“闇色すなふきん”邪々丸の部屋

日々あったことを話のタネ、むしろネタに。
ネタにされた人は笑って許してやってください。

山から来た挑戦者

2007-09-26 21:56:47 | WordsOfDarkness/雑記
こんばんは、微妙に昨日の続き、邪々丸です。

えー、昨日は「名作ほど読まれない」ってことで、『巨人の星』原作の話をしましたが…。
今日はアニメ版の話。
漫画、アニメをすべて見た人も少なかろう。
当然俺は全部見ました。

さて、アニメ版。
まあ原作つきのアニメってのは、少し話が変わっていたり…。
アニメ版のオリジナルな回があったりするのが普通です。
当然、『巨人の星』のアニメもそう。
つーか今回のタイトル見て、ノートンあたりがほくそえんでそう。

では、ひとつ目。

>「迷いの失投」

この話は飛雄馬がまだ高校生の頃。
ちょっとした試合で…。
相手選手の両手を再起不能なまでにボロボロにしたところから話が始まります。
彼は皆に慕われ、尊敬される高校球児。
その兄の夢を奪った飛雄馬を、弟は許しちゃおけません。



正面は崖、後ろは林という素晴らしい立地条件の場所に、飛雄馬を呼び出します。

「いったい次郎君は、こんな場所に呼び出してどうするつもりだろう?」

そんなん決まってるじゃないですか!

そんな飛雄馬に次郎君の声がどこからともなく響きます。

「次郎君!次郎君!どこにいるんだ!」

あたりを見回す飛雄馬。
後ろの林を見上げてみます。



そんな飛雄馬に次郎君は言います。

「ははは!猿じゃあるまいし、そんなところにいるか!!」

…。

そりゃ、そうだ。
飛雄馬ちょっと焦りすぎ。
で、この後ですが…。
次郎君は飛雄馬を崖下に叩き落そうとします。
ファイト1発な感じでピンチの飛雄馬。
そこにタイミング良く、異変に気づいた兄が駆け寄ります。

「やめるんだ次郎!」

…で兄貴は弟にたいして。

「これ以上やるというなら…」

…。


「俺は…」

「お前との縁を…」

「きる!!」

…。

えー、静止画だと分かりづらいんですが…。
ものすごいオーバーアクションで縁切り宣言します。
「クロス縁切り」と命名しました。


(↑「クロス縁切り」の構え)

ま、この後は結構なぁなぁで話が終わります。

…。

……。

では、もうひとつ。
つーか、こっちが本命。



>「山から来た挑戦者」

…。

なんつーかね。
このタイトル見ただけで、こみ上げてくるものがあります。

さて今回は、ある田舎で特訓中の飛雄馬たち。
そこで何者かに部員が闇討ちされるという事件が起こります。
あ、一応言っておきますが…。
犯人は次郎じゃありません。
では、犯人…。



背後から近寄り、当身を一発入れて気を失わせる。



その後、拉致。



次の日の朝、被害者発見。
手馴れた動きだ、もしや北朝鮮のスパイか!?
ま、こいつが「山から来た挑戦者」なんですがね。

…。

で、「山から来た挑戦者」の正体なんですが…。
飛雄馬の女房役である伴宙太が、柔道をやっていたころのライバルです。

 
(使用前→使用後)

つーか、変わりすぎだ「山から来た挑戦者」。
ま、彼がこんなに変わってしまったのには当然理由がありまして…。
伴に負けたんで、山篭りして特訓したんですよ。

…。

そりゃキツイ修行でした。



木の枝の上を飛び移り…。



滝に飛び込み…。



大木を相手に背負いの特訓…。



手刀で岩を叩き割る特訓…。

…。

え?柔道じゃなかったっけ?



今では飛来する硬球を手刀で真っ二つにする腕前に…。

…。

……。

つーか、何の特訓してたんだよ!
色々と間違ってんだろ!「山から来た挑戦者」!!
空手界のリーサルウェポンになってるじゃねぇか!!

…。

……。

ま、そんなんで正体も割れまして…。
「伴が柔道を捨ててまでやる野球というものを見せてもらおうか!」ってなことで…。
「飛雄馬vs山から来た挑戦者」で野球対決となりました。

…。


レッツ・プレイ・ベースボール!!

…。

……。

もう、どっからツッコミ入れたらいいか分からねぇ…。

えー、まあ説明しますとね。
「山から来た挑戦者」にとって野球というのは…。
「お互いボールをぶつけあって、最後まで立っていたほうが勝ち」というような格闘技らしきものです。
つまり拉致られた部員は、強制的に野球という名の得体の知れないものをやらされていたってことになります。
もうちょっと常識持とうよ、山から来た挑戦者…。

…。



ま、そんな馬鹿も、バットへし折る剛速球にノックダウン。
野球部の平和は守られました。

…。

……。

俺はアニメのオリジナル・ストーリーで「山から来た挑戦者」が一番好きです。

最新の画像もっと見る