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11月3日(日・祝) たりないふたり、第2章へ。

2019年11月04日 08時30分16秒 | 2019年

 7時起床。こんなに早い時間に起きる必要はないのだが、もうそういう体になってしまっている。

 朝食用に、金曜日に藤沢・善行にある駅前農作物直売所「八〇八」さんで買ってきた菊芋を豚バラ肉と一緒に炒めてみる。菊芋は「天然のインスリン」と呼ばれるほど健康効果の高い食品で、近年注目を集めつつあるのだが、私はその効能以上に味が好きなのだ。炒めると長芋のようなシャキシャキ感とじゃがいものようなホクホク感の間ぐらいの食感になる(火を通し過ぎると完全にじゃがいもの柔らかさになるが…)。調味料は塩だけでいい。それが一番菊芋の美味しさを感じられる。

 ちなみに、「八〇八」さんにはレストランも併設されていて、地元を中心とした神奈川県産の野菜をふんだんに使った美味しい料理を食べることができる。金曜日は野菜のかきあげ丼を食べたのだが、これは本当におすすめだ。ひとつひとつの野菜の個性がこれでもかと攻めてきて、野菜だけの丼物なのに、満足感が半端ない。

 店内では菊芋を使った加工品も売られている。菊芋青汁や菊芋マドレーヌなども美味しい。青汁に関しては、苦みが全くなくて、ほのかに菊芋の甘みが感じられる(マドレーヌはサービスで食べさせて頂いたものなので、写真は通常サイズの半分のもの)。

 今日の日記に戻ろう。

 昼食は「山里亮太の140」で盛岡へ行ったときに買ってきた高級サバ缶。とんでもなく美味しい。

 サバ缶の残りの鯖エキス入りオリーブオイルを使ってカルビ肉を炒める。元々のタレの甘さにほのかな鯖の香りが加わって、これも美味しい。結局、お昼からご飯を2杯も食べてしまった。

 16時過ぎに家を出て地下鉄に乗り、上大岡の映画館(TOHOシネマズ上大岡)へ。今日は、みなとみらいで行われる山ちゃん(南海キャンディーズ・山里亮太)と若林さん(オードリー・若林正恭)の漫才ライブ「さよなら たりないふたり」のライブビューイングを見るのだ。5年振りに開催されるイベントということもあって本会場のチケットは激戦で抽選漏れし、このライブビューイングのチケットを取ることすら発売直後でもギリギリだったほどの人気である。不毛リスナーでありリトルトゥースでもある(それぞれのラジオリスナーのことをそう呼ぶ)私のような人間にとっては贅沢すぎるライブだし、しかも今回は2人が多忙で事前の打ち合わせが全くない状態で開催されるということもあって、どんなライブになるんだろうというワクワク感がすごいことになっている。

 結論から言おう。このライブは最高だった。山里亮太と若林正恭、このふたりが本気でふざけ、本気で組み合い、本気で息を合わせたらこんなにも面白いのかと度肝を抜かれるほどの爆発力で、周囲のことなんか全く気にせずお腹を抱えてゲラゲラ笑った。周りもみんなそうだった。また、ボス(山ちゃん)が今抱えている想いを真剣に語る場面もあり、それを真正面から受け止めて若林さんが発した「結婚おめでとう!」の言葉にはうるっときた。笑い過ぎて涙を流し、感動で涙を流した。ライブビューイングという形でこそあれ、このふたりが共に作り上げている笑いの空間を体感することができたのは本当に幸せなことだった。まったく大げさではなく、この時代に生まれて良かったと思った。

 あまりにライブが最高だったので、公演前には何とか買うのを我慢していた限定Tシャツを買って帰る。

 21時過ぎに帰宅。夕食は、納豆と冷凍餃子。

 日付が変わっても興奮で眠れない。今日は本当に素晴らしい体験をさせてもらった。ライブの内容は敢えて書かなかった。今後、テレビ(日テレ)で放映される予定があるそうなので、見られなかった方はぜひ。ただ、2時間半のライブを1時間に編集するそうなのだが、あのとんでもない漫才のどこを地上波で流せるのだろうか。それも楽しみである。