散日拾遺

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つった!/東京五輪の聖火ランナー

2014-09-11 07:10:19 | 日記
2014年9月11日(木)
 「いててて、つった、つった!」
 暁闇でいきなり喚いてしまった。目が覚めかけて大きく伸びをした瞬間、右のフクラハギが思いきりつったのだ。
 自力で伸ばそうと手を触れたら、痙縮した筋肉がカチンカチンの瘤になっている。こんなの初めてだ。
 「つま先、引っ張って・・・」
 「こう?」
 「ぎゃっ!逆、逆!」
 「引っ張るって」
 「僕の方へ引っ張って」
 もう、大騒ぎである。どうやら落ち着いて起き上ったが、しばらく足を引きずるほど痛みが残った。
 「若いねえ」とフォローしてくれるが、これって違うよな、むしろ筋肉の老化変性の徴候じゃないだろうか。

 今日も歩こう、雨が降らなければだけれど。まずは職場健診からだ。

***

 1964年、東京五輪聖火最終ランナーの坂井義則さん、他界。69歳は早すぎる。
 1945年8月6日、その日に広島県三次(みよし)市で生まれた。競技者としての五輪出場は惜しくも逸したが、清々しく凛々しい姿が不朽の映像を結んだ。
 182段を軽やかに駆け上がり、正面に向かって高く誇らかに聖火をかざし、振り向いて点火。
 鳩が放たれ、頭上にジェット機が五輪を描く。

 敗戦から19年、列島全体から湧き上がる感激に、7歳の子どももまるごと浸っていた。
 

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