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外国人が入国しようとすれば「丸裸にされる」【コロナ3年中国変貌 日本人出張者が驚愕】>

2023年06月14日 09時03分48秒 | 天候のこと

ビザが下りるまでに1カ月以上…外国人が入国しようとすれば「丸裸にされる」【コロナ3年中国変貌 日本人出張者が驚愕】(日刊ゲンダイDIGITAL) - Yahoo!ニュース 


ビザが下りるまでに1カ月以上…外国人が入国しようとすれば「丸裸にされる」【コロナ3年中国変貌 日本人出張者が驚愕】
6/13(火) 9:06配信
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自動運転タクシーの試験運用も始まった(百度提供・共同) 


【コロナ3年中国変貌 日本人出張者が驚愕】#1  中国と日本との人的往来は徐々に復活しているが、日本人出張者は「この3年で中国はガラリと変わった」と驚く。その変貌ぶりから見えるのは、世界からの孤立に耐え、内需だけで回そうという中国の“半鎖国型統治体制”が「完成間近」であることだ。


そう実感させられるのはビザ申請からだ。ある上場企業の管理職W氏はこう明かす。 

商用ビザの申請書類には、新卒で入社した会社から始まって現職に至る、すべての職歴を細かく書かされます。しかも当時の担当上司の連絡先まで開示を迫られるんです」 

 昔の上司の連絡先まで記入させられるのは、「中国で法を犯せば関係者に累が及ぶぞ」とする暗黙の脅しなのか。中国渡航希望者はこの時点から“身の潔白”を申告させられる。 

 現段階では「ビザが下りるまでに1カ月以上かかり、外国人が気軽に行ける国ではなくなった」とW氏は嘆くが、コロナ禍に見舞われる前までできていた「ビザなし渡航」は果たしていつ解禁となるのか。 

 もっとも、日本人ビジネスパーソンも中国行きには腰が引ける。3月にはアステラス製薬のベテラン駐在員が中国当局に拘束されたが、

「いつなんどき、自分にスパイ容疑が降りかかるかわからない」(大手商社幹部B氏)。

 ■命の次に大事なのはスマホ  

一方、中国に滞在するには外国人もいよいよスマホなしでは済まされなくなった。W氏は「コロナ禍で『健康コード』が導入されたことで、“スマホによる個人の管理”が一段と進み、もはや外国人も例外でなくなりました」と語る。タクシーへの乗車、コンビニでの決済、ホテルの宿泊、名刺交換……何をするにも中国のアプリが必須である。 

 今年5月、W氏は上海と大連に出張したが、タクシーは中国のアプリを使って呼び、スマホ決済を余儀なくされた。コロナ以前からアプリ利用にシフトはしていたが、コロナ後は例外が許容されにくくなった。

 「流しのタクシーもなくはないのですが、現金決済を嫌がり、釣り銭の用意がない場合があります」(W氏)  

買い物も、ビザやマスターなど国際標準のクレジットカードは使いにくくなっており、スマホ決済を要求される。 

 帰国した日本人出張者たちは異口同音に「中国では命の次に大事なのはスマホだ」と言うが、スマホを購入する時点で、「当然、パスポート番号を含む購入者情報は当局に筒抜けになるのは覚悟」(上海在住の日本人)。

W氏も「中国で仕事をしようと思えば、丸裸にされるも同然」と嘆息する。 (つづく) (姫田小夏/ジャーナリスト)


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