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イーロン・マスクの脳直結コンピューター。初めて人間の脳に埋め込む

2024年09月14日 00時05分16秒 | 医学と生物学の研究のこと

イーロン・マスクの脳直結コンピューター。初めて人間の脳に埋め込む (msn.com) 


© ギズモード・ジャパン 提供



> イーロン・マスクのロボットにされそう

イーロン・マスクが手がける事業の1つ、Nueralink(ニューラリンク)。人間の脳を直接コンピューターに繋げることをミッションに脳内チップを開発しています。


去年の初夏、脳チップの人体実験許可がでていましたが…。ついに、ニューラリンク初となる人間への脳チップ埋め込みが完了しました。


術後、順調に回復中!
ニューラリンク初となる快挙を発表したのは、イーロン・マスク氏のXアカウント。


「最初の人間がニューラリンクの埋め込みを昨日受けた。順調に回復している。初期結果では期待できるニューロンスパイクが検知されている」




けっこう長い間、実験的な手術の被験者となってくれる人を探していたニューラリンクですが、しっかり見つけていたんですね。


被験者、手術を担当した外科医については明かされていません。


人体での試験第一弾となる今回のケースは、チップのもたらす機能よりも、医療処置として埋め込んだチップの安全性・効果が検証されます。


どうやって埋めた?

チップ埋め込みには、まず外科医(人間)が、被験者の頭蓋骨に小さな穴を開けます。その後「R1」という名のロボットが、埋蔵物の帯電ワイヤーを脳に直接縫合。手術成功の場合、小さな穴に埋蔵物=ハードが鎮座し、ワイヤーが脳とサーバーの間のデータをやりとりするという仕組みになっています。


障害を持つ人から健常者まで
頭蓋骨の表層にマイクロチップを埋め込むことで、脳の活動を図り、科学的かつ健康的なメリットが享受できるというのがニューラリンクの言い分。


ニューラリンクは、まず精神疾患や体に障害を持つ人の新たなツールとなることを目指しており、一部専門家から期待もされています。が、ゆくゆくは、健常者の日常をも強化するためのサイバーツールとして活用されることも視野にいれています。


ニューラリンクの創業は2016年。サル、ブタ、ヒツジなどの動物実験を経て、今も元気な動物・残念ながら安楽死させられた動物がおり、動物虐待で訴訟にまで発展したこともありました。


人体での実験許可がアメリカ食品医薬品局からおりたのが去年の5月。ついにここまできたか…!





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