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リセット整体まるたけにようこそ(札幌市厚別区)

整体はエンターテインメント!からだを楽しんでみませんか?

患者さんとの距離感

2008年01月06日 | “まるたけ”のこだわり

●人と人の距離感
人と人との距離感ほど、難しいものはないですね。

遠すぎれば、心を開いてもらうことはできませんし、逆に、近すぎれば、息苦しいこともあります。

“まるたけ”というお店を開業するにあたり、お客さん(患者さん)との距離感をどの程度に保つのかで、かなり迷いました。

サービス業としてとらえるならば、たとえ常連さんであっても、特別あつかいは、しない方がいいとされています。

それは、新規のお客さんからすれば、逆に差別されている感情を抱いてしまうかもしれないからです。

確かに、初めて行ったお店で、店員さんが、ほかのお客さんとずっとしゃべっていたら、もうそのお店には行かないでしょうね。

私なら、絶対行きません(笑)。

けれど、私が常連さんの立場で、店員がよそよそしいと、「はじめて来たお客と同じあつかいって、どうよ?」と、舌打ちしちゃうかも。

難しいですね、ホント。

では、話を“まるたけ”に戻しましょう。

●患者さんとの距離感
「患者さんを、自分の身内だと思って、施術しなさい」

私は、このように教わりました。

確かに、家族だと思えば、一生懸命、愛情をもった施術になる…といったことを言いたいのでしょう。

現場に出るまで、この言葉は素晴らしいと思っていました。

現場に出て、経験を重ねるごとに、考えが変わりました。

「患者さんを身内と思ったら、施術のクオリティーが落ちる」

いま現在、このように考えております。

家族が病気になってしまうと、冷静な判断ができなくなってしまうのではないでしょうか。

愛情があればあるほど、パニックになってしまうもの、何もできなくなってしまうものだと思います。

●施術者としての距離感
けれど、来ていただいた患者さんを、商売上のお付き合いと、割り切ることもできません。

どうしたって、患者さんの体に触れる仕事ですから、人間としての“情”の部分が生まれて
しまいます。

その“情”が強くなってしまうと、施術の“質”が落ちるのも、事実。

しかし、“情”のない施術は、人の心を癒してくれません。

この“情”と“質”のバランスが、とても重要なんです。

このバランスが、どのくらいでベストかということは、患者さんによって異なります。

それを見極めることも、施術者の力量なんでしょうね。

●現在の“まるたけ”の距離感
お店を開業してからは、患者さんとの距離が近くなりましたね。

以前、勤めていたお店は、オープンスペースのお店だったので、ベッドが何台も仕切られずに並んでいました。

その状況だと、患者さんも周りに別の患者さんがいるので、自然と構えてしまいます。

いまは、プライベートスペースのお店なので、患者さんが構えることは少ないですね。

そういったこともあり、いい意味で距離感が近くなっています。

回数を重ねるごとに、信頼関係が生まれ、さらに距離感が近づきます。

「他人なんだけど、信頼できる」

この関係こそ、施術効果(質×情)が最も発揮される、ベストな距離感だと思います。

●私にとって施術とは
施術は、技術ではありません。

施術は、情熱や愛情だけでは、効果が出せません。

施術とは、いったいなんでしょう。

私の考える施術とは、「施術者のすべて」です。

施術する者の技術、知識、会話、しぐさ、愛情、理想…そういったすべてが、施術に反映されると考えております。

●当店の存在理由
とにかく、来ていただいた患者さんに満足してもらうこと。

最低でも、納得していただくこと。

これが“まるたけ”の存在理由です。

できるならば、患者さんが感動していただけるような施術がしたいですね。


“まるたけ”は、プライベート整体スペース。

2007年12月22日 | “まるたけ”のこだわり
リセット整体“まるたけ”は、ある意味、普通の部屋で開業しています。

それには、理由があるんです。

人間は、どんな場所がいちばんリラックスできるのでしょう?

人それぞれ違うでしょうが、やはり自分の家が落ち着きますよね。

ということは、自分の家で施術を受ける方が、効果的ということになります。

けれど、出張マッサージの人を、家にあげるのって、ちょっと抵抗ありますよね。

一人暮らしの方なら、なおさらでしょう。

であるならば、施術スペースが自分の家っぽいと、リラックスしやすい。

よって、“まるたけ”は普通の部屋で、営業しています。

かたくるしさもなく、他人の目も気にしなくていい。

やはり、リラックスして施術を受けるほうが、断然気持ちがいいものです。




施術中の頭の中は…

2007年12月12日 | “まるたけ”のこだわり
マッサージや整体をしているとき、その施術者は何を考えていると思いますか?

私の場合、何も考えていません。

「オイオイ…」ってツッコミたくなるようなコメントですよね。
でも、事実です。

ただ、もう少し正確に言えば、『何も考えないようにしている』ということです。
つまり、『先入観を持たずに、患者さんの体と向き合う』ということです。

整体などの代替医療と呼ばれるものは、非科学的な面があります。
それをマイナスな伝統として、科学的手法で理論付けをする療法もあります。
しかし、そのことがむしろ、代替医療の“良さ”を削ってしまうのではないでしょうか。

例えば、人間の感情。
これを、科学的に証明できる、理屈で100%解決できる、なんて考えている人は少ないでしょう。
でも、「感情」の存在を否定する人はいませんよね。
存在することは事実だが、それが何かわからない。
そういったことが、人間の体にだってあります。

病院で検査しても、異常はない。でも、痛い。では、この原因のわららない痛みは、なんなのか。

お医者さんは「気のせいですよ」というかもしれません。
では、その「気」って何なんでしょう。
それは、「感情」なのかもしれませんね。

人体とは、何なのか。結局、わからない要素がまだまだあるってことでしょう。
だからこそ、先入観を捨て、無心で体と向き合うことに、整体やマッサージの“良さ”があると信じています。

医学的知識が必要ないという意味ではなく、整体師は整体師のできることを、一生懸命やるべきです。
お医者さんのまねごとをしても意味がありません。中途半端な知識で患者さんを不安にさせるべきでもありません。

多くの人々には、“神の手”なんて必要ないのです。それよりも温もりある“人の手”が必要なんです。

だから私は「施術中、何を考えているの?」と聞かれたら、自信を持って、こう答えます。

何も考えていませんよ、と。

「圧」へのこだわり

2007年12月11日 | “まるたけ”のこだわり
私のおこなっている施術は、周りから見れば、ただ押したり、もんだりしているだけのように見えるでしょう。

実際、押したり、もんだりしているに過ぎません。

しかし、行為としては、単純作業なのですが、そこには“セラピスト”としてのこだわりもあります。
なにより、そのただ押すということ…「圧」にこだわりがあります。

まず、体をマッサージしていくとき、“手”でほぐしては、うまくいきません。“体”(=体重)を使って、施術します。
「圧」なかけ方は、重要です。“手ぢから”による施術は、痛いだけでほぐれてくれません。
施術者の“手”は、感じるために使うもの。もちろん、押すためにも使用しますが、大切なのは、感じること。いかに感じることができるかが、その施術者の力量だと思います。

まず、この手に体重を乗せていくことから、施術は始まります。

次に、乗せた体重をいかにコリの奥まで浸透させるか、ということが重要になってきます。
「圧」の深さですね。

深さを出すコツは、「圧」を持続させることです。
安定して持続圧をかけるためには、施術者のポジショニングが重要です。
無理な姿勢で施術していては、安定した「圧」を生み出すことはできません。

そして、一番難しいのは、ここからです。いかに、「圧」を抜くか。
いつ「圧」をやめるのかによって、コリを解消できるかどうかが左右されます。
この「抜き」のタイミングが、神経を最もつかう行為です。

施術中は、つまり患者さんの体と対話し続けています。
私の“手”は、話しかける「口」であり、訴えを聞く「耳」でもあります。

頭の中では、患者さんからうかがった自覚症状や症状の変化、日常の生活習慣などから、コリの原因(=可能性)について仮説を立てつつ、施術します。
その仮説と“手”からの情報をまたミックスして、さらに“手”で患者さんに語りかける。

ただ押したりもんだりしている中でも、さまざまな思いや葛藤があります。

たかが「圧」。されど「圧」。

最近になって、やっと「抜き」について、自分なりの方向性が見えてきました。それが“リセット整体”ということです。