岡村家一族 2008年2月16日(土)
今日の「駅からハイキング」は久しぶりの遠出で、2時間半もかけて、茨城県桜川市まで出かけた。筑波山の北側のふもとになるので、結構遠いんだワこれが。
お花茶屋(京成線)⇒関屋/牛田(東武伊勢崎線)⇒東武動物公園(東武日光線)⇒栗橋(JR宇都宮線)⇒小山(JR水戸線)⇒岩瀬、という長旅だったが、天気も良かったので、水戸線から眺める筑波山麓が、とてもおだやかで綺麗だった。
岩瀬駅前で受付を済ませて、すぐに臨時シャトルバスに乗り込み、約30分で目的地の桜川市役所真壁庁舎に到着。ここから歩き始めて、真壁の街並み⇒旧真壁駅⇒真壁城跡⇒五所駒瀧神社⇒さわやか直売所⇒西岡本店(造り酒屋)と辿って、また真壁庁舎へ戻る、約3時間ほどのコースだ。
最近はあちこちで、ひなまつりの季節になると同じ様な企画があるようだが、ここはちょっと半端じゃぁなくて、このほんの狭い区域に、100軒以上のお宅で「見せ雛」をやっているのだから、壮観だ。それも江戸時代物の古いものからずらっと並べたり(写真上)、自慢のお宝も一緒に並べて工夫を凝らしたり(写真下)、何だか、真壁の住人自身が見てもらうことを楽しんでいるような雰囲気だ。
また、見せ雛を置いたそれぞれの住宅が、古いままでもきちんと残してあって、国の登録有形文化財に100軒以上も指定されているという、希有な地域だ。土蔵や門なども含めると、何と260軒以上もあるというから、もう驚く他ない。
土浦から岩瀬までは、その昔、関東鉄道筑波線という鉄道が通っていたようだが、廃線になったことで、線路敷きの跡地がサイクリングロードとなっていて、そのせいかどうか、自転車で訪れている観光客も結構沢山いた。
一日中晴れていい天気だったが、まだ風がかなり冷たくて、途中の何カ所かでいただいたお接待の甘酒が、ことのほか、お腹と心に滲み入るのであったョ。
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