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【7月のお稽古】~葉蓋点前~

2012年07月15日 | 習い事:茶の湯始めてみたら・・・
【7月のお稽古】~葉蓋点前~
お茶を始めて、まる一年になりました。

昨年の葉蓋点前、しつらえ、覚えています。
綺麗で、衝撃的な出会いでした。
ガラスの水差しに水を張り、葉を蓋に見立てる様子。

 ●茶碗:波の平茶碗、高取静山の平茶碗、
 ●棗:星蒔絵の中棗
 ●茶杓:笠曳(じくそう)
 ●蓋置き:竹

 ●茶花:底○むくげ
 ●香合:白檀の仏塔
 ●掛け軸:般若心経と仏画

 ●お茶:宝尽の白 伊藤園
 ●干菓子:奈良漬しょこら

 お点前は、まったく記憶になく、新しい気持ちで・・・
両手で葉の露を建水にこぼす所がキュンときた。
それから、水差しの上水を取るのがなんだか難しい。

拝見の問答も経験のひとつとかで、初挑戦。

銘などは、時節を考えて自分で答えるのが慣わし。
何も考えていないで生活している者には、難しいお題。
次回からは、これも課題のひとつ。
ご銘は?と聞かれたら、
漢字2文字でスパッと答えられるといい感じ。

濃茶は、見稽古。
大海の茶入れ、兎柄の仕覆

【6月のお稽古】流し点前~着物編

2012年06月25日 | 習い事:茶の湯始めてみたら・・・
【6月のお稽古】流し点前~着物編

お茶のお稽古も楽しみだが、参加者全員の着物に毎回釘付け。
 今頃、何を着るんだろうなどなど、疑問は絶えない。

まずは先生:結城紬に白茶の半巾帯。髪には塗りの笄
他の方々は・・・
 ①着物:青磁一つ紋の一重無地に、帯:沖縄のミンサの半巾帯(貝の口)
 ②着物:縮みの縞に、帯:白のレースタイプの半巾帯
 ③着物:紫無地の一重、帯:植物模様の名古屋帯(お太鼓結び)
 ④着物:淡い色目の一重、帯:名物裂文様(お太鼓結び)

半襟は、白の絽、楊柳、塩瀬の素材。
履物も木製の塗りに替わっていた。
 津軽塗りの右近タイプは、是非真似たい。

それから、白の半巾帯は一本ほしい。必需品!

私は、紺の一重の着物に朱色の半巾帯(貝の口)に踊り用の草履でした。
半襟は、白の塩瀬。
(薄手着物の為の、下着の裏技も教わった)
〔丈が私サイズとのことで、お召しの着物と半巾帯を頂戴しました〕
〔若い頃の道行きコートも・・・ありがたいことです〕

小袱紗も袱紗も季節ごとに換えていたりする。
 


【6月のお稽古】流し点前

2012年06月24日 | 習い事:茶の湯始めてみたら・・・
【流し点前】
いつもながら、今の時期しか出来ないお手前らしい。
お稽古が月に2回なので、実質年に一回だけこのお稽古をする。

覚えなくて良いと言っても、いざお稽古を始めれば、
必死、汗も出て来る緊張感。
水差しは、炉から離してたっぷりの水で涼を演出。
茶碗の出し位置も茶碗一個分離して出す。
蓋置きと柄杓も火窓正面の位置。

でも、楽しい!
こんな世界もあるのかとほんとに一期一会だ。
有楽緞子から有楽町の地名の由来や、八重洲の由来など
出て来る出てくる、物知りなメンバーである。

〔お濃茶〕
 ■茶器:珠光文淋(初使いの道具)
 ■仕覆:有楽緞子(初使いの道具)
 ■茶杓:蛍
 ■茶碗:三島手ー三島暦?
 ■主菓子:水無月
 ■濃茶:伊藤園の勇輝の昔
〔お薄茶〕
 ■棗:雪月花文様
 ■茶杓:蛍
 ■茶碗:京焼 紫陽花
 ■干菓子:鶴屋吉信、おもと



主菓子にりゅうさん紙再登場。
 

【6月のお稽古】大津袋のお点前

2012年06月10日 | 習い事:茶の湯始めてみたら・・・
【大津袋のお点前】
今日は、前回の袱紗包みを大津袋に替えての濃茶点前でした。
濃茶を2人分とか、かき出すとか、確認して、お稽古開始。
 
2回3人が同じお点前をして、見稽古。
 (今日も濃茶が美味しい、ゴクッと)

  ■お茶碗は2種、、京焼のアジサイ、
  ■茶杓:表千家即中斎好み、源氏絵巻12ヶ月より、5月
  ■蓋置き:沢蟹
  ■香合は、いかだに青紅葉
  ■主菓子:アジサイという銘
  ■飾り茶器は、黒織部
  □棗は、真塗りの中棗

お薄は、たぶん飾り棚の風炉点前。
 蓋置きと茶杓を飾る所まで。

【お茶、お点前】基本の基

2012年05月28日 | 習い事:茶の湯始めてみたら・・・
【お茶、お点前】基本の基

お点前もさることながら、基本を綺麗にしたいと、
先生にお願いして、茶杓を頂いて帰ってきた。
どうも、持ち方がおかしいので、
たぶん、日常にはない形の綺麗な構えなのだろう。

指が伸びていたり、丸まっていたり、
茶杓は、お湯や水を扱う道具なので、見せ場でもあり、
基本の所作である。

扱いの決まりごとが、面白い。結構気に入ってる。
水の時、お湯の時、色んなことの合図なのである。
(やはり、利休にはなにかある、ダビンチに似てる)

もちろん、最初に習った袱紗さばきも、
その人のキャリアが判るという位大事な基本の基。

【5月のお稽古】包み袱紗のお点前

2012年05月27日 | 習い事:茶の湯始めてみたら・・・
【包み袱紗のお点前】
今日は、中棗を袱紗で包んで、濃茶点前でした。
初心者の私はよく判りませんが、
諸先輩方は、袱紗で包んだり解いたり、ああしてこうしてと・・・
濃茶を2人分とか、かき出すとか、確認して、お稽古開始。
 
3回3人が同じお点前をして、見稽古。
 (濃茶が美味しく感じ始めた、ようやく一年目)

  ■お茶碗は3種、志野、京焼きの柳にツバメ、アジサイ、
  ■茶杓:表千家即中斎好み、源氏絵巻12ヶ月より、5月
  ■蓋置き:沢蟹
  ■香合は、いかだに青紅葉
  ■主菓子:鶴屋吉信のあゆ
  ■飾り茶器は、黒織部
  □棗は、真塗りの中棗

お薄は、たぶん飾り棚の風炉点前。
 蓋置きと茶杓を飾って、道具の拝見まで。

  ■干菓子:松本の銘菓で、歌舞伎の隈取菓子ともいい、
 歌舞伎座でも販売してた、由緒正しい菓子。胡桃が入っている。


茶花は、黒百合、姫ゆり、

【5月のお稽古】風炉のお点前

2012年05月13日 | 習い事:茶の湯始めてみたら・・・
【5月からは風炉に・・・】
先月まで「炉」でした。今月から「風炉」です。

お茶には、炉”と”風炉”という2種類がある。
風炉は夏季 5~10月に、炉は冬季 11月~4月に使用する決まり。
更に厳密に、〔立夏から立冬まで〕と教えて頂きました。
立夏は、5月5日辺り。

濃茶
 ■茶器:白薩摩焼(菖蒲文様)
 ■茶碗:刷毛目(李雅子作 すごい!)・青楓(京焼)
 ■茶杓:裏千家5代作
 ■お詰め:伊藤園の
 ■主菓子は、美濃忠の「初かつを」
  

薄茶
 ■棗:一閑張り(柳文様の金蒔絵)
 ■茶碗:刷毛目(李雅子作)・青楓(京焼)
 ■茶杓:表千家12ヶ月のうちの5月
 ■お詰め:伊藤園の
 ■干菓子は、鎌倉の貝2種

お軸:草緑山青
茶花:7種類(雪ノ下、海老根、なでしこ、かたばみ、笹、
       小松菜の花、

着物は何を着たらいいのか?
皆様の着物は、楓文様、牡丹、三社祭などを意識したチョイス。
まだ5月は、袷のお着物だと聞いたその日に
帰りの電車の中、紗の羽織姿を見て、早すぎるのも変でした。

さりとて私は、いつもの練習着ですが・・・
半巾帯くらい春らしい色にしたくなりました。
鼠色の紗らしき着物ならあるんだけどなぁ・・・紗は7、8月!

【宝鐘草/ほうちゃくそう】~茶花~

2012年05月01日 | 習い事:茶の湯始めてみたら・・・
【宝鐘草/ほうちゃくそう】
昨日のお稽古で茶花に使っていた、宝鐘草を調べてみた。

名前を聞くのも初めてだし、
実際のお花をこんな間近でみるのも初めてである。
  

ユリ科(チゴユリ属)の多年草。
お寺の軒下の鐘の形に似ていることが名前の由来らしい。
お茶の席に好まれそうな花材だ。

単色の葉と同じ緑花は、洋花でも今人気の色目だ。
緑の菊などとてもモダンだ。

【モンペと自転車と着物】

2012年04月30日 | 習い事:茶の湯始めてみたら・・・
【モンペと自転車と着物】
稽古に行く日は、着物、なのに最寄駅へのアクセスが悪い。

自転車しかない。でモンペを思いついたが、
見た目がNGだろうとワイズの黒コートを羽織っていた。
「ブーツにリュック姿」襟元も判らない様に、マフラーをして、
今までは・・・。

ところが昨日は暑かった。
さあどうしたものかと、探していたら
薄手のカルバンクラインの生成り色があるではないか。
これしか思い当たらない。ぶかっとしているので着物向きだ。

とりあえず着物を隠してブーツを履きお稽古に向かった。
でも、これからの季節、何か考えなくては・・・
夏用モンペでも作るかなあ、いや上物、着物隠しのそれが先だ。
いっその事、お稽古場まで、自転車で行っちゃうか

(カルバンクラインは、自転車のどこかにからまり、裾が黒く汚れた)

【4月のお稽古】茶箱点前/卯の花

2012年04月29日 | 習い事:茶の湯始めてみたら・・・
【茶箱点前/卯の花】
今日は、皆さんお休みで3人だけのお稽古です。
卯の花は、一番簡単な茶箱点前。平点前?

 ■茶花:宝鐘草
 ■菓子:蛤の最中(皮と餡が別々になっていて、使う寸前に合わせる物)
 ■香合:水鳥

  

前回、初の茶箱点前を経験しているので、
少し気が楽かも・・・と思いきやなんのなんの。
すっかり忘れています。
一年に一回のお点前ですから、覚えたと思ったら記憶のかなたに~

それよりも基本の足運びがNG!連発
また、最初の最初、右足で立つ所を左で立っていました。
だから、足運びが合わなかったのだと、今頃。
印象に残ったのは、平棗の扱いと茶勺の扱いと小袱紗の扱い。
(初めての手の動きだったり、発見満載、日本人で良かった)


【神田川の桜】

2012年04月09日 | 習い事:茶の湯始めてみたら・・・
【神田川の桜】
今年のお花見は、神田川のそぞろ歩き。
昨日の日曜午後の1時から5時まで、お茶のお稽古をして、
着物のままで、5人のお花見。


本当にこれでもかという桜並木。500m以上続いてる。
川側に下がる様に枝が伸びていて、なんとも幻想的。

この画像なんか携帯で撮ったとは思えない出来栄え?でしょう。
というかこの2枚しか撮ってなかった・・・

ほとんど近所の方らしく、混雑も無く優雅にまったりと桜の下を歩く。
地元の住人の案内があってこそ!
所要時間約1時間弱、帰りは荒川線の都電で最寄り駅まで。

丁度お腹も空いたころ、地元一押しの上海料理を・・・
6時に予約を取ってるなんて、さすがだ。

【4月のお稽古】茶箱のお点前/たぶん花点前・・・

2012年04月08日 | 習い事:茶の湯始めてみたら・・・
【茶箱のお点前/たぶん花点前・・・】
本日のお稽古は、茶箱でした。
生まれて初めて見たものを、これまた初めて習うという。
そんな訳で、先輩のするお点前での菓子の画像のみ、

 ■いつもの鶴屋吉信、銘は「春の流れ」
 ■香合と敷物:鴨か鳥で、波紋文様の敷物


あとは、他の方々のお点前に必死で画像どころはなく・・・
毎回の事ながら、一年に一回だけするお点前、
たぶん「花点前」。
他の方々は、茶碗が2つだったり、杉板を使っていたりのお点前。

「卯の花」とか「雪点前」の単語も飛び交っていた。

それにしても、よく出来たお手前で、
道具をしまう所作も理にかなっている。
(お茶碗を箱にしまう時の親指の位置が印象的)

【肌襦袢と腰紐】

2012年04月02日 | 習い事:茶の湯始めてみたら・・・
【肌襦袢と腰紐】
お茶を習い始めて、丁度1年になる。
そして、着物も・・・

毎回色んなことが起こる訳です。
帯が解けたり、お稽古しているうちにお引きずりになったり、
とにかく、一応着付けを習ったのですが、
今思うと掃除したり、洗濯したり出来ない、よそ行きの着付けでした。

普段から着物を着る方と接するにつけて、
まず、小物が違う。一番驚いたのは、腰紐&肌襦袢。
それから、補正をほとんどしていない。

他にも色々ありそうなのです。
4人いたら、4人とも違っているのだから・・・

洋服を一枚も持っていない方の秘密をしりたいのです。
(今時分着るコートは、軽い化繊が良いそうですよ!)

【3月のお稽古】吉野棚のお点前

2012年03月25日 | 習い事:茶の湯始めてみたら・・・
【吉野棚のお点前】
吉野棚は、丸窓の様な棚。
とても色っぽい棚だと思う。

  

 ■茶入れ:肩衝
 ■お茶碗:井戸茶碗、清水焼の桜文様、
 ■香 合:蛤
 ■掛け軸:魚行水濁(うおゆけばみずにごる)禅語
 ■茶杓:表千家12ヶ月の3月、
 ■茶菓子:桜の気味時雨 
 ■茶花:椿と山吹

薄茶点前は、平棗の扱いを習う。

その他に、着物の着付けを習った。
補正しない着方と着付けの道具の紐や伊達締めについて
教わった。(肌襦袢を買わなくては・・・)
そして、紐は、売っていないので縫うしかない。

着付け教室とは、まったく違うから、驚きだ。
何十年と着物を着て、その姿も粋なので、説得力がある。
これでまた一歩、着物達人へ近づいている。