( 04/09 撮影 )
函館港を見下ろす元町の高台に佇む“旧相馬家住宅”は、幕末から明治期にかけて豪商・初代相馬哲
平の私邸として明治41年(1908)に建造...。住み手を失い解体の危機にあった建物を平成21年
(2009)に現在のオーナー東出信司さんが引き取って改修を施し、翌年から毎年春から秋にかけて北
海道屈指の豪商といわれた相馬哲平の心意気や生活ぶりを今に伝えたいと一般公開をしてきた..
オーナーの東出さんは高齢で維持管理が困難となり、売却を決め所有権移転の前にこれまでの支
援への感謝の意味を込めて無料での公開をしている..。改修前だから20年以上も前に一度見学
させて貰ったとがあるが、建物には様々なところに和洋建築技術が施され、土蔵はギャラリーと
して函館の文化や歴史を伝える資料が展示されており一見の価値を感じさせられる。新オーナー
は一般公開は継続されるが、土蔵などを一部宿泊施設として改修を予定しているようだが、今後
も“旧相馬家住宅”が重要文化財としての保存と活用されることを願いながら見学させて貰った..
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