みちのくレースのおたのしみ

岩手競馬にまつわるあれこれ。とか。

今年も開かれました ジョッキーサンタ

2005年12月19日 | 岩手競馬
 18日の日曜日、水沢競馬場において毎年恒例「ジョッキーサンタクロース」が開催されました。
 このイベントは、福祉施設等の子供達を競馬場に招待して楽しい一日をプレゼントしようというもので、今年で17回目の開催になります。

 今年やってきた「みちのくみどり学園」は初めての招待になります。例年は小学生以下の子供達が多いのですが、今回は比較的年齢が高い子供達が多いと聞いていた騎手の皆さん、ヘタなシャレを言ったりすると外すのではないか?とか変な緊張をしていたのですが、はやて・かけるの着ぐるみにも騎手のサンタ姿にも素直に喜んでもらえてホッとした模様。レースが始まるまでの短い時間でしたが、最後はすっかりうち解けていたようです。

 この「みちのくみどり学園」という所、全国でここともう二カ所しかない養護施設と病院が併設された施設で、大変貴重な存在なんだそうですね。皆さん、ポニーの体験乗馬を楽しみにしていたようですが、どうでしょう、楽しい1日になったでしょうか。

 ちなみに今年のサンタは木村暁騎手と小野寺純一騎手、はやて・かけるに入ったのは高橋悠里騎手と山本政聡騎手。プレゼントはDVDレコーダーでした。



 今日19日の開催が中止になったわけですが、まあ昨日午後からの雪の降り方・朝まで通行止めが続いた高速の状況などから、今日の開催は難しそうだなとは思っていましたけど、もう少し早くHP上などでお知らせできないものでしょうかね。

 朝からずっと公式HPを見ていましたが、中止のお知らせがアップされたのが9時過ぎ。この時間だと、1レースから見よう・優待バスに乗ろうと、既に家を出ていた方もいたのではないかと思います。
 ギリギリまで天候の様子を見よう、除雪を頑張ろう、という気持ちは分かりますが、そんな天気の中競馬場まで来てみたら中止だった、なんて事になるとやっぱりお客様も困るわけですから、せめて8時くらいには伝えてもらえれば、と思うのです。

 先日の途中中止の時なんかも、なんの前触れもなく9レースの馬がパドックに出てこない。そうして何分も経ってからようやく「様子を見ている」旨の放送が流される。
 私はちょうどその時、9Rのパドック解説をやる予定で放送席に居て、業務エリアのあわただしい状況を見ていたからまだ状況が読めたのですが、一般のお客様、特に場外でモニターだけを見ている方には全く理解不能な状況だったのではないでしょうか。
 確かに『雪が激しいから中止にするかもしれない』とか『整備してみるけど難しいです』みたいな案内はできないでしょうし、ちょっとでも危なそうな案内をしてお客様に帰ってしまわれるのも困るんでしょうけど、決める時は決める、でそうなったら覚悟を決めてしっかり対応する、が一番なんじゃないでしょうか。
 緊急時やクレームが出た時の対応をきちんとするのが、逆にお客様の心を掴むチャンスだと、よく言いますしね。



 しかし、雪への対応といえば金沢競馬。思い切りましたよね。先週に続き今週も早々と開催中止を決めてしまいました。
 4日も連続で開催が無くなると、現場はきっと雪で調教どころではないくらいの大変な状態なんでしょうけど、関係者の収入は大丈夫なのかなと思ってしまいます。その分、どこかで代替開催があればいいんですが・・・。

 金沢といえば、今日届いた調教師・騎手免許合格者名簿の中に元上山の前野幸一騎手の名がありました。佐賀競馬をやめてしまってどうなるかと思っていましたが、もう一度騎手として再出発するんですね。新所属は、これも上山から金沢に移籍していた鈴木長次厩舎です。
 以前佐賀でお会いした時「俺は独り者だから、馬に乗れるならどこへだって行くんだよ」とおっしゃっていた前野騎手でしたが、金沢こそ腰を据えて戦える場所になってくれるよう、前野騎手の新しい出発の無事と、そしてご活躍をお祈りします。 

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