●父の状況は、結構、調子が良い。
実は、先週金曜日(4/20)に腸ロウのチューブが5センチくらい抜け、大騒ぎになった。
訪問看護士が仮の処置をしてくれた。
そのおかげで、元通りに介護できていた。
今日は、腸ロウの検査をする、ということで、病院へ行った。
といっても、私は仕事があるので、母が付き添った。
結果、問題無し。
よかったーー。
父が家に戻って11ヶ月。
来月29日で、1年にもなる。
戻った当初は、3日で病院に来るだろう、との憶測が流れていたらしい。
しかし、3日経っても、1週間経っても、はては1ヶ月経っても戻ってこない。
ということで、どの先生方も不思議がっているようだ。
いつまでこの状態が続くのか? いい意味でも、悪い意味でも……
私の気持ちは複雑…
●今日は、何だか全てのことがマイナスにしか捉えられない。
世間話も少ししながら仕事をするのだが、今日は何だか変だ。
丸岡に地下道が3ヶ月も前から完成いるのだが、なぜいつまでも通さないんだろう、という話が出たとき、私は、役人の自己満足だ、等と言ってしまった。
また、父の状況の話になったとき、話ができるといいのにね、と言う話のときには、もし話ができていたらいろいろ文句が出るだろうからとっくに切れてしまって、うるさい、と言っているだろう、なんてことを言ってしまった。
内心、ばかやろう、人のことなんか分かっていないくせに…、なんて思っている。
仕事が一段落して休憩をしている時に、はたと、俺はおかしい、と思った。
何だか、人がバカに見え、何を言っても通じない、などと考えている。
おかしい!!
妻にこのことを話したら、何かストレスが溜まっているんじゃない?、と言われた。
確かに、何かいらいらしている。
何事もうまく行かないような気になっている。
家に帰っても、食事が面倒になってしまった。
妻と一緒に少し食べているからかもしれないが、何だかめんどうに感じる。
焼豚をかじりながら缶ビールを飲んで終わった。
どうにもやりきれない。
今度は自分の部屋で焼酎を飲みながら、レコードを聞いている。
ベートーヴェンの交響曲第6番「田園」。
昔からのお気に入りだ。
おもむろ?に、レコードをプレーヤーに置き、針を置く。
ん!?、何か音が変。
嫌に低音がぼやぼやする。 コントラバスが何を弾いているか分からない。
さては、酒に酔ったか??
我慢して聞いていると、とたんに右チャネルの音が途切れる。
アンプのソースセレクトをゴリゴリこじったら、うまく出るようになった。
何だか、不満なうちに終わってしまった。
次に、ドヴォルザークの交響曲第8番「イギリス」を聞いてみる。
これもお気に入りで、ジョージ・セルの指揮でクリーブランド管弦楽団が演奏している。
これ以上の演奏は聴いたことがない。
間といい、音の透明さといい、言うことがない。
今流れているが、実に良い。
変な話、こんないいものを知らない人は不幸せだと思う。
で、この後に入っている、スラヴ舞曲第3番と第10番。
これも、大変リズミカルで、聞いていて、うきうきする。
ちなみにレコードは、東芝EMIのEAC-70174である。
では、ゆっくり鑑賞する。
こんなことで、イライラが解消されればいいのだが……