霊の「関東……もとい、長州ウォーキング」

「関東歩き旅」の続編で、「長州歩き旅」を始めました

上尾の十連寺で、法事の意味を知るなり

2008年06月08日 | 関東の旅(埼玉県)
⇒岡村家一族 2008年6月8日(日)
昨日に続いて参加したJR「駅からハイキング」は、上尾市制施行50周年記念だそうな。上尾駅西口をスタートして、⇒川の大じめ⇒十連寺⇒上尾丸山公園⇒畔吉河岸跡⇒榎本牧場⇒徳星寺⇒諏訪神社⇒昌福寺⇒上尾駅と、上尾駅と荒川との間を往復する3時間半余りのコースだ。
十連寺に「八角十王堂」なる祠があって、中には「十王像」が祀られていた(写真上)。で、この「十王」って何?と思って説明書きを読んでみると、こうだ。
十王とは、冥界に棲む十人の王で、人が死ぬとこれらの王の前で、今生での罪業が裁断される。つまり、初七日には秦広王(不動)、ふた七日には初江王(釈迦)、み七日には宋帝王(文殊)、よ七日には五官王(普賢)、ご七日には閻魔王(地蔵)、む七日には変成王(弥勒)、なな七日には太山王(薬師)、百箇日には平等王(観音)、一年には都市王(勢至)、三年には五道転輪王(阿弥陀)の裁きを受ける。
そのためこれらの日には遺族が法事を営み、十王に亡者の後生善処を願う。

とまぁそういうことで、そもそも法事は、こういう「十王信仰」が平安時代頃に中国から伝来して、広まったようだナ。今も中国に残っているのかどうかは、分からないけど。
上尾丸山公園では、花しょうぶと紫陽花が共に美を競っていて(写真下)、花や草で季節を感じることのできる幸せを、思いっきり味わえたのだょ。


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