせて・・・

【扇子入れ】~袋の試作~

2013年06月12日 | 作る:嚢物 袋物
【扇子入れ】~袋の試作~

初釜の時に頼まれていた”夏使い扇子の袋”
そろそろ必要な季節。裂地は、龍村の名物裂を預かった。

試作〔婦人用19cmサイズ〕3種縫ってみた。
 

■1本目:シンプルな角型
■2本目:角を取って丸したタイプ()
■3本目:茶杓袋を応用したタイプ(横から出し入れする)

2本目からは、同じ生地で制作。
その方が比べやすい。
※縫い方も3本とも違う方法で、試し縫い。

「こんなのがほしい」と見せてくれた量産タイプの扇子袋は、
ミシン縫い、内側の部分は、ロックミシンもなく切りっぱなし。
素材は綿/和柄、500円位で販売されているらしい。
(形は、シンプルで使いやすそうでした)

有りそうで無い物を丁寧に作らないと・・・数奇者好み??
手縫い、絹素材の表地と裏地、絹糸、
本番の表地は、龍村の名物裂を使う。

【お洗濯】~足袋と麻布~

2013年06月10日 | 着る:きもの/着物きてみたら・・・
【お洗濯】~足袋と麻布の座布団カバー~

少し黄ばんできた白足袋3足を漂白剤につけて洗った。
洗いついでに、解いた麻の座布団生地も洗った。

この座布団生地は、作り帯にしようかと思っていた。
「夏の襦袢は麻が一番」の一言に
もし洗って柔らかくなったら、袖か襦袢にしよう。

半襟もいいよね!
梅雨が明けたら・・・

【6月のお稽古】~八景棚~

2013年06月09日 | 習い事:茶の湯始めてみたら・・・
【6月のお稽古】~八景棚~

棚は、8通りに変化する八景棚
お題は、蛍づくし
  
濃茶点前
■茶碗:光悦写し 銘:雨雲
■茶入れ:肩衝 瀬戸焼
■茶杓:源氏絵巻12ヶ月から、6月蛍
■水差し:青磁
■建水:唐金
■水次:唐金のやかん
■蓋置き:蟹
■主菓子:鶴屋吉信の清流?

薄茶点前
■茶碗:青楓
■棗:点繰蒔絵
■お干菓子:和三盆の


■軸:甘露
■茶花:白なでしこ、
■香合:筏

【6月の道明組紐】~安田組10回目~

2013年06月06日 | 作る:組紐
【6月の道明組紐】~安田組10回目~

〔本日の内容〕
■7種類目の柄だし・・・(縞柄)
■二間組で、7番目の柄を組む   

今日から、二間組に入った。
面白いことに、コンピューターと同じ1と2と奇数と偶数。

〔今月の色〕
■薄浅葱
■ダンデライオン

〔帯締め〕は、古径の「伊勢物語」からで、
段染めと大暈しを合わせた高麗組は、とんでもなくすごい紐だ。
奈良組も斬新な意匠。
こんなのを見せられたら、ますます組紐の虜になってしまう。
(先生!説明上手過ぎです)