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免許を返納したら「要介護」まっしぐら?老け込むか若々しくいられるか「70歳」の行動が“運命の分かれ道”である理由

2024年07月24日 22時05分18秒 | 医療のこと

免許を返納したら「要介護」まっしぐら?老け込むか若々しくいられるか「70歳」の行動が“運命の分かれ道”である理由【有名精神科医が解説】
 (msn.com) 




5/15/2024
(※写真はイメージです/PIXTA)

高齢者の医療をずっとやってきた私の経験から言わせてもらうと、血圧や血糖値がやや高めのほうが元気だし、コレステロールは高めの人のほうがむしろ長生きしている。そのほうが癌にもなりにくいというのが、ある種の疫学調査みたいなことでもうわかっているわけですね



高齢になってすっかり老け込んでしまう人、いつまでも若々しい人、同じ年齢でも大きな差が出てくるものです。70歳ともなれば意欲や好奇心に衰えがみえることも少なくありませんが、どうすれば体も心も若くいることができるのでしょうか。今回は和田秀樹氏による著書『和田秀樹の老い方上手』(ワック)から一部抜粋して、「若さ」と「自動車の運転」の関係性も交えながら解説します。


老け込む人、若い人、「70歳」が運命の分かれ道
いまのご時世、60代ではまだまだ現役で働いている方は多いし、ルックスも頭も若々しい方がたくさんいらっしゃいます。ところが、元気に60代を過ごしてきたとしても、70代になると、さすがに体のあちこちに異常を感じるようになる。
そこで検査を受けてみると、血圧が高い、血糖値が高い、コレステロール値が高いなどと医者に言われ、あれやこれやの薬が出されて、それらの高い数値を「正常値」まで下げる、いわば〝引き算〞の治療をされることになります。


私は、それにはいささか異論があって、以前出した『70歳から一気に老化する人しない人』(プレジデント社)という本の中で、「年をとったら引き算医療をやめて、足し算医療にしよう」という提案をしました。



どういうことかというと、塩分の取りすぎはだめだとか、糖質のとり過ぎはよくないとか、血糖値が高ければ下げましょう、血圧が高ければ下げましょう、コレステロールが高ければ下げましょうと言われます。私はこれを「引き算の治療」と呼んでいるわけです。


高齢者の医療をずっとやってきた私の経験から言わせてもらうと、血圧や血糖値がやや高めのほうが元気だし、コレステロールは高めの人のほうがむしろ長生きしている。そのほうが癌にもなりにくいというのが、ある種の疫学調査みたいなことでもうわかっているわけですね


それはなぜかといえば、年をとればとるほど、「あり余っている」害より「足りない」害のほうが大きくなるからです。


つまり、血圧を下げすぎると(足りなくすると)頭がふらふらする。そうすると転んで骨折して、そのまま寝たきりになる恐れもある。血糖値とか、ナトリウム(塩分)を下げすぎて(足りなくして)しまうと、意識障害を起こして頭が朦朧(もうろう)としてくる。つまり「足りなくなった」ための害が高齢者の交通事故の大きな原因になっていると思うのです。


高齢者の交通事故の場合、動体視力が落ちているから、飛び出してくる子供が避けられなかったとかいう話だったらわかるけれど、報じられている事故のほとんどはいわゆる暴走とか逆走です。ということは、意識が朦朧としていたのが事故の原因ではないかと考えられる。


たとえば低血糖の状態を起こすと、ボケたようになって失禁したりすることがわかっています。そのように、意識障害を引き起こすのは、何かを下げたり、何かが足りなくなった場合であることが多い。年をとるといろいろなものが足りなくなってくるんです。


ずっと頭痛がするという患者さんがいたので血液を調べてみたら、思ったとおり亜鉛が足りなかった。それで亜鉛を摂取するようにしたら、頭痛はすっかり治ったこともありました。


男性の場合、年をとればとるほど足りなくなってくる最たるものが男性ホルモンです。男性ホルモンが足りないと、まず性欲だけでなく意欲そのものが落ちる。それから人付き合いがおっくうになる。同じだけ肉を食べて同じだけ運動していても、筋肉が落ちてくるので足腰が弱る。だから男性ホルモンを足してやると頭も冴えてくるし、意欲も出てきて筋肉もついてくるから、要介護になるリスクが減るわけです。



年をとったら、検査データが異常に高くて「余っている」からって無理に薬で下げるなんてバカなことはしないで、たとえば食べ物の品数を増やすとかして、逆に足りないものを足していくほうが老化は防げるということです。そういう足し算医療をするかしないかで、70歳から一気に老化するか、はつらつとしたままでいるかが決まる。


同じ70代でも、すっかり老け込んだおじいちゃんおばあちゃんにしか見えない人と、若々しさを感じさせる人に分かれてしまうんです。たとえば女優の吉永小百合さんは、もう70代後半のはずですが、とても若く見えますよね。


だから70代という年代はとても大事で、この時にもっともっと体や頭を使い続けると若々しくいられるし、そうでないとどんどん老け込んでしまう。


そういう意味で、70歳になったからといって、たとえばずっと続けてきた体を動かす趣味とかをやめたりせずに、ずっとやり続けていくことが、足し算医療とともに、重要になってくる。というのは、体も頭も若くとも、やはり70代になると意欲や好奇心が衰える人が多いからです。


免許を返納した高齢者は「要介護」まっしぐら
だから、50代、60代の時に、趣味でも何でもいいんですが、70歳以降はこういうことをしようって決めておくといいんです。その意味で言うと、先ほど自動車事故について触れましたが、実は自動車の運転というのが意外に重要な鍵になります。


東京のような大都会では公共交通が発達しているから、クルマは別になければないですむし、もともと運転していない人も多いけれど、地方では、いったん免許を返納してしまうと外に出る回数が激減する人や、めったに外出しなくなる人がすごく増えてしまいます。


それに、東京の人はあまりイメージが湧かないかもしれませんが、地方に行くと、高齢者も含めて地元の人が運転していく場所というのは、だいたいイオンモールのような大きなショッピングセンターなんですね。



大きいショッピングセンターに着くと、広い駐車場から入り口まで歩かなければならないし、店の中を歩き回るので、けっこう運動
になるんですよ。


そういう意味で実はクルマを運転するということは高齢者にとって非常に大切で、筑波大学の調査だと、免許を返納すると5年後に要介護になる確率が2.2倍ぐらいになってしまう。もっと過激なものでは8倍になるというデータさえあるんですね。だから免許を返納したら最後、要介護にまっしぐらというわけです。


マスコミは長きにわたってコロナ自粛を叫び続けていましたが、それも多くの高齢者を家に閉じ込める結果になりました。にもかかわらず、そのせいで要介護高齢者がものすごく増えてしまったことに対する責任なんて、新聞もテレビもいっさいとろうとしない。


私がいちばん気になったのは飯塚幸三さんという元通産省技官の偉い研究者が、2019年4月に池袋で起こした衝突事故です。母子2人が亡くなったのに逮捕されなかったのは「上級国民」だからだとか、ずいぶん非難されました。だけど飯塚さんは当時88歳で、本人もケガをしている。


そんな高齢者は普通、逮捕しないのが日本の司法ですから、それほど特別扱いされたとは思えませんが、仮にひいきされていたとしても、彼は別にふだんから暴走族みたいな危険運転をしていたわけではありません。本人も奥さんも怪我をしているわけですから、まあ、不注意というか、ブレーキとアクセルを踏み間違えたのでしょう。


だけど、彼が事故を起こしたことについて多くの人が「年寄りのくせに運転したからだ」みたいな言い方をするのはちょっと違うと思う。実は年寄りの暴走事故というのはそんなに多くないんです。


なぜ年寄りが運転すると危ないかといえば、動体視力が落ちてきて、子供が飛び出してきても気づくのが遅れるとか、いわゆる運転技術が衰えてくると考えられるからです。にもかかわらず、マスコミが盛んに取り上げるのは、年寄りが暴走したり逆走したりする事故ばかり。なぜならそれはめったにない珍しい例だからです。


しかも死亡事故となるとさらに少ない。「上級国民」である飯塚氏の事故がことさら大きく取り上げられたから、高齢者の自動車事故の代表みたいな話になったというだけのことです。ニュースを見たり聞いたりするときに必ず考えなくちゃいけないのは、それが珍しいからニュースになるということです。


犬が人間を嚙んでもニュースにならないが、人間が犬を嚙むとニュースになるというのがニュースリテラシーなんです。高齢者の暴走事故そのものもめったにないし、それによって人が死ぬ事故なんてもっと珍しいわけですね。


ふだん普通に運転している人が突然、暴走するというのは、我々老年精神医学に携わっている人間から言わせると、実は意識障害を起こしていた可能性が高い。つまり意識が朦朧としているのに体は起きている状態だから、わけのわからない運転をしてしまうということです。


その時たまたまアクセルを踏んでしまうと暴走になるし、方向感覚がわからなくなると逆走になる。それだけのことです。昔のマニュアル車と違って、いまはほとんどのクルマがオートマチックだから、そういう状態でも運転できちゃうんですよ。


その意識障害の原因なんですが、年をとってくると、たとえば血糖値のコントロールがうまくいかなくなって、ちょっと強めの糖尿病の薬を飲んでいると、血糖値が下がりすぎて意識障害を起こす。あるいは昨日眠れなかったので睡眠薬を飲んだために頭がボンヤリする。それから、塩分を控えすぎて低ナトリウム血症を起こし、意識が朦朧とするケースもあります。


やはりお年寄りにあまり薬を飲ませすぎるのは危険だというような話にならないと、事故の再発は防げないでしょう。若者の暴走族のような意図的な暴走による事故なら、厳罰化すれば防げるかもしれませんが、意識が朦朧として事故を起こすのであれば、まずそういう状態にさせないことです。


高齢者に薬を飲ませすぎないということも含め、根本的な対応が必要になります。ところがテレビ局はスポンサーである製薬会社に忖度して、そんなことは言ってくれません。


いずれにしても、高齢者が事故を起こすとすぐにほかの高齢者まで免許返納という話になりますが、免許を返してしまったら、あとは要介護にまっしぐらです。運転はできる限り現役で続けてください。少なくとも地方に住んでいる方は絶対に早まって免許を返してはいけません。


和田 秀樹


精神科医








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梅雨時のビオトープ

2024年07月24日 19時06分44秒 | 日々の出来事


梅雨時の空ですね⭐


7・14・2024
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オニユリが咲きます

2024年07月24日 18時05分53秒 | 日々の出来事
ゆりの花の季節になりますね❗




7/13/2024
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モルドバワイン専門店 >MOLDOVA-MARKET

2024年07月24日 12時07分28秒 | 食のこと

モルドバマーケット は、豊かな自然に恵まれたモルドバ産のワイン、食料品の専門店です。

ワイナリーより直接仕入れたモルドバワインやはちみつ、ジャム、瓶詰食品等を揃えています。

モルドバの特徴は恵まれた自然にあります。なだらかな丘陵地帯が続き、肥沃な土壌と広い森、川と湖、豊かな自然に溢れています。
5000年以上の歴史を誇るモルドバワインは、現在も世界のワイン博覧会で数々の賞を受賞しています。


MOLDOVA-MARKET モルドバワイン専門店 








モルドバ共和国:
1991年にソビエト崩壊により独立した、黒海の北西にある小さな国です。
西はルーマニア、北と東と南はウクライナに囲まれています。
首都キシナウに国際空港があり、面積は日本の1/11程(33,843㎢:九州より少し小さい)、人口は約300万人ほど(2017年)です。
公用語はモルドバ語で、ロシア語もよく使われます。
宗教は96%がキリスト教(モルドバ正教)です。

モルドバ - Wikipedia 


モルドバワイン・食品専門店 自由が丘店舗
〒152-0035 東京都目黒区自由が丘 1-3-15
東急東横線 自由が丘駅 徒歩5分

03-6421-4140 / 11:00 - 19:00 / 水曜定休


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小池百合子氏「有罪・失職」を元側近弁護士が告発!「悪質性あり特捜動く」公職選挙法違反の可能性を指摘

2024年07月24日 10時08分43秒 | 事件と事故

小池百合子氏「有罪・失職」を元側近弁護士が告発!「悪質性あり特捜動く」公職選挙法違反の可能性を指摘(SmartFLASH) - Yahoo!ニュース




 



小池百合子氏「有罪・失職」を元側近弁護士が告発!「悪質性あり特捜動く」公職選挙法違反の可能性を指摘
7/24(水) 6:00配信

たとえ疑惑があっても、実際に検察が動くかどうかは別問題だ。とくに、最近の自民党の「政治とカネ」の問題を見ても、東京地検特捜部には政治に忖度するというイメージが拭えない。だが、今回、特捜部は「本気だ」という。それは事件としての “筋” がいいからだと、若狭氏は語る。



SmartFLASH
都知事選で街頭演説する小池百合子氏(写真・梅基展央)


 7月22日、「小池百合子都知事」がXでトレンド入りした。都知事選からはや2週間。ネットでは石丸伸二氏や、蓮舫氏の話題ばかり目立つが、小池氏が久しぶりに注目された理由は、前日の21日に放送された『そこまで言って委員会NP』(読売テレビ)での小池氏に対する “爆弾告発” にあった。


【写真あり】犬の散歩をする小池百合子


 発言の主は小池氏の元側近で、弁護士の若狭勝氏。若狭氏は、都知事選で3選を果たした小池氏が、有罪・失職する可能性について言及したのだ。


「番組で、若狭氏は都内52の市区町村長が小池氏に知事選出馬を要請したことに対し、都民175人が公職選挙法違反(公務員の地位利用)容疑で小池氏への告発状を東京地検に提出している件について取り上げました。


 若狭氏自身、東京地検特捜部長だった経験から、この疑惑について犯罪が認められる可能性が高いとして、小池氏の有罪、さらには都知事失職の可能性について語ったのです」(週刊誌記者)


 もし現実となれば、小池氏は万事休すだ。いったい何がそれほど悪質なのか。「番組では語り切れなかった」という若狭氏本人に、改めて「小池氏有罪、都知事失職」の可能性を聞いた。


「問題とされている『公務員の地位利用』とは、『国や地方公共団体の公務員は、職務上の影響力を用いて第三者に働きかけるなど、その地位を利用した選挙運動をすることができない』と規定するものです。


 今回の出馬要請は、まさに『公務員の地位利用』に抵触する可能性がある。小池知事は、他にも学歴詐称などで告発されていますが、そのなかでも、この事件がもっとも処罰に至る可能性が高いと思います」(若狭氏、以下同)


 改めて振り返ると、事の発端は、5月28日。都内62市区町村の約8割にあたる52市区町村長が、小池知事宛てに「3期目を目指し立候補されることを期待し、ここに支持を表明する」という旨の「出馬要請文書」を送ったことにあった。


 5月30日には出馬要請文に名を連ねた一人である大坪冬彦・日野市長が『小池知事側から支援してくれますか? という打診があった』と明かしている。これに対し、小池知事は翌日の定例記者会見で『私からの依頼はしておりません』と釈明した。


「小池知事が候補者として推薦、支持されることを想定しながら、実際に出馬要請に関与していれば間違いなくアウト。直接の関与でなくても、間接的に何らかの援助をしたり、あるいは誰かが出馬要請することを容認しただけでも公選法に問われます」


 ではなぜ、それほど “悪質” なのか。


「各市区町村長は、それぞれ地元の有権者の支持を得て首長になっているわけです。地元の首長が、小池知事を支持しているとなれば、有権者も小池支持になびく可能性は大きい。


 投票に大きな影響を与えるわけです。それだけではありません。出馬要請文に関与した52市区町村の首長らも罪を問われる可能性がある。事件の広がり、影響力を考えれば、とくに悪質だといえるのです」


 たとえ疑惑があっても、実際に検察が動くかどうかは別問題だ。とくに、最近の自民党の「政治とカネ」の問題を見ても、東京地検特捜部には政治に忖度するというイメージが拭えない。だが、今回、特捜部は「本気だ」という。それは事件としての “筋” がいいからだと、若狭氏は語る。


「特捜部が事件を真剣に捜査するか、あるいはアリバイ的に仕方なくやるか。その見極めは、事件の “筋” がいいかどうかにかかってきます。事件の “筋” がよければ、特捜部は真剣に捜査するんです」


 ではなぜ、今回の事件の “筋” はいいのか。


「証拠収集の難易度が低いからです。今回の首長のなかには『反小池』の人もいますし、小池さんに積極的には肩入れしたくないが、不承不承、依頼文に名を載せただけという人もいるでしょう。


 そういう人からは証拠の収集がしやすいので、調べていくうちに事件の全貌が明らかになる可能性が高い。


 しかも、今回は出馬要請文という証拠物がある。この文書が誰のパソコンで作られたのか。その際のメールのやり取りはどうだったのか。そういう証言を拾っていけば、証拠は相当、集まるはずです。


 また、今回、誰がいちばん得をするかといえば、当然、小池知事です。小池知事は出馬要請文がなくても当選できたはずですが、ただ、『みんなから出てくれと言われたから出た』という大義名分が欲しかった。それが要請文という形になった。動機づけが素朴でわかりやすいから、事実認定がしやすいのです」


 そして、被疑者(容疑者)の弁解を崩しやすいことも理由の1つだという。


「小池さんは、要請文作成には関与していないと弁解していますが、小池さんのまったく知らないところで、部下や周りの人が小池さんの意向を無視して、出馬要請文を書くということは、まずありえない。


 逆に、多くの首長が今回、出馬要請文に関与しているので、そういう人たちから供述を引き出せば、小池さんの弁解は簡単に覆せるわけです」


 こうした理由から、小池氏が立件される可能性が高いと若狭氏はいうのだが、その結果、有罪となったとき、小池氏は当然、職を失うことになる。


「公務員の地位利用罪は、ときには懲役刑や禁錮刑もある重罪です。小池さんの場合、少なくとも罰金刑には問われるでしょうが、判決が確定した時点で公民権停止となりますから、当然、都知事は失職することになります。


 小池さん本人が最高裁まで争えば、判決までに4年くらいかかるので、都知事の任期は終わっているはずですが、ただ、世論が許すかどうか。


 公選法違反ではないが、舛添要一さんや猪瀬直樹さんも、それぞれ世論の批判を受けて都知事を辞職しています。小池さんも自ら辞めるという選択肢も、一般論としてはあり得る」


 そもそも、若狭氏は、小池知事の最初の都知事選をともに戦った元側近でもある。そんな小池氏の “手駒” だった若狭氏が、小池氏を告発するのには理由がある。


「8年前、小池さんは自民党都連をブラックボックスと呼び、その閉鎖性や利権構造を追及していた。それに私は思いを致して、小池さんを推したわけです。


 しかし、今の小池さんは変貌してしまった。批判したはずの自民党幹部と一緒になって動いている。そして、こういう告発事件まで引き起こしてしまった。


 私は法律家ですから、犯罪があればきちんと処罰されるべきだと考えている。だから小池さんを告発するのです」


 小池氏は、若狭氏のこの言葉を何と聞くのだろうか──。






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