松岡徹の「一生懸命」

日本共産党・熊本県議「松岡徹」の日々の体験・活動、「県政だより」などを発信します。

「コクリコ坂から」

2011-07-28 13:43:33 | 日記

 映画好きの私にとって、半年以上映画館に行かなかったのは、それなりの年齢になってからは、初めての半年でした。4月の県議選・市議選、選挙が終わったら、6月議会の一般質問準備など、「映画館に行く」時間、もっと言えば気持ちに余裕がなかったのかもえれません。

 妻と久しぶりに見に行った映画は、ジブリの「コクリコ坂から」でした。ジブリの作品は、いつも見終って気持ちが良い。脚本を書いた宮崎駿氏は、年代設定を「1963年頃、東京オリンピックの前の年としたい」と書いています。私が高校生だった頃と同じです。幾つものシーンで共感することが多かったのもそのせいかもしれません。

 監督は、駿氏の息子、宮崎吾朗氏。監督の(パンフレットの一文の最後の文章)「海ちゃん、俊くんたちが生きた1963年という時代。あのころの空は広くて、上を向いて歩くことがで来たのだろうと思う。今、僕らの空を覆うものは多くて、広く見えない。けれど登ってさえいけば広い空は相変わらず、そこにあるはずなのだ。今は、スクリーンの中の海ちゃんと俊君がこう言っているように思える。『あきらめや、打算からは何も生まれないんだよ』と」ーの思いが伝わる映画でした。若い世代にも、我々の世代にも見てほしい映画です・


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