霊の「関東……もとい、長州ウォーキング」

「関東歩き旅」の続編で、「長州歩き旅」を始めました

鷺ノ宮辺りから高井戸・千歳烏山、そして成城学園前まで

2006年04月22日 | 関東の旅(東京23区)
⇒岡村家一族
今日は、西武新宿線鷺ノ宮駅前からスタートして、「願掛け地蔵」「つげの木地蔵」「子育て地蔵」や多くの庚申塔など、駅北側の武蔵野旧道辻に残る石仏達を巡ってみた。昔は、周囲が田園地帯や雑木林であっただろうが、今はすっかり住宅街に生まれ変わったのを、お地蔵さん達はどう思っているだろうか、などと柄にもなく思いを巡らしながら回ってみたゾィ。

続いて駅南側の「福蔵院」を訪れ、綺麗に咲き誇る躑躅に思わず足を止める(写真上)。すぐ近くの「五差路のお堂」に詣でた後は中杉通りを南下。日大二校通り⇒天沼橋⇒荻窪駅前⇒環八通り⇒高井戸駅前と辿る。
駅南の「こがね堂」(写真下)で、名物の「高井戸せんべい」に惹かれて買い求める。チョォ~薄焼きでとても香ばしく、パリッとした食感は絶品だぁ。
更に、吉祥院⇒高井戸天神社⇒医王寺⇒甲州街道⇒立て帖場の碑⇒烏山寺町⇒千歳烏山駅⇒念仏堂・烏山神社⇒芦花公園⇒環八通り⇒祖師ヶ谷大蔵駅前⇒成城学園前駅まで来て、5時間半余りの33,106歩だった。
「烏山寺町」は、関東大震災後に都心から26もの寺がここへ引っ越して来たことで出来た町だそうで、中心の「寺町通り」の両側に、お寺ばかりが延々と続くという珍しい場所だ。スッゲェ~!
喜多川歌麿など、江戸の著名人の墓もあるが、面白いのは称王院極楽寺の山門前に「不許蕎麦入境内」(蕎麦は境内に入るを許さず)と彫られた大きな石碑が立っていたことだ。説明版によれば、まだ浅草にあった時代に、信州出身の庵主が作るそばが有名になり過ぎて、修業の妨げになるとのことで住職が立てたのだそうな。
修行の妨げになるほど、蕎麦が、お寺と庶民の間に関わっていたことが、何となく江戸らしくて微笑ましいではナイカ。


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1 コメント

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スタート地半径2キロ内は.. (中杉のあばら家)
2006-04-28 00:19:49
鷺ノ宮駅付近は同じ苗字の表札をよく見かけます。この界隈の地主さんが多く、母屋が築二百ン十年というのもあり、庭にどっしりと根を張る大きな欅の下に、古農具が無造作に打ち捨ててあったりします。

霊さまは斜め右折(日大二高通り)に行かれましたが、そのまま中杉通りを南下、阿佐ヶ谷駅高架の手前路地を左折すると、どら焼きのおいしい老舗「うさぎ屋」(土曜定休)がございます。

ぜひぜひ、再びおいでませ。拝
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