( 09/01 撮影 )
巡視船「つがる」の体験航海を終え中央ふ頭に着岸するとちょうど正午のお昼時..。体験航
海の乗船手続きをお願いした友人に「情報交換を兼ねて、ランチでも一緒に」と、駐車場に心
配のない港町にあるのフェリーターミナルのレストラン・海峡日和に集合。このレストランの
日替わりランチは、600円でボリューム満点、しかもご飯を希望すれば大盛りが無料なのだ
が、残念!! 土・日曜日はランチは休み。「さて、何んにする」と券売機の前に立ち品定め..
色々悩んだが、「人気のセットメニュー」の文字に誘われ、ボリュームありそうと思いつつ
も “塩唐揚げ&ジャンボ海老フライ定食”のボタンを押す..。ほどなくカウンターから番号
を呼ばれ、トレー乗せられたジャンボな海老フライ2本と、赤児の拳大ほどの唐揚げ3個に
野菜が添えられており、その上にタップリとソースをかけさせて貰う。「多いなあ」と思い
ながらも、カリッと揚げられた海老フライに柔らかな唐揚げには箸が止まらず、気がつくと
完食で十二分に腹を満たす。出港するフェリーを見送りながら、情報交換で話は弾む...
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( 09/01 撮影 )
函館海上保安部所属の“巡視船 つがる”による体験航海..。「一度は乗ってみたい」とお願いし
たものの、海には余り強くなく「荒れたら大丈夫かなあ」と心配したが、青空に恵まれ絶好の航
海日和。午前10時、約300人の市民を乗せ函館港中央ふ頭を出航し函館山南端の立待岬付近
までの1時間30分、船上から雄大な景色を眺めたり、船内見学など楽しませてもらった...
航海の途中、函館山沖合の穴間付近で巡視艇「すずらん」とヘリコプター「くまたか」による救
助者吊り上げ訓練が行われる..。要救助者を乗せた巡視艇に上空でホバリングするヘリコプタ
ーから機動救難士がロープを使って船に降下、船上から救難者を吊り上げあげる素早い行動には
“巡視船 つがる”の甲板で見学する乗船者から拍手と歓声が湧く。保安部の職員の方も「こんな天
気ばかりならいいけど」とつい本音も聞かせてくれたが、荒れた海での業務は苦労が多い...
“巡視船 つがる”は、総トン数3,100トン、全長約105mで昭和54年(1975)4月就役、就役当
時から函館海上保安部に配属され、現在乗組員40名でうち女性乗組員は5名..。建造50
年近くになるが、延命・機能向上工事を行っておりまだ4,5年は現役を続けるとのこと。ま
た、“巡視船 つがる”は6月に東南アジア周辺海域で出没が相次ぐ海賊に対応する任務にあたり
また、日本・フィリピン・インドネシア三国合同油防除訓練に参加して7月に帰港した...
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今朝、函館の街に1時間35mmという猛烈な雨が降った...。その雨の影響で市内各所
で道路の冠水騒ぎが起きたという。台風から遠く離れた地域でも大雨の恐れがとの気象情報
を聞いていたが、この函館の街でも?と驚いている。その雨も午前中には上がり、夕方には
青空が広がって、雨上がりの夕陽でもと海岸町船溜まりに車を走らせる。残念ながら、西の
空に横たわる黒い雲に邪魔され夕陽は眺めることは出来なかったが、空に浮かぶ雲が“夕焼
け”を演出してくれ、刻々と変わる“夕焼け”雲が、函館山から吹き出す噴煙にも見える...
( 函館港に係留されている練習帆船「みらいへ」は、明日出港のようだ )
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( 08/28 撮影 )
26日朝、函館港中央ふ頭に3本マストの帆船が入港した..。入港したのは、NPO法人が
所有する練習帆船“みらいへ”で、神戸港を母港に一般市民を乗せ体験航海事業を行っている。
全長約52m、362総㌧と先月入港した練習帆船「日本丸」に比べると同じ帆船とはいえ大人と
赤児ほどの違い。練習帆船“みらいへ”は、来年開催の「大阪・関西万博」のスペシャルサポー
ターに就任し、様々なプロモーション活動を通じ、万博の機運情勢の使命も担っている...
函館港への寄港はその一環?...。甲板で作業をしていた乗組員の方に訪ねると「新潟港での
イベントを終え、横浜港に向かう予定だったが台風10号を避けるため寄港」とのことで、週末
日本海経由で神戸港から横浜港に向かうそうだ。夕食後、夕陽見物を兼ね再び訪れ、ともえ大橋
の上から“みらいへ”と一緒に夕陽を眺め、日没後は夕焼けにの空に浮かぶ帆船をカメラに収める
ことが出来た。練習帆船“みらいへ”の函館港への寄港は、平成30年8月以来で6年ぶり...
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今朝の函館は青空が広がり、“秋”思わせる雲も浮かぶ.。いよいよ8月のお盆も過ぎ、
“秋”の気配が漂い始めるのかなと思いきや、水銀柱は昇り始めると昼過ぎには28℃を
超え、この後も「夏」は居座り続けるようだ。この夏、多くのクルーズ客船を出迎え、
見送りと大忙しだって旧青函連絡船「摩周丸」、この“秋”思わせる雲を眺めひと息つい
ているかも知れない。しかし、「夏」は暫く続くようだ、もう少しの辛抱、頑張れ!!..
( 06.08.01 撮影 )
「函館港まつり」が始まった...。今夜は、函館港まつりの始まりを告げる恒例の花火
大会、今年で69回を数えるという市民も楽しみにしている伝統の花火大会とあって、早
くから大勢の市民が花火の打ち上げられる函館港の各ふ頭に押し寄せている。港内は、日
中の暑さも和らぎ岸壁には海風が心地よく吹き寄せ、絶好の花火日和に恵まれる....
花火大会は、6部構成で函館山の高さまで打ち上げられる大玉花火や数カ所から多種多様
の花火が打ち上がるスターマインなど、大会を中継するFMラジオから流れる音楽に合わ
せて“大輪の花”が夜空を焦がす...。第3部ではデビュー30周年を迎えた函館出身の
アーティスト「GLAY」のヒット曲に合わせて打ち上げられるなど、あっという間の1
時間。見物客も花火が打ち上がる度に歓声を上げ、スマホをかざし楽しんでいた....
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( 07/14 撮影 )
函館の空に夏を告げる「函館港花火大会」..。地元新聞社主催で「海の日」制定を記念して始
められたこの花火大会も、今年で25回目を数えるという。さて、今年は何処でと悩んだものの
結局はいつもの海岸町船溜まりに車を走らせた。観覧席のメーンとなる若松ふ頭に足を延ばすと
花火大会に合わせて開催中のイベント会場には様々な屋台が建ち並び家族連れや若者たちで賑わ
いを見せ、風も穏やかで絶好の花火日和に大勢の見物客が今や遅しと夜空を見上げている...
午後7時45分、見物客のカウントダウンの合図で打ち上げが始まる...。花火大会は3部構
成で、大会を中継するFMラジオから流れる音楽に合わせて、函館山を背に緑の島から次から次
と打ち上がる“大輪の花”に、見物客からは歓声と拍手も聞こえ大満足の様子。この花火大会は、
函館に本格的な夏の到来を告げている。ところが、海岸町船溜まりは見物客の帰りの車で身動き
できないほどの大渋滞、10分ほどの帰り道が花火の打ち上げ時間と同じ1時間も要した...
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( 04/15 撮影 )
昨年3月で定期運行を終え、港町ふ頭コンテナヤードに野ざらしにされていたJR北海道の特
急型ディーゼル車両“キハ183系”..。昨年9月に7両がアフリカに売却、船積みを見送った
が、残った11両の行く末を心配していた。やっとその車両の売却先が見つかり、今日朝から
売却先のカンボジアに向けての船積み作業が大勢の鉄道ファンに見守られながら行われた..
“キハ183系”は、国鉄時代に北海道専用の特急気動車として開発され、函館-札幌間を走る
特急「北斗」などで活躍...。老朽化などを理由に去年春に引退したが、売却先のカンボジ
アでは、首都プノンペンと隣国のタイを結ぶ観光列車として、デビューする予定だという。ヤ
ードに置かれていた“キハ183系”はクレーン車で吊り上げられ、貨物船の傍に移動、その後
貨物船のクレーンで吊り上げ船積みが行われていた。札幌出張の際には多分この車両に何度も
お世話になったはず、改めて再出発する“キハ183系”の活躍を期待しながら見送った...
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