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人生そのものがフィールドワーク。

4月25日(木) 小田原満喫。

2019年04月27日 22時04分48秒 | 2019年

 6時半起床。朝から少し雨が降っている。雨が降った時は保育園のお送りにタクシーを使ってもいいという合意が(一応)得られているので、今日はラッキーだなーと思っていたのだが、家を出る頃には雨は止んでいた。当然、いつものように自転車で行き、一旦自宅へ帰ってくる。

 今日はアンオフィシャルな仕事(というものは厳密には存在しないか…)なので、休暇を取ってその仕事に向かう。とはいっても、半分は遊びのようなものである。

 横浜線で町田へ出て、「The CAFE」でモーニングを食べる。飲み物はピンクグァバジュース。追加してもらったスープのクラムチャウダーがとても美味しい。このお店が関内か新横浜にあったら、間違いなく毎日ここで朝食をとるのに。

 町田駅9時54分発の小田急線特急ロマンスカーはこね53号に乗り、小田原へ。車窓に流れる山間の新緑がとても綺麗で目を奪われる。また、車内販売で伊勢原にある石田牧場のジェラートが販売されていたので食べてみた。ここの牧場のジェラートは周辺地域の農家とコラボした様々なフレーバーを展開しているのだが、今日売られていたのは同じく伊勢原の加藤花園さんで栽培されたエディブルフラワー(食用花)の入った「ホワイトチョコフラワー」味。面白い発想だし、味も本当に美味しい。こういうまさしく地産地消の商品を車内販売に登用する小田急の姿勢も素晴らしいと思う。

 小田原駅に到着し、乗ってきた列車(60000系/MSE型車両)をお見送り。多くの人は終点の箱根まで行くのだろう。

 こちらは小田原駅に残された後ろの4両。私もこちらの車両に乗ってきた。箱根湯本駅は6両までしかホームに入れないので、10両編成のうち後ろの4両は小田原でお留守番となる。

 小田原駅から15分ほどかけて、かまぼこ通りまで歩く。その名のとおり、小田原蒲鉾のお店が並んでいる。私が大好きな山上蒲鉾店さんもこの通りにある。

 かまぼこ通りを終点まで歩き、右に曲がって更に進んで西湘バイパスの下をくぐると海に出る。相模湾である。潮風がとても気持ちいい。せっかくなので波打ち際を少し散歩する。ここに来るときはいつもそうだが、他に誰も人がいないので、開放感がハンパない。好きな曲を大声で歌っていても大丈夫。

 かまぼこ通りへ戻り、「丸う田代」さんでお土産用に蒲鉾とさつま揚げを購入。いつもは山上さんで買うが、丸うさんの蒲鉾も美味しいのだ。

 「小田原おでん本店」で昼食。ちょっと奮発して、特選おでん盛り合わせ定食を注文する。小田原おでんというのは比較的新しい小田原の名物で、蒲鉾や梅干しなどに比べるとまだそこまで知られていないかもしれない。しかし、山の幸も海の幸も集まる土地柄である上にこれだけ多くの蒲鉾屋さんがあるのだから、練り物であるおでんが美味しいのはある意味必然ともいえるだろう。今回私が注文した特選おでんでは、普通の具材よりワンランク上の凝った練り物が出てきた。金目鯛揚げを金目鯛のすり身で包んだものとか、旬のきのこが入った巾着とか、蒲鉾を短冊切りして揚げたものとか、味も食感も新鮮でかつ美味しい一品が揃っていた。また、お出汁も美味しくて、最後に茶飯にかけてお茶漬け風にして食べるのが最高だった。

 お腹もパンパンなので、ゆっくり歩いて小田原駅へ戻る。城下町だけあって、小田原には商店街がたくさんある。ただ、その多くがシャッター街化している。アーケードが突如途切れてマンションが立っているなんていうところもある。これも時代の流れなのに致し方ない部分はあるのだが、個人的には元気なお店をどこか一帯に集約して新たな商店街として整備できればいいのにと思う。消費者としてはそのほうが便利だし、お店の方々もそのほうが相乗効果で賑わいが生まれていいのではないだろうか。まあ、現実的な提案ではないのはわかっているのだが。

 仕事を終え、夕方に新横浜へ戻ってくる。帰りは新幹線に乗ったら、本当にあっという間に着いてしまった。

 新横浜画で別の仕事の打ち合わせをしてから、駅ビルの本屋へ。ゴールデンウィーク中に読みたい本を5冊ほど見繕う。

 19時半前に帰宅。ちょうど娘が夕食を食べ始めるところだった。

 娘が眠ってから夕食。これは多分ナポリタンなのだと思う。美味しい。また、丸う田代さんでサービスで頂いたチーズ蒲鉾も美味しかった。

 23時過ぎに就寝。


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