--Katabatic Wind-- ずっと南の、白い大地をわたる風

応援していた第47次南極地域観測隊は、すべての活動を終了しました。
本当にお疲れさまでした。

ドーム隊帰還!

2006-02-12 | 南極だより
「しらせ」の出航に気を取られていて、アップが遅くなってしまいました。
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2006年2月11日(土) 曇り時々晴れ ドーム隊帰還!

午後の便でドーム隊が昭和基地に帰還した。
皆、顔が真っ黒なのが印象に残る。

が、明日は夏隊が昭和基地を離れしらせに戻る日だ。
つかの間の再会。
46次の残っていた隊員はドーム隊との再会が嬉しそうだ。
なにはともあれお疲れ様でした。

夕食はこれまでスペースの関係から46越冬&47夏隊、47越冬で時間をずらして分けていたのだが、今日は鍋にして全員が一緒に食べるようにした。
けれど46次は46次で固まってしまった。
一緒に食事を割り当てた意味がなくなってしまったが、久しぶりの再会なので仕方あるまい。
明日にはレクリエーション係主催でお別れ会が開かれることもあり、この企画は少々無理があったかもしれないなぁ、と思った次第でした。


<日の出日の入> 
日の出  3:40
日の入  21:28
<気象情報>
平均気温 -2.6℃ 最高気温  -0.1℃(1321)最低気温 -5.3℃(0447)
平均風速 3.9m/s
最大平均風速  6.4m/s 風向E(0300)
最大瞬間風速   8.1m/s 風向ENE(0254)
日照時間 5.4時間

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ずっと気になっていたドーム隊の帰還、本当に「しらせ」の出発ぎりぎりでしたね。
おかえりなさい!!
無事に戻られて本当によかったです。
昨年報道された他国の観測隊の遭難事故以来、私自身がかなり心配性になっているようなのです。
S16の見返りデポ台までは、「3028.52mの氷」を抱えて帰ってきたのですよね?
どうやって持ってきたのか気になるところですが、ドームふじに比べたら気温が高くそりに乗せたら融けはしないかもしれないけれど、どうなんだろう?
冷凍庫を積んでいる??そんなことはないかな。

気になったのは日焼けのこと、昭和基地と内陸では日焼けの仕方がどのくらい違うのでしょう?
もちろん個人差があるので顔を見ては決められないのでしょうけれど、紫外線の量とかアルベドの高さとか・・?
しかも昭和基地では夏作業で外に出ている時間が長いのに対して、ドームふじは地下?で掘削作業の時間が長いのですよね?
それとも陸送中の作業で日に焼けてしまったのでしょうか?

ともかくこれで、46次隊も47次隊もみんな揃いましたね。
お帰りなさいと書く前に、すでに今日の夕方に「しらせ」は出航してしまったので、なんかおかしな感じです。

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