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MAKO’s日記

身の回りでの出来事

ワイヤレスマイク・レシーバ

2006-10-25 22:00:00 | PA

●しばらくでした。
 何だか、力が抜けちゃってます。
 これではいかん!!と言うことで、先日もらってきたジャンクのレシーバーを再び眺め始めました。

 YAMAHA  Diversity Receiver YM8 という製品です。
 前回は、ろくすっぽ調べもせずに、ヘッドフォンからノイズは出るが音声が出ない、ということで、NE575D というICが悪いのではないかと、勝手に思っていた。
 で、この NE575D について調べてみた。
 NE575D  Low voltage compandor と書いてある。
 Compandor って何? 調べてみると 圧縮/伸長回路 とある。
 さらに調べると
 「コンパンダ:ダイナミックレンジおよび信号対ノイズ比を改善する圧縮および拡張の両方を使用する信号処理技術。
 アナログアプリケーションだけでなくディジタル、PCM、伝送で使用されるため、Dolbyはコンパンダベースのノイズ低減システムの一般例。」
 何だか日本語がおかしいが(I-net ってこういうのが多いと感ずるのは私だけ?)、どうも小さい音は大きく、大きい音はそれなりにして、レベルを一定に近くするもの、のようだ。

 そういえば、最近のCD(音楽)は、いかにも音を圧縮してます、と主張?しているものがとても多い。
 音楽が自然じゃない。人工的な匂いをぷんぶんさせていて、嫌な感じがする。と聞こえるのは、私だけかなーー。
 かわいそうなミュージシャン達…、それとも、ミュージシャンがそれを要求しているのかなーー。

 さて、NE575D の各ピンの状況が分かったので、このICの入力にあたるピンをドライバーの先でつついてみると、みごと?にヘッドフォーンからノイズが出てきた。
 ということは、NE575D は正常だった。

 では、何が悪いのか…
 ブロックダイヤグラムも無ければ、回路図も無い。
 回路構成は、IC のつらを見て想像しなければならない。
 NE575D の左側に MC145152FN2 というICがある。
 これを調べたら PLL Frequency Synthesizers となっていた。
 ここで、電波を発信させて、受信した電波と混合して、10.7MHz くらいに変換してるのかなーー。

 きょうは、ここまでしか分からなかった。
 もう少し組んである回路を見なくてはならない。
 どうも、プリント基板の裏側にも回路が組んでありそうだ。
 表についているICの数が少なすぎる。

 ねらい目は、NE575D の前のICを見つけないといけない。
 なかなか、骨が折れそうだ、と同時に、ちょっとした充実感がある。


ワイヤレス・レシーバー ATW-R92