あしあと

愛悠館動物慰霊センター12年の歩み。趣味のマラソン、俳句のことや愛犬花ちゃんのこと。好きな小説や映画の話し。

ランニングの勧め~Ⅰ.ランニングの効用

2010-01-10 16:23:00 | Weblog
ランニングの効用

①最も効果的なダイエット法
 余分な脂肪を燃焼させるには有酸素運動が有効であることは広く知られていますが、心拍数が1分間に120回になる程度の運動を15分間続けた頃に脂肪が燃焼され始めます。
 従って上記の運動を少なくとも30分から1時間位続けないと大した効果は得られません。
 水泳はプールという特別な場所が必要な上に、相当熟達しないと1時間も泳ぎ続けることはできません。
 ウォーキングは、ランニングができるようになるまでの体力づくりとしては最適ですが、一定以上の効果は期待できません。
 その点ランニングは何時でもどこでもできて、特別な技術も必要としません。気長に少しずつトレーニングを続けて習慣さえつけば、半年もすれば10km位は誰でも楽に走れるようになり、体重、体脂肪率に大きな変化が現れます。
②成人病の予防、老化速度の減速にも効果的
 ランニングを続けることにより心肺機能が高まり、血流、新陳代謝が好くなります。その結果、中性脂肪やコレステロールの数値が改善され、成人病の原因を取り除き、老化の速度を減速します。
 勿論、ランニングを続けているからといって、病気に罹らないわけではありません。現に私も時折風邪をひきますし、6年前には前立腺癌の全摘手術を受けたこともあります。
 しかし、病気によるダメージが少なく、回復力も運動をしていない人と比べて随分と違うように思います。
 風邪をひいてもトレーニングを休んで風邪薬を1週間ほど飲んでいれば、寝込んだり仕事を休んだりすることもなく、“ちょっとしんどいかなあ”と言う程度で治ってしまいます。
 癌の摘出手術を受けた際も、あくる日からチューブを何本も着けたまま病院の廊下を歩き回り、不可避といわれた尿漏れもなく、1ヶ月後には走り始めていました。
③脳の活性化とストレスの解消
 走ることにより脳にも充分な酸素が行き渡り脳が活性化され、新しい知識や技術を意欲的に取り入れることができるようになります。
 性格もアグレッシブになり、忍耐力も徐々に備わってきます。人生が変わるといっても、決して過言ではありません。
 また、脳内に沈痛作用や多幸感をもたらすとされているエンドルフィンの分泌量が多くなり、イライラやモヤモヤを解消できると言う専門医の見解もあり、ランニングによって鬱病が完治した人の体験本なども出版されています。
 私自身、どんなに落ち込んでいる時でも、走った後はまるで嘘のように気持ちが晴れ晴れとします。
 

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