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リセット整体まるたけにようこそ(札幌市厚別区)

整体はエンターテインメント!からだを楽しんでみませんか?

「愛」を初めて言葉にした、その瞬間。

2008年12月10日 | 奇跡と呼んでもいい実話。
なんてことのない日常の中に、心が揺さぶられる出来事が存在するもの。

いつもなら、見逃していたような出来事・・・。


ふと、道を歩いていると、前方に若い親子連れ。

お母さんは、0歳児を抱きかかえながら、ゆっくり歩く。

その後ろを、3歳くらいの男の子が遊びながら歩いている。

男の子が何を思ったのか、ふと立ち止まる。

「ママ・・・」

母親が立ち止まる。

「ママ・・・、さむくない?」

母親の表情が、一瞬、固まっていた。

何を言われたのか、理解できず、キョトンとした顔。

「・・・ママ、さむくない?」

もう一度、子供に言いわれ、表情がほころぶ。

「○○ちゃん、ママは寒くないよ。○○ちゃんは、寒くない?」

「へいき。さむくないよ」


なんてことのない、日常の風景。

でも、恥ずかしながら、泣きそうになった。

たぶん、母親の表情から想像すれば、そういったことを言われたのが初めてだったんじゃないかな。

「ママ、さむいよ」

ではなく、

「ママ、さむくない?」

言葉としては、些細な語尾変化にすぎないが、心理的成長として考えるなら、すごいことだ。

つまり、自分が寒い時は、他人(母親)も寒いのではないか?と類推しているってこと。

相手を思いやる気持ち、つまり「愛」を言葉にできた瞬間。

その瞬間に立ち会えたってことに、私は泣きそうな気持ちになった。


男の子の声は、決して大きいものではなかったが、後ろを歩いていた、私の脳に鋭く突き刺さった。

子供の無垢な声が、穢れた大人の脳に突き刺さったのだろうか?

不思議な感情のゆれが、そこには存在した。


たぶん、こうした一瞬一瞬の出来事が、親子愛の基礎になるんじゃないかな。

意識するしないに関わらず、脳にこういった情景が焼き付いてしまうと、どんなに“ろくでなし”の子供でも、無償の愛が生まれる気がする。


まさに、どうってことのない出来事。

でも、そういったことの中にこそ、心に響く“真実”があるんでしょうね。


リールアドレ ・・・ 札幌で“いい仕事”される美容室です。

2008年07月03日 | 奇跡と呼んでもいい実話。

リセット整体まるたけは、ここから始まった・・・

美容室 リールアドレ (地下鉄 南郷7丁目駅 徒歩1分)

ここのオーナースタイリストの若山さんがいなければ、私は独立開業していなかったと思う。
だから、ここのお店は、“まるたけ”の原点です。

開業するには、どうしたらいいのか?
元同僚に聞かれたことがある。

答えは簡単。
税務署に書類を提出すれば、今日からでも独立できます。

たぶん、そういうことが聞きたかったのではないでしょうね。
意地悪だな、私は(笑)。

でも、本音を言えば、「どうしたらできるか?」って質問をすること自体どうなのかな・・・と思う。
本当に聞きたい内容は、「どうしたら失敗せずに(儲けが出るように)、独立できるのか?」ということでしょう。

そんなもん、こっちが知りたいわ!(笑)

どんな小さなお店でも、成功するかしないかなんて分からない。
だいたい、どの時点で成否を判定するかによって、答えは違う。

ホリエモンさんは、成功したのか?失敗だったのか?

私には判断がつかない。
人生というスパンで考えると、途中で経営をリタイアしているので 、失敗かもしれない。
しかし、動かしたお金の大きさ、話題性、現在の財産(いくらあるか知りませんが)などを考えると、平均サラリーマンではできないレベルのことをしてきたことになる。
ということは、歴史的視点に立てば、成功したとも言える。

織田信長だって、志半ばで死んでいる。
けれど、その人生が失敗であったと思っている人は少ないでしょう。
だから、何が成功かなんて分からないってことですね。

話を戻せば、「どうしたらいいのか」なんて他人に聞くべきではない。
とりあえず、やってみることだと思う。
「畳の上の水練」という言葉があるように、いくら人の意見や体験を聞いたところで、成功するとは限らない。
むしろ、その情報に引っ張られて、臨機応変な経営ができなくなってしまえば、お店を継続していくことは、難しいのではないでしょうか。

やってみないと分からない。
やってみても、よく分からない。

私のお店の場合、順調に売り上げも伸びていますが、「どうして?」と聞かれると、「お客さん様様です」としか言いようがない。
クライアントさんが来てくれなきゃ、“おまんま”が食えなくなることだけは、ハッキリしていますが(笑)。

元々、私も頭でっかちだった。
だから、独立することをずっと躊躇していた。
でも、自分の知っている人が、独立してお店を始めたって聞いた時、とにかく悔しかった。
ウダウダ現状に甘んじている自分に腹が立って仕方がなかった。
独立してうまくいくとかいかないとか、ホントはどうでもよかった。
ただ、このまま“ぬるま湯な仕事”を続けている自分が許せなかった。

そう、独立する以外に自分を嫌いにならない道がなかっただけ。

自己嫌悪ほど、嫌なものはない。
他人に嫌われても生きていけるが、自分で自分を嫌いになると、生きていくこと自体が苦痛になってしまう。
少なくても、自分は自分の味方でなくてはならない。
全人類が私に「NO!」と叫んでも・・・。

話が私事ばかりになってしまいましたが、札幌でいい仕事をする美容師さんをお探しなら、この「リールアドレ」に行ってください。


ちょっと「不思議ちゃん」キャラが入っていますが、技術は確かです。

私はカットしかしてもらわないので、偉そうなことは言えませんが、伸びてきた時のシルエットまで計算に入れてカットしてくれるので、伸びてもカッコイイ(自称)。
だから、いっつも伸ばし過ぎてから行くので、やな客なんです(笑)。

今日もカットしてもらいながら、「あなたに出会えてよかった」などと、くさい台詞を心の中でつぶやいたりして・・・。

アホ・・・・・・ですね(笑)。


覚えていてくれたんだ。

2008年05月03日 | 奇跡と呼んでもいい実話。

さて、みなさまお待ちかねのGWがスタート。
もう、すでにお休みされている方、連休なんて「関係ねえ」って方、いろいろな方がいらっしゃるでしょうね。

私は、後者。関係ない仕事をしています。
むしろ、人様がお休みのときほど、働かなあかん仕事ですね。
だから普段とあまり変わりもなく、これといって楽しいだの嬉しいだのないのですが、今回はうれしいことがありました。

昨日、一本のご予約の電話。
「○月○日に予約入れたいのですが?」
どうも聞いたことがある声。でも、顔がうまく出てこない。
「以前お世話になっていた、○○です」

「ああああ、○○さん。お久しぶりです」思わず、バカっぽい声を上げてしまいました。

この方は、私が独立する前に勤めていたお店で担当していた人。
「今度、転勤します」との話は聞いていたので、もうお会いすることはないだろうな、と思っていました。

それが、一年半前・・・。

GW、札幌に帰省されたときに、“まるたけ”に来店してくださるとのこと。

ありがたいですね。ほんと、ありがたい。
なにより、覚えていてくれたことが、奇跡ですよ。
自分に置き換えてみると、一年半前のことって、忘れていそう。いや、忘れてますね(笑)。
しかも、貴重な連休中に来てもれえるなんて・・・、感謝感謝です!

関わった人達とのつながりが、今の自分を作ってくれる。
人と人の出会いは、“奇跡”そのもの。
ほとんどの人と出会わないまま、この世から巣立っていくのが人間。
そう思うと、何気ない出会いも貴重な財産に感じられますね。


「阪急電車」って単語を、札幌で初めて聞いちゃいました!

2008年04月22日 | 奇跡と呼んでもいい実話。

生きることは、奇跡の連続である。
なんでもないように思えることでも、よくよく考えると、すんごいことってありますよね。
今回は、些細だけど、個人的に「奇跡」なお話。

昨日、来てていただいたお客様が、「ブログ見たんですけど、大阪出身なんですね」と。
たまに、こういった話をしていただけることがある。
ブログ見てますよっていうのも、ちょいとこっぱずかしいような、うれしいような・・・。
その方とお話していると、なんと私より大阪に詳しいみたい。

「難波のXXって、たこ焼き屋さん、おいしいですよね」

・・・・・・、知らない (^_^;)

そう、私は大阪でも北部出身の人間。
大阪は、中心地が大きくわけて、キタ(梅田)とミナミ(難波)に分かれ、キタを中心に活動する人は、ミナミに行かず、逆も然り。
札幌も似ていて、サツエキ(札幌駅)とドオリ(大通)に分かれる。
大阪なら、二つの場所つなぐ道路が「御堂筋」。
札幌なら、それが「駅前通り」。

実はこの点で、大阪と札幌は街のつくりが似ている。
少し違うのは、札幌はこの2点が歩いていける距離であること。
地下鉄で一駅なので。
大阪は、歩けるけど、ちょっとしんどいかな。
だから、キタで買い物する人は、わざわざミナミに行かない。
ミナミの人も、キタに来ない。
それぞれにお店がたくさんあり、事が済んでしまうので。

だから、私はいわゆる「大阪」を知らない。
「ミナミの帝王」みたいな、世界を知らない。
だから、そのたこ焼き屋も知らないんですよ。
だって、難波に行ったこと、数えるほどしかないし(笑)。

そのお客様は、大阪好きとのこと。
友達が大阪にいるそうで、よく遊びに行くらしい。

宝塚、八尾、新大阪、吹田、阪急電車・・・。
私のとって懐かしい単語のオンパレード。
「阪急電車の色って、いいですよね」
阪急電車で育った(?)私にとって、この言葉でキュンとしてしまった。

そうそう、あれは「阪急マルーン」と呼ばれる色で、チョコレート色・小豆色って感じ。
懐かしいなあ・・・。
札幌に来て、8年。
阪急電車の色について話したのは、初めて。
しかも、札幌の人やしね (^_^)

いやいやこんなこともあるんですね。
その他にも、麻生(あさぶ)に住んでたとか、パン屋で働いてたとか、筋肉好き(?)だとか・・・。

同じじゃん!

その時、ご来店されるのが2回目。
にもかかわらず、勝手に親近感を覚えちゃったりして(笑)。

話題の共通項があると、なんだか楽しくなってしまう。
こんなことって、実に些細なことかもしれませんが、私は「奇跡」と呼んでもいいと思う。
だって、人と人が出会うこが、まず「奇跡」。
その中で、共通の話題があるのって、ごっつい「奇跡」ですもんね。