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6.24全体会議について  カジノだけが争点ではない

2017-06-27 02:27:45 | tweet
今、「公共」が利潤追求に狙われています。交通が民営化されたら、採算の合わない赤字路線は廃止され、市民の移動手段が奪われます。「水」が民営化されたら水源地の保全もままならなくなります。安心して飲める「水」が奪われます。

ましてや今でも低賃金で働いているのに、もっと低賃金の「派遣労働者」「契約社員」「非正規労働者」にとってかわられ、大量の低賃金労働者を生み出すことになります。今でも「給食」「保育園」の民間委託で過酷な労働現場になっていて、保護者も不安を抱えています。ましてや、病院の民営化も取りざたされています。市民生活の公共が壊されています。これ以上壊さないで下さい。

伊藤さんが「公共」を復活する公約を掲げれば支持します。期待しています。



待機児童ゼロのはずの横浜市でも #保育園落ちた 悲痛な声「詐欺では?」そのカラクリは

http://www.huffingtonpost.jp/2017/02/06/hoikuen-ochita_n_14633298.html






核と基地と神奈川県 横浜・横須賀・鎌倉・川崎・相模原など
http://blog.goo.ne.jp/jannmu/e/43a5b0009435283dfd4bd73ae2ead5cd









6.24緊急全体会議

横浜市長選に臨む態度、方針を討議、確認
――「候補者に求める基本政策」合意のうえ、伊藤大貴氏応援へ

6月24日、市民連合横浜☆ミナカナは上記案件について緊急全体会議を開催し、活発な討議・議論の上、「横浜市政を考える市民懇談会」の到達点を踏まえ、横浜市長選を市民と4野党・政派の共闘で戦う、その候補者は伊藤大貴氏であり、基本政策について合意でき次第、伊藤氏の勝利を目指して全力で戦うことを確認、態度決定しました。

議論は伊藤事務局員の「反カジノ、中学校給食実施を掲げる候補は長島氏も同じだが、長島氏は‟孤立無援“の闘いであり、伊藤大貴氏は野党共闘での闘い、この違いを明確に押さえた論議をしていただきたい」と補足提起があった。
その上で
〇提案は「伊藤ありき」のように見える。伊藤氏のことはよくわからないが民進党の中にある「小さな政府」論は水道事業の民営化もあり、反対だ。伊藤支援でやる気はない。
〇市民連合横浜は設立趣意書が3つの基本的課題を市民と野党の共闘推進で、となっている筈、民進党は自主投票であり、社民党も自主投票、野党共闘はできておらず、野党共闘推進に反する。
〇民進市議団は伊藤氏も含めてハマ弁に賛成している。林市政を倒すには市政の理念を明確にすることであり、そこをどう考えるか見えない。
〇市民の要求は多々なのに何故3つの緊急課題と5つの目標に絞ったのか。
〇新潟方式の提案者の「候補者に100%好感はありえない、悪さ加減の相対化、選択が大事」との提起で市長選にも関心を持った。
〇新潟県知事選の闘いに続き、市民の大筋の流れをつかんだ闘い方が重要だ。民進党は新潟と同じであり、しっかり野党共闘の流れを掴んだ闘いができれば、今がチャンスといえる。
〇長島氏については彼の闘いも反カジノ、中学校給食実施であり、一緒に戦おう、そして勝利しようという話し合い方が大事ではないか。一度はこちらの集会に招いたこともあり、礼を尽くした対応をすべきだ。
などの意見が出された。
提案者からは
① 伊藤氏の考えを「小さな政府」論と決めつけはできない。中学校給食実現は子どもの育ちに財政投入するということであり、この姿勢は全ての市民の生活基盤確保という、市政が市民生活の安定、向上に寄り添い、責任を持つということにも繋がるもの。
② 民進党の自主投票態度決定は4野党共闘否定ではなく、反カジノ、中学校給食実現を目指して民進党内の勢力が活動する自由を確保した、ということであり、変則ではあるが4野党共闘の態勢ができたものと考えて共闘を拡大していきたい。社民党は自主投票の態度(?)の模様。
③ 基本政策は他の市民要求を取り上げないということでなく、統一候補が自公、連合の組織に勝利するには市民と野党共闘勢力が一致し、選挙の争点を誰でもわかるように明確に市民に提示するという観点で合意・作成されたものであり、統一候補が勝利すればその後協議し、実現を話し合っていける、と整理したもの。

討議の途中で街宣中の伊藤大貴氏と真山勇一参議院議員が挨拶に訪れたので、両氏のあいさつを受けた。

伊藤大貴氏
① 3期10年市議をやり、子どもたちに横浜を故郷と思えるような街として残したいとの思い。
② 何故反カジノかといえば、ヨコハマの街には違うということ。時間がないのでこれ以上触れない。
③ 中学校給食問題は、10年前の市議会では口にしただけで”愛情弁当だ”とヤジられた。議会の状況は随分と変わった。何故中学校給食が進まないかといえばトップの意見、決断の問題と考える。
④ 実施は簡単ではない、財源問題がある。今の横浜は少子高齢社会で人口減に入っている。そうした中で長い米軍横浜占領から市内の法人が少なく、市税は個人の納税比率が高いが、人口減少で税収が厳しくなる中で、社会的インフラ更新も必要となっている。こうした中での給食実施には財政の効率的運用が必要であり、党派を超えた合意が必要である。
<質疑>
―インフラ整備、上下水道民営化論については?
答 社会的インフラを民営に頼ることはそぐわないのではないか。市政としてはサービス水準を確保していくことは大事だ、民営化は現実的でないと考える。
―働き方改革、1000円最賃制をどう考える?
答 横浜での雇用拡大が重要。女性のM字型は横浜では大きいが、雇用の場がないことが問題。今、公共空間を使った地域づくりが問題となってきているが、保育園を整備し、雇用を拡大し、担税能力を持った世代が増える取り組みが重要。そのためには子育てしやすい環境整備が必要。
自治体は2元制であり、約束したこと以外は是々非々だ。戦う相手は自民党ではなく林市政だと考える。
―教科書採択については?
答 各区毎採択決定から、全市一括採択としたが、元の採択方式に戻すことだ。
―歴史修正主義についてどう考える?
答 先の戦争については随分と考えたが、明快な答えを得ていない。政治信条がどうあれ多くの犠牲者の上に今日がある、若者たちの夢、希望を戦争は断絶した、彼らが今の社会を見たときどう思うかということを考える。政治家はあまり評価せず、歴史家の任せるということもあるのでは。

<真山勇一参議院議員>
① 連合が市民を向かず組織を向き、林市長は自公、連合推薦となっている。これに対し市民選挙として戦うことを考えている。
② カジノはスタートしたら止まらない、この認識が一番重要だ。林市長は、今は白紙と言っているが選挙が終われば元に戻る。カジノ事業費3000億円、税収300億円といってるが、カジノはギャンブルで何の価値も生まない、街を荒廃させ、経済は回らないのではないか。カンウオンランド調査では事業者自身が、街中でやるものではないと言っている。横浜は国際都市、多様な都市であり、観光都市としても魅力ある都市だ。山下埠頭の跡地はアイデイア次第で十分魅力的なものになる。
③ 公営事業はメンテが大事であり、検針、料金徴収等は工夫しても民営化はなじまないのでは。今国会で水道法、種子法が大した議論もなく通ったのは問題という認識。
④ 林市長は調整型で、調整できないとやらない。中学校給食を実現し、待機児童2000人の解消をやるべきだ。
⑤ 「市長候補者に求める基本政策」については候補者と検討しているが、私はほぼ同意する。こうしたものは基本が大切であり、私には違和感はない。急いで結論を出せるようにしたい。

<討議再開>
〇カードは切られている、変えることはできない。賢くなることが求められている。勝つ候補者を決めよう。
〇候補者問題は関係ない。市民の市長をつくる会、市民連合として発展させればよい。自主投票でよい。
〇勝てれば新潟に続くことになる。
〇野党共闘の前哨戦と考える。連合は向こうに行っても間違いは正すことは市民の声である。
〇今まで5:1で負けており、今回勝つような戦い方をしようということでここまで来ている。市民と野党の共闘で戦う態度を明確に決めて、早く態勢をつくるべきだ。
〇林市政を早く終わらせ、安倍政治に打撃を与えよう。伊藤氏を推す。
〇なぜ伊藤なのか明確にすべきだ。その判断が重要と考える。
〇野党共闘でやるべきといってきた、出来なければ意味がないくらいの思いだ。新潟方式での戦い方を。林支持の連合傘下の公務員4単組は我が身を守る、そこだけは市長に守ってもらうという姿勢だ。滋賀県知事選の経験も考えるべきだろう。

以上の論議を受け、提案者は
① 何故、伊藤氏なのか長島氏でないのかというのは、長島氏では市民と野党の共闘態勢ができないということ、勝つ闘いをやるには市民と4野党・政派の共闘を明確にし、さらに支持を広げること。長島氏にはこうした戦い方に理解を求め、協力をお願いする、礼は尽くすべきである。
② 市民連合横浜☆ミナカナは市民と野党共闘で戦うことが市長選勝利につながる闘い方である、市民懇談会の基本政策を支持し、伊藤大貴氏と合意が取れ次第、全力でその勝利のため行動することを確認する。
③ 各選挙区に「市民選対」を、との提起は市民連合横浜単独でということでなく、「市民の市長をつくる会」などの市民団体、大きな力との連携によるものであることは当然のことである。
④ 伊藤大貴氏との政策合意を前提に、市民団体が中心となった選対態勢を準備し、7月8日の高島屋前街宣等の準備に入る。
と、時間がない中でしたが、緊急全体会議のまとめを行い、全体の確認と了承を得ました。

なお、緊急全体会議終了後の事務局会議は上記まとめを到達点として確認し、今日の参加者30名弱以外の皆さんにも報告すること、行動準備に入ることを議論、確認したことを併せて報告します。

以上、よろしくお願いします。
(文責 事務局小川)
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