釧路を母港とする巡視船「そうや」が函館港に来ているとのメールをもらい、小雨の降る中
を西ふ頭に車を走らせた...。と、函館どつくの船台から大型の“新造船”がゆっくりと港
内に滑り落ちてくる。近くでカメラを向けている方に訪ねると「今、進水式が終わったところ」
とのこと。確かに、“新造船”の船首にはくす玉から出た5色のテープがたなびいている...
函館どつくでは、年に5~6回建造する“新造船”の進水式を行い、一般公開して人気のイベ
ントとなっていた...。ところが、この進水式は新型コロナの影響で昨年2月以降一般公開
は行われていない。今日も、わずかの時間差で港内に着水する瞬間を見損なったが、それ
でも久し振りに巨大な船体が海に浮かぶ姿を目にすることが出来た。でも、軍艦マーチが鳴
り響く中を、轟音とともにゆっくり海に滑り落ちていく“新造船”を傍で見上げたかったなあ...
( ※ 小さな写真2枚は左クリックで拡大する。)