社会を見て、聞いて、感じる。

人生そのものがフィールドワーク。

9月22日(土)

2012年09月24日 23時37分34秒 | 2012年

  12時起床。実は、今朝帰ってきた時に家の周りで子猫の鳴き声がしていたのだが、それはどうやら昨夜からずっと続いていたらしい。親猫とはぐれた子猫が鳴いているらしく、雨が降っていたこともあって、猫好きのご近所さんと我が家で捜索活動が行われていた。しかし、一度は見つけたもののすぐに逃げられてしまい、その後はどこにいるのかわからなくなってしまったとのことだった。

  さっそく私も捜索活動に加わる。何度か鳴き声を聞くうちに段々と場所を特定していき、30分ほどで発見。本当に小さな赤ちゃん猫である。しかし、一人前に威嚇はしてくるし、逃げ足も早く、結局捕まえるまでに家の周りを1周することとなった。

  捕まえたのはいいものの、どうすればいいのかよくわからないので、とりあえず母が用事から戻ってくるまでの2時間ほどの間、ずっと抱っこして待つ。最初はめちゃくちゃ震えていて、ミルクをあげようとしても全く飲む気配がなく、体力が低下しているのではないかと心配していたが、30分ほどした頃から段々と慣れてきて、私の腕の中で眠ったり、肩に乗ってみたりと、段々元気になっていった。最後のほうはさすがに腕が痛くなったが、もうとにかく可愛くて可愛くて、犬派だったはずの私もすっかりメロメロになっていた。

  母が帰ってきてから、子猫を引き取ってくれるというご近所さんと相談し、動物病院へ。一通りの検査の結果、特に異常はないとのこと。また、先生が出してくれた猫用の缶詰の餌をバクバクと食べていた。ミルクを飲まなかったのは、単純にもう授乳期を過ぎていたかららしい。

  子猫をご近所さんに引き渡すのは、思った以上につらいことだった。わずか数時間一緒にいただけなのに、完全に情が湧いてしまったのだ。しかし、我が家にはサンがいるので猫は飼えないし、猫好きで他にも猫を飼っているご近所さんに預けたほうが良いのは間違いないことだった。名前は、どうやらチャッピーになるらしい。彼も(検査の結果、オスだと判明した)、家族と離れ離れになって悲しいとは思うが、新しい飼い主の元で、きっと元気に成長してくれるだろう。チャッピー、今度道で会ったら、俺のこと思い出してくれるかな?

 


9月21日(金)

2012年09月24日 23時18分40秒 | 2012年

  7時起床。大浴場でシャワーを浴び、洗濯をしてから、学校内を散策する。

  中小企業大学校は、独立行政法人中小企業基盤整備機構により運営されている教育機関で、中小企業の人材育成を支援することを目的に、全国9箇所に設置されている。具体的には、中小企業の経営者や後継者等の経営幹部、従業員等を対象とした経営に関する各種研修や、中小企業支援を実施している組織・個人向けの支援者研修を行っている。私たちは、後者の支援者研修を受講しているわけだ。と、能書きはこれくらいにして、この学校の施設を紹介しよう。

正門。奥に見えるのが教室棟。図書館も併設されている。


こんな感じで、様々な研修が行われている。


反対側から見た教室棟。


こんなに広い中庭があって、キャッチボールも出来る。


食堂棟(右)と東大和寮(左)


東大和寮フロント&ロビー。


談話室。入浴後は、大体ここでダラダラとおしゃべりする。


パソコン室。部屋でもネットが使えるので、あまり利用することはない。


スポーツジム。滞在中に1度は使おうと思っているのだが…。


寮の中庭。前回(2年前)は、ここで何度か野生の狸に遭遇した。


食堂。昼時のピーク時はこれだけのテーブルがそこそこいっぱいになる。


今日の朝食はうどん。

  上の写真にある通り、同期たちと一緒に朝食をとってから、今日の授業へ。今回の研修のテーマが「製造業の経営診断」であることから、今日から本格的に製造業に関する講義が始まった。今日のテーマは、「製造業の決算書の読み方」。会計士の先生を講師に迎えて、基本的な経営診断手法の復習から、具体的な事例を通した経営分析の体験まで、とにかく一日中決算書の数字と向き合い、電卓を叩いた。しかし、元々決算書を読むのが苦にならないことに加えて、今日の先生の話は非常にわかりやすく、新しいことを楽しく学ぶことが出来た。また、授業中に何度も先生が口にした言葉が印象に残った。「分析がゴールじゃない。分析の結果見えてきた課題に対して、具体的にどのような解決策を講じるか。そこまで示さなければ意味がない」。一見当たり前のように聞こえるが、この言葉と大切さと難しさは、中小企業支援に携わる人ならよくわかっているだろう。

  昼食は、食堂の魚定食。照り焼きだったのだが、何の魚だったか忘れてしまった。

  講義終了後、飲み会の一次会にだけ参加してから、実家へ戻る。学校のある東大和市から実家までは、ちょうど1時間ぐらいなのだ。

  川口駅まで戻り、シャノアールで少し休憩。久しぶりのビッグパフェは、相変わらずボリューム満点で美味しかった。


大量のアイスで冷えた体は、ホットのカフェオレで温める。

  実家に戻り、友人とファミレス&銭湯へ。銭湯を出たあともドライブしながら延々と話をし、結局帰ってきたのは6時過ぎ。もう完全に夜が明けていた。たまにはこういう夜更かしも悪くない。まだまだ私たちも若いのだ。