日本の底が抜けてしまったような今、

国会の議席配分を変えよう
現在、衆議院では与党（自公）が議席の67%、「隠れ与党」といわれる維新を含めれば与党系が７割を占めています。このため、国会では十分に審議されずに与党の賛成多数で物事が決められてしまう、不健全な状況が続いています。これを変え、まともな議論が行われる国会にするには、それぞれの選挙区で立憲野党の候補を勝たせて国会の議席配分を変える必要があります。

 

流れは変えられる
実は自民党や公明党の支持はそれほど多くありません。衆院選の小選挙区制度では各選挙区で１人しか当選しないルール。野党がバラバラで票が割れてしまうと、自民党が有利になるしくみなのです。

たとえば2017年衆院選では、自民党は小選挙区の議席の4分の3以上を占めて圧勝したものの、得票数は49%。投票率は54%でしたから、全有権者のうちで自民党に入れたのはわずか26%だったのです。野党がまとまれば、大きく形勢が変わります。

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⑨Progressive! Channel　中野晃一

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