MAKO’s日記

身の回りでの出来事

母の腰が 不安

2009-05-20 22:35:31 | Weblog

●母の腰の状態が確実に悪くなっている。
 今週に入ってから、毎日、病院へリハビリに行くようになった。
 今までは、火・木・土の三回であった。

 今日、改めて、状況を聞いてみると、痛みが増してきてつらい、ということである。
 明日、整形外科にかかり、主治医に相談してみるから、付き添って欲しい、ということになった。

 状況によっては、手術、ということが濃厚になってきた。
 必ず治るわけではないようで、一か八かのかけである。
 年がいけばいくほど、体力が衰え、最悪は手術不可の可能性も否定できない。
 と考えると、今回の機会に手術をした方が良さそうだ、と考えている。

 一難去って、またまた一難。

 … ある程度、想定はしていたが … ちと早い …


手紙

2009-05-19 22:09:44 | Weblog

●妻宛に県立病院へ手紙が届いている、と連絡を受けて、2週間弱。
 やっと、久しぶり?に、県立病院の緩和ケア病棟へ行った。

 18時、呼び出し鈴を押すと、しばらくして石川看護士が対応に出てきた。(おっと…、無用な詮索はしないで頂きたい!)
 懐かしかった。
 入院病棟にいた頃から、ちょくちょくお世話になっていた看護士だった。 わりと、あっさりした人である。
 とりあえずの言葉に詰まった。
 懐かしさと、ちょっとした無念さと…、その他、いろいろ…
 涙を見せている場合じゃない。(俺は涙を見せない!…)
 「大変お世話になり、ありがとうございました…」
 「急で、大変だったでしょう。 少しは落ち着きました?」
 ちょいと笑顔で、「まあ、こんな調子で…」
 「ああ、よかった。」
 「タイツ、探しているのですが、ちょっと、まだ見つかりません。もっと、よく探して、きっとお返しします。 手紙が届いているというので受取りに来ました。」
 「あ、誰か、連絡したんですか?」
 「はぁ、連絡がありまして…」
 「あ、手紙はこれです。 タイツは急いでいないと思いますので、見つかってからで良いですよ。」
 「はい…」
 「気を落とされずに、がんばってくださいね。」
 「あぁ、ありがとうございます。」
 「きっと、探して、お返ししますので…」
 「はい、気をつけて…」

 おおむね、こんな会話だったような…
 妻が亡くなった部屋をもう一度見たいような気がしたが、… 飲込んだ。 見たって、どうしようもない。

 「では、失礼します。 ありがとうございました。 皆さんによろしくお伝えください。 それと、病棟時代にお世話になった、伊藤看護士にも…」
 「もう、退職されましたよ。」
 「もし、お会いする時があれば、よろしくお伝えください。 緩和ケア病棟に移って後も、ちょくちょくと来ていただいたようです。とても、励みになった、と言っていました。」
 「はい、分かりました…」

 という事で、緩和ケア病棟を後にした。

 …

 さて、手紙。
 手紙の主は… 中島さん(おっと…)
 妻が今の局に変わる前の局でお世話になった人…。 同じ地域の人。
 お通夜で、はじめて会った。 気さくな人柄…

 開こうとしたが、手が進まない。
 妻に宛てた手紙…。 俺は読む資格が無い。
 返すべきか?

 ……


 ……

 妻の書類作成、証明書の請求で、頭の中をぐるぐる回っている。
 49日法要の手配も、かけめぐっている。
 うーーん。 何だか、整理がつかない。
 今日、やっと、市役所で死亡証明書、除籍謄本を入手した。
 明日は、郵便局へ行って手続きの書類を提出の予定。
 その他、遺族年金の手配…… などなど。

 何だか、せわしない。

 意思決定が状況についていっていない。

 土地問題も…

 「真」に相談できる人がいない…

 … 妻 だった …


脱力感

2009-05-17 20:36:46 | Weblog
●やっと、このブログを更新する気が少しだけ…

 今日一日、なーーにもしたくなく、ただゴロゴロしてしまった。
 うーーむ。 脱力感、100%。 ちなみに、外は雨…

 49日法要の手配をすべきだが、やる気なし。
 一応、6月20日10時からお経を頂く。 というところまでは決めたが…
 昼食の手配が、どうにもやる気が起きない…
 なんてだろ…

 …

 今日までに、見舞や御参りの人が何人か訪れた。
 ありがたかった。

 が、いろいろ話をしたあと、良い知れぬ寂しさと不安感がのしかかってくる。
 なんとも説明のしようが無いが…

 一応、妻が亡くなった後の心理状態を想定はしていたものの、想定外の部分がある。
 説明のしようが無い部分もある。
 …
 とにかく、やる気が起きない…

 とりあえず、明日はお仕事…


財布

2009-05-09 21:43:46 | Weblog
●新しい財布を買った。
 今までの財布は小銭入れが破れてしまっていた。
 が、妻の持っていた財布だった。
 小銭くらいと思っていたが、きちんと入れておこうと思うと、結構つらいものがある。

 実は、今まで持っていた腕時計が故障したので、先週 修理に出した。
 1500円くらいで直るという。
 その程度の金額なら直そう、という気になった。
 この腕時計は、父が使っていた物だった。

 結果、父の遺品?は残ったが、妻の遺品?は無くなる。
 何だかなあ…


結果

2009-05-03 23:59:59 | 癌性腹膜炎

●妻の癌性腹膜炎、結果が出た。
 5月3日(日)8時51分、妻が亡くなった。
 静かに息を引取っていった。

 昨日、藤の花の写真を静かに見ていた。
 普通の状態だった。 普通の状態に見えていたのかも…

 5月3日の5時頃、お茶を飲んでいた。
 これも普通だった。 でも、普通に見えていたのかも…

 7時頃、看護婦さんが見に来て、声をかけた。 が、反応が無い。
 「おかいしいよ!」と見たが、全く反応が無い…
 息はしている。
 PO2?は80をきっている。

 8時頃少し盛り返してきた。
 が、30分位したら、また下がり始めた…
 酸素の量を上げた。
 何とか、保った。
 が、しばらくして、また下がり始めた…

 実家のお父さんに連絡。「すぐ来て!」
 子供たちにも連絡。「すぐ来い!」

 子供たちは間に合いそうに無い…
 せめて、実家だけでも間に合って欲しい…
 なかなか着かない…

 下がり続けている。
 息が浅くなってきた。  もう、何もできない。 ただ手を握り締めているだけ…

 気がついたら、息が無くなっていた。
 しばらくして、主治医が駆けつけてきた。
 8時51分。 永眠…

 しばらくして、実家が来た。 説明できない…
 病室では、体を拭いていて、入れない。 ただ待つ…

 看護婦さんから「どうぞ…」。
 お母さんが泣き崩れていた。

 私は、ただ呆然…

 とにかく家に変えらなくっちゃ…
 弟に連絡。 「仏間を空けておけ!」

 気がついたら、家に着いていた。
 まもなく、子供の弟が帰ってきた…

 遺体を見て、泣いていた…