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女性用下着バラまき犯のDNAが26歳女性を殺害した凶悪犯と一致…13年間進展がなかった「元・未解決事件」が動き出した奇妙なきっかけ《庭先に女児用のパンツが…》

2024年09月17日 23時05分08秒 | 事件と事故

女性用下着バラまき犯のDNAが26歳女性を殺害した凶悪犯と一致…13年間進展がなかった「元・未解決事件」が動き出した奇妙なきっかけ《庭先に女児用のパンツが…》 (msn.com) 


女性が惨殺されたホテルが入っていたマルビルは大阪のランドマークだった(現在は解体工事中) ©AFLO
© 文春オンライン

 1994年1月16日、大阪マルビル(大阪府大阪市北区梅田)内の大阪第一ホテルで女性が惨殺された。事件の現場となった大阪マルビルは円筒形のフォルムが特徴的で、大阪を代表する繁華街のランドマークとして今日でも世間に広く知られている。

 被害女性(当時26歳)は、コンピュータ関連の人材派遣会社で事務職として働くかたわら、デートクラブ(派遣型風俗店)にも登録していた。この日は日曜日で、昼職は休みだったのだろう。夕方の午後5時20分頃、第一ホテルに宿泊する男性客のもとに派遣され、犯罪に巻き込まれてしまった。


死因は頸部圧迫による窒息死、床には大きな血だまりが…
 大阪第一ホテルのチェックアウト時間は午前11時。翌17日の午後になっても男性客がカウンターに姿を見せず、客室に内線電話を入れても応答がなかったため、不審に思ったホテル従業員がマスターカードで客室のドアを開けた。しかしそこに男性客の姿はなく、変わり果てた女性の遺体が残され、床には血だまりができていたのだ。


 警察の司法解剖の結果、死亡推定時刻は16日の午後6時頃。女性が入室してから、わずか40分で惨劇が繰り広げられたことになる。


 被害女性は顔や頭部を十数回殴打されたあとに首を絞められており、死因は頸部圧迫による窒息死だった。犯人は被害女性を執拗に殴りつけたと見られ、床には大きな血だまりができていた。その凄惨さから、犯人の狂気がうかがえ、怨恨による犯行の可能性も疑われた。



 容疑者の男の姿は、大阪第一ホテルの1階フロントなどに設置されていた防犯ビデオに残されていた。男は16日の午後2時10分頃にひとりでチェックインし、犯行後にホテルを後にする際には、チェックイン時に着用していなかったコートを羽織っていた。


 このコートは返り血を隠すためであろう。また、客室の備品が犯行に使用された形跡はなく、紛失したものもないことから、男はあらかじめ凶器を用意していたとも推測された。


 しかし捜査を開始した警察官を驚かせたのは、室内から指紋が全く検出されなかったことだ。


 犯行があった1994年当時、携帯電話の国内普及率は3.5%で、男はデートクラブへの電話もホテル備え付けの客室電話からかけている。しかし受話器やドアノブなど、指紋や掌紋が付着しているはずの場所を調べても、ついに1つも指紋を採取することができなかった。


 大阪第一ホテルの宿泊カードには市内に実在する他人の名前と住所が書かれており、捜査は行き詰った。


初対面のデート嬢を無差別に殺害し、財布入りのバッグを奪って逃走
 これらの事象から鑑みるに、犯人の男はかなり用意周到な性格であると推測できる。繁華街のど真ん中で凶行に及んだこと、被害女性に執拗な殴打を加えていることなどからは突発的な犯行にも見えるが、あらゆる証拠が事前に準備された「計画的犯行」であることを示唆していた。


 派遣された初対面のデート嬢を無差別に殺害したうえで、財布入りのバッグを奪い、人目につかず逃走……。これは計画的な強盗殺人事件なのだ。


 警察は容疑者の姿を印刷したチラシを配布し、広く手がかりを求めたが、有力な目撃情報は得られなかった。


 また、犯行現場には男の体液が残されておりDNA鑑定が行われたが、こちらも有力な手がかりにはならなかった。そもそもDNA型鑑定は、前科があったり過去に逮捕された人などから採取したDNAのデータベースと照合して一致する者を割り出すしくみであり、前科がない人間を見つけることはできない。加えて、まだ日本ではDNA鑑定が導入されたばかりでデータベースが十分ではなかった。


 ビデオ映像とDNA。一見すると決定的な証拠が揃っているように見えた事件だが、それが容疑者の特定に結びつくことはなく、なんと13年もの月日が流れてしまった。やがて事件は風化し、公訴時効の成立(当時は15年)が迫る。誰もが「完全犯罪」と思った強盗殺人事件。


 だが、この“未解決事件”は、思わぬ角度で再び動き出すことになる。きっかけは、女性の下着だった。


 2006年の秋ごろから2007年にかけて、大阪府茨木市周辺では民家の敷地内に女性用の下着がバラまかれる珍事件が頻発していた。ある家では、自家用車のアンテナにパンストが被せられており、ある家ではパンストのつま先とパンティを結んだものが植木に引っ掛けられていた。


下着バラまき犯のDNAが殺人容疑者とまさかの一致
 他にも自転車のハンドルにパンストが巻き付けられていたり、庭先に女児用のパンツが投げ捨てられていたり、ポルノ雑誌のヘアヌード写真が敷き詰められていたり……。警察には近隣住民から苦情が寄せられ、その数は何と100件以上。警察はこの“変態事件”の捜査のために深夜のパトロールを強化した。


 警察は「変質者には前歴があるケースが多い」という経験則にもとづき、下着バラまき犯を特定するために、庭先に捨てられていた下着に付着していた垢を採取。


 そして鑑識のDNA型鑑定に回したところ、なんと13年前に大阪第一ホテルで女性を殺害した容疑者が室内に残していた体液のDNAと一致したのである。


 女性用の下着をバラまく事件は、突如として未解決の凶悪殺人事件の捜査に変貌した。


 13年間も手がかりがなく、時効目前の完全犯罪と見られていた事件の容疑者が急浮上したことで、捜査関係者は一気に色めき立った。


〈 女性用水着を着用し下半身はパンスト…13年前の殺人から逃げ切り寸前だった男(48)が我慢できなかった変態行為の大きすぎる代償「近所の人が嫌がると思うと…」 〉へ続く


(加山 竜司)








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境内から見る月です🍀

2024年09月17日 22時05分07秒 | いろいろな出来事
満月ですね❗



9/19/2021
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神社で見えた金星

2024年09月17日 19時05分21秒 | いろいろな出来事
金星の見える季節になりましたね🍀



9/20/2021
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縄文土偶の表情

2024年09月17日 15時03分26秒 | 日々の出来事
これも、女性像です。

東京国立博物館蔵。



9/1/2024
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ケンタッキーが絶好調。大戸屋と明暗分けたランチ戦争に注目

2024年09月17日 12時06分36秒 | 食のこと
ケンタッキーが絶好調。



大戸屋と明暗分けたランチ戦争に注目

いきなりフケーキ!>  これは、いきなりステーキを運営する株式会社ペッパーフードサービスが、先月14日に行った令和元年12月期連結決算発表を受けて、Twitterユーザーがツイートした文言です。 



著者 馬渕磨理子 氏

3/9/2020 



この言葉に象徴されるように、チェーン飲食店は浮き沈みがとても激しい業界です。たとえば、5年ほど前まで、急成長を遂げていたことで知られていた鳥貴族。  2017年10月に1品280円から298円への値上げしたことをきっかけに顧客が遠のいてしまいました。 【過去記事】⇒「吉野家が勝ち、鳥貴族は転落。2019外食チェーン戦争の勝者と敗者とは」  


そんな“フケーキ”なニュースが目立つ中、外食業界で好調なのが日本KFCホールディングス(以下、ケンタッキー)です。  ケンタッキー? あの竹内まりやが12月にクリスマスの到来を告げるソングを流してるお店でしょ? 12月以外に需要があるの? そう思う方は、ここから始まる解説に驚くはずです。  





ケンタッキーはなぜ勝っているのか? 私、馬渕磨理子がフライドチキンのように、サクッと3分でお届けしましょう。 


ケンタッキーは“日常食”へシフト

 前述したように、クリスマスにしか用事のないお店、それがケンタッキーだと思っている方は驚くかもしれません。実は、最近のケンタッキーはランチや夜ごはんといった“日常食”として利用されるケースが増えており、それが新規客や常連客の来店頻度を上げ、利益がV字回復に結びついています。それは、テレビCMを見ても明らかです。  

高畑充希さんが最後に口にするセリフは、「今日、ケンタッキーにしない?」。従来のキャッチコピーは「やっぱり、ケンタッキー」でした。  


わずかなセリフの違いですが、両者で消費者に訴求したいメッセージは大きく異なります。日常の食事の選択肢としてケンタッキーを思い浮かべてほしい。そんな同社の意図は、財務諸表にもしっかり現れていました。 

 2年前まで、ケンタッキーの利益は最悪でした。  2018年の経常利益は6.2億円。過去最低水準まで落ち込んだものの、2019年3月期には前年比4.6倍の29億円にまで回復しています。  


下記のデータを見れば、業績が回復していることが一目でわかるはずです。 【ケンタッキーの売上高推移】 2018年…734億円(前年比-146億円) 2019年…743億円(前年比+9億円) 2020年…800億円(前年比+57億円)※予想 【ケンタッキーの経常利益推移】 2018年…6.2億円(前年比-17.8億円) 2019年…29億円(前年比+22.8億円) 2020年…49億円(前年比+20億円)※予想 【ケンタッキーの純利益】 2018年…5.7億円(前年比-7.3億円) 2019年…20億円(前年比+14.3億円) 2020年…34億円(前年比+14億円)※予想 ※FISCO 日本KFCホールディングスより 

500円のランチは、実質910円のメニュー
 では、日常でケンタッキーを選んでもらうために、ケンタッキーが具体的にとった施策はなんでしょうか。それは大きく二つ。  一つは500円ランチ。もう一つは、期間限定のキャンペーン商品です。  500円ランチは、2018年7月から何度か期間限定で販売していましたが、あまりの好調ぶりをうけ、2020年1月6日からレギュラーメニュー化しています。消費増税で家計が苦しくなる中、ワンコインで食べられる手軽さと美味しさを兼ね備えたケンタッキーのランチは、消費者から12月に限らず年中支持を集めたのです。  しかも、500円の中身がかなり大盤振る舞いなのです。
ケンタッキーのHPより


「Sランチメニュー」の中身4点は以下の通り。 ・オリジナルチキン:1ピース(単品だと250円) ・特製ハニーメイプルをかけて食べるビスケット:1個(単品だと230円) ・ポテト(S):1個(単品だと230円) ・ドリンク(S):1個(単品だと200円)  なんと、単品で購入すると合計910円(税込)するセットが、500円で食べられるのです。ここまで読んで、最寄りのケンタッキーを検索したくなった人も少なくないはず。ケンタッキーのランチが提供しているのは、“お得感”ではなく、本当の“お得”なのです。

大戸屋ランチは70円の値上げで…
 一方、ランチタイムの勝者がケンタッキーだとすれば、現在“敗者”と言わざるをえないのが定食チェーンの「大戸屋ごはん処」です。なんと、既存店売上高は12カ月連続で前年割れ。  

人気メニューであった「大戸屋ランチ」(720円)は、昨年4月に廃止しています。  このランチメニュー廃止による、客離れは深刻でした。その6ヶ月後である2019年10月に「大戸屋ランチ」(790円)を復活させていますが、客離れは止まらない状況です。  それは財務諸表にも現れています。 


【大戸屋の売上高推移】 2018年…262億円(前年比+6億円) 2019年…257億円(前年比-5億円) 2020年…245億円(前年比-12億円)※予想 【大戸屋の経常利益推移】 2018年…6.6億円(前年比-5000万円) 2019年…4.6億円(前年比-2億円) 2020年…-2.4億円(前年比-7億円)※予想 【大戸屋の純利益】 2018年…2億円(前年比-1億5000万円) 2019年…5000万円(前年比-1億5000万円) 2020年…-5.3億円(前年比-5億8000万円)※予想 ※FISCO 大戸屋ホールディングスより  特に、純利益はマイナス5億円。ここからどうやって回復できるのか。注目が集まります。 


“日常使い”で勝ったケンタッキー
  鳥貴族はたった、18円の値上げで顧客にそっぽを向かれ、大戸屋も実質70円の値上げで客離れが起きました。不調の理由は値上げだけとは言えませんが、好調なケンタッキーと比較すれば、両者の明暗分けた違いが見えてきます。  

たとえば、テレビCM。  多くの飲食チェーンは新メニューや期間限定メニュー開始のタイミングで集中的にCMを打つことが多いですが、ケンタッキーは日常食であることをアピールするために、恒常的にCMを流し続けました。 


 また驚異のコスパである「Sランチ」のように、最初は期間限定で導入し、顧客のニーズを把握できたところでレギュラーメニュー化に踏み切りました。顧客のニーズがわかるまではテストマーケティングを繰り返していたのです。  その姿は、まるで関心が変わりやすい消費者のニーズに合わせて態度を変える風見鶏(チキンだけに)。しかし、その企業態度こそが、飛躍の理由だったのです(フライなだけに)。


馬渕磨理子
経済アナリスト/一般社団法人 日本金融経済研究所・代表理事。(株)フィスコのシニアアナリストとして日本株の個別銘柄を各メディアで執筆。また、ベンチャー企業の(株)日本クラウドキャピタルでベンチャー業界のアナリスト業務を担う。著書『5万円からでも始められる 黒字転換2倍株で勝つ投資術』



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