散日拾遺

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言葉の紳士録 007: 永劫回帰

2014-01-27 12:06:32 | 日記
2014年1月27日(月)

 「永劫回帰(永遠回帰)」は原語では何て言うのかな?

 原語はドイツ語、懐かしいニーチェに由来するらしい。
 高校時代に夢中になり、中公文庫の手塚富雄訳を擦り切れるぐらい読んだ。永劫回帰という言葉ともそこで出会ったのだが、これが歴史上初出とは思わなかった。
 「永遠/永劫」という修飾は状態像に似つかわしいもので、「回帰」という動詞としっくり合わない感じが当時からしていたが、どうなのか。

 ewig wiederkehren

 あるいは

 Ewige Wiederkunft des Gleichen

 原語に戻しても、違和感は変わらないようだ。僕の感じ方の問題かな。
 「永遠に繰り返す」と考えれば良いのか。

 道元禅師にあるって?永劫回帰が?
 そういえば、Rも当時からそんなことを言っていたような気がする。倫社の先哲研究で僕はニーチェを選び、Rは確か道元をやったのだ。

 『タイタンの妖女』のあの世界は、永劫回帰のイメージなんだろうか。

 そうそう、勝沼さん、

> さて、私はここ数日、嵐のような日々を過ごしています。今、世間を騒がしているあれのためです。

 あれ、って、あれ?それとも、あれ?
 どれ?
 何しろ御無事でいてくださいね。

 背番号の解説、びっくりしました!
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%8E%E7%90%83%E3%81%AE%E8%83%8C%E7%95%AA%E5%8F%B7

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