あしあと

愛悠館動物慰霊センター12年の歩み。趣味のマラソン、俳句のことや愛犬花ちゃんのこと。好きな小説や映画の話し。

想い出のレース2/第8回伊是名88トライスロン・1995.10.15

2009-04-28 11:55:57 | Weblog
 沖縄本島の本部半島の北方23kmの位置に、具志川島、屋那覇島、隆神島そして沖縄王朝尚円王の生誕地、伊是名島の4島があります。那覇空港から名護バスターミナルまで高速バスで約1時間50分、路線バスに乗り換え運天港まで約50分、さらにフェリーで仲田港まで約30分、合計3時間余りというかなりの道のりです。
 美しい海に囲まれた総面積15.42k㎡の島には、世帯数約800戸、1,700人の島人が暮らしています。
 毎年10月(現在は11月)に「いぜな88トライアスロン大会」が開かれています。「宮古島トライアスロン」のようなメジャーな大会ではありませんが、私の参加した1995年の第8回大会には沖縄本島や本土から、約300人ほどの人が参加しました。
 前々日の金曜日に島に到着、宿泊先の「民宿まえだ」で旅装を解き、当夜は伊是名村離島振興センターで行われた選手受付、開会式、オリエンテーション、歓迎パーティーに参加、翌土曜日はバイク・チェック、コースの下見を済ませた後宿舎に戻り、ゆっくりと英気を養いました。
 翌朝8:00にスイム・スタート地点の伊是名ビーチに集合、10:00スイム・スタート。防波堤の無い外洋へゆっくりと泳ぎ出てしばらく沖へ向かった後、左へターン、忽ち襲いかかってくるアゲインストの波を交わし切れず、何度も水を飲み、ブイにつかまっては息を繋ぎ、やっとの思いで岸へたどり着きました。
 バイクに乗ったものの、水とガスで腹部が張って思うようにベダルが漕げず、エイド・ステーションで胃腸薬を貰って何とか走り切り、ランに移ると、今度は今まで経験したこともない紫外線の強さに悲鳴を上げ、エイド・ステーションで立ち止まっては水を飲み、水を浴び、選手の影も疎らになった頃、不安げな顔をした妻の待つゴールへ到着、6時間45分に及ぶ戦いがようやく終わりました。
 その夜、パーティー会場で振舞われた肉汁とビールで空腹を満たし、手探るような闇の中を宿舎に戻る道すがら、かつて見たことのない満天の星空を見上げ、妻と二人で思わず立ち竦んでしまいました。
 翌朝、大勢の島の人達が紙テープを投げ、指笛を鳴らし、カチャーシーを踊りながら、遠ざかる船をいつまでも見送ってくれていました。
 炎天下、最後の選手が通り過ぎるまで、惜しみない声援を送ってくれた島のおじぃやおばぁの顔を思い浮かべ、感謝の気持ちで胸が熱くなりました。
 この日以来、沖縄がすっかり好きになり、今では泡盛の晩酌が欠かせなくなりました。
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記録 swim(2km)=1:00:12 bike(66km)=3:09:08 run(20km)=2:36:38
total6:45:58 順位268位/289

66才になりました!

2009-04-18 15:59:49 | Weblog
 今日4月18日、とうとう66才になりました。昨年の篠山に続いて今年の泉州も30kmでリタイヤ。初めてマラソンに挑戦した17年前と比べると、1kmのタイムが約1分近くも落ちています。
 少しでもタイムを縮めようと、先月は5:40/1kmを目標に連日走り込みをしました。しかし、年寄りの冷や水とでも言うのでしょうか、疲労が溜まって体調を崩してしまいました。
 やはり、認めたくはないですが、寄る年波には勝てないということなんでしょうね。LSD中心の練習に切り替えて、なんとか走り続けて行きたいと思っています。

ライト・アップされた内川の桜並木

2009-04-06 10:45:54 | Weblog
 自宅マンションの近くを流れる「内川」の桜並木がライト・アップされました。川面に映った桜が、ことのほか見事でした。
 できることなら、ザビエル公園にある素晴らしい枝振りの染井吉野の老木も、ライト・アップして欲しいと思います。