霊の「関東……もとい、長州ウォーキング」

「関東歩き旅」の続編で、「長州歩き旅」を始めました

小山散策の「駅からハイキング」

2007年09月22日 | 関東の旅(群馬県・栃木県・茨城県)
⇒岡村家一族 2007年9月22日(土)
今日は、「曼珠沙華と史跡を訪ねる小山散策」と題した、駅からハイキングに参加した。JR宇都宮線小山駅前をスタートして、⇒祇園城跡⇒小山評定跡⇒須賀神社⇒小山総合公園⇒西堀酒造⇒間々田八幡宮⇒乙女かわらの里公園/小山市立博物館⇒間々田駅と辿る、約11kmで3時間の平坦なコースだ。
小山駅前の受付でいきなり、小山ブランド「木村屋の米パン」なるプレゼントをいただいてスタートした。小山評定跡(写真上)では、甲冑姿の武者に扮した町の方が色々と案内や説明をしてくださり、天下分け目の関ヶ原合戦がこの地から既にスタートしていたことを初めて知った。
慶長5年(1600年)に、5万余りの大兵力で会津へ上杉征伐に向かった家康軍が、7月24日にここ小山に到着した時、石田三成が兵を挙げたとの知らせが入った。そこで諸将を急遽集めて開いた会議が「小山評定」と言われるもので、「会津征伐を中止し,三成征伐のため、明日直ぐに大坂に向かう」と言う大胆な決断は、その後の徳川氏と日本の行方を左右する重大な会議になった訳だナ。
無意味な議論ばかりして結論の出なかった評定として有名なのが「小田原評定」だが、「小山評定」は、それとは正反対の評定として引き合いに出されるようだ。
ゴールの間々田駅に着いたのが13時で、受付でいただいた「木村屋の米パン」とCCレモンで昼食とし、そのまま日光街道を南下することにした。宇都宮線の駅で言えば、間々田⇒野木⇒古河と、三駅を歩いたが、この辺りは駅の間隔が長くて、次の栗橋までは更に一時間半位かかりそうなので、古河からJRで帰ることにした。
古河駅近くでは、三年前の日光街道を踏破した時にも目にした道標を確認した(写真下)。この道標は珍しい「常夜灯形式」だが、正面に「左日光道」、左側面に「右江戸道」、右側面に「東筑波山」と書かれている。さぁ、この道標が、どのような形の交差点に、どのような向きで置かれていたかが分かったら……
エライッ!!! 
厳しい残暑の最後の日だったようで、ビッショリと汗をかいた、5時間半の36,719歩だった。


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