--Katabatic Wind-- ずっと南の、白い大地をわたる風

応援していた第47次南極地域観測隊は、すべての活動を終了しました。
本当にお疲れさまでした。

無事故で・・

2005-10-10 | Weblog
今日、10月10日は南極観測隊にとっては忘れられない事故のあった日です。
1960年の今日、ブリザードの中を他の隊員と2人で基地の外に出た(何をしに出たかは、調べましたが書いてあるものによってまちまちでした)福島紳隊員が遭難したのです。
遺体が西オングル島で見つかったのは7年4ヵ月後だったということです。
日本の観測隊で亡くなったのは福島隊員1人だけなのだそうですが、先日のアルゼンチン隊のクレバス転落事故でも、チリ隊のクレバス転落事故でも死者が出てしまいました。

昨年は今日、昭和基地を出発予定だったドーム隊は、ブリザードで翌日の出発になったそうですが、今年はいつ出発なのでしょうか。
46次隊のドーム隊にあわせて、今月の末には本隊より先に、第47次隊のドーム航空隊が出発し、ドームふじに向かいます。
どちらのドーム隊も、よっぽどのことはないと思いながらも「無事に・・」と願わずにはいられないのです。

第47次日本南極地域観測隊員出発まで、あと49日

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