つむじ風

旅の途中でひとりごと

少年の頃

2014年02月24日 | Weblog

今日は広い範囲で雨の様です。当地も割合しっかりとした雨です。

昨日は春本番の様な暖かい日でした。

思い立って小学生の頃暮していた地域を訪ねてみました。

住んでいた家の(周りは畑)隅に大きな桜があって、悪ガキ同士登ってよく遊んだものです。

畑と道(車はおろか自転車も通れない)間に、100m位にわたり樫の木などが茂っている場所がありました。夏になるとカブト虫、クワガタ、カミキリ虫などを捕まえ町の子らにやったりしたな。ヒーロー気分になったりして・・。

山の裾野の上の地区なので、所謂、住宅地の事を「町」と呼んでいたんです。

柿、夏ミカン(温州はまだ無かった)ビワ、すもも等、徒党を組んでよく盗んで食べたものです。持ち主に追い回された事も懐かしく想い出します。おおらかと云うか良き時代だったのですね。今の世なら大騒ぎでしょう。

そう云えばニッキの木もあって、皮を剥いだり細い根を掘り出して噛んだものです。

昆虫を捕った樫の木らは影も形も残っていませんでした。桜の木だけは残ってい、その下で50年余り昔に想いを馳せ、蝉の声やら虫の声と一緒に当時の遊び声が聴こえる気がした一日でした。

                            合掌

コメント
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