主訴 肩こり(慢性)【40代女性】
肩こりほどポピュラーな症状もないですよね。多くの人が、肩が凝った経験があります。そしてほとんどの方が、仕方がないとあきらめてもいます。でも、本当に仕方ないことなんでしょうか?
私も“肩こりさん”でした。10代の頃から、肩が凝って頭痛がする日々。この仕事をするきっかけのひとつに、自分の肩こりを治したいという思いもありました。
で、現在、私の症状はどうかといえば、“ほぼ、いい感じ”という状態です。肩が凝らないわけではありませんが、頭痛になるほどひどくもなりません。
来店されたこの女性も、“どうしたら、肩こりを自分で改善できるか”と聞いてこられました。
アドバイスとしては、“肩甲骨を動かす”ということです。
肩甲骨はイメージとしては、肋骨の上にのっかっているような構造をしています。本来は、動きのいいものです。しかし、コリが慢性的になると、動きがかなり制限されてしまいます。
肩甲骨は、下肢(脚+足)でいうところの骨盤のようなもの。整体などでは骨盤のゆがみを重要視することが多いですが、肩甲骨も同じです。上肢(腕+手)にとっての“骨盤”なんですね。
肩甲骨の動きが良くなれば、肩こりはかなり軽減されます。セルフケアは、まずここからスタートするのがオススメです。