散日拾遺

日々の雑感、読書記録、自由連想その他いろいろ。
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日曜日の晩

2013-05-12 21:54:53 | 日記

小豆島のMさんは、その後ずっとブログを見てくださっていて、コメント欄ではなくメールでよくレスポンスをくださる。

 

今日は学生時代のこと。

 

「香川の盲学校の正門の前で豚を買っていたのです。高等学部の主事だった先生が豚を除けてもらうようにお願いしたのですが、「おまえの学校が後からたったんやからおまえがのけ」と言われて主事先生もそれには何も言えなかったそうです。」

 

「百姓は何百年もここにいたのだ」にこと寄せての思い出話だ。

豚は、臭いが問題だったのかな。

確かに臭うのだけれど、あれは豚の屎尿が臭うので、豚という動物自体はとてもきれい好きなんだそうですね。人間も、動物自体はきれい好き(でもない者もある)だけど、屎尿は臭うから同じだな。

 

(ちなみにほ乳類はは虫類より高等とされているが、アンモニアを尿酸ではなく尿素の形で排出する点は両生類段階で、鳥類やは虫類よりも不都合が多いのである。)

 

僕の気に入りのジョギングコース、鶴見川沿いにも養豚場がある。風向きによっては300mぐらい手前の住宅街まで臭うけれど、平和共存しているみたいだ。

夏場には囲いのベニヤを取り外し、中が見える。西陽があたるとピンクに輝いて綺麗で好ましい。

 

星野富弘さんの詩にあったなぁ、

「おい子豚よ、そんなに美味しそうに食べるなよ、そんなに急いで大きくなるなよ」

豚を食べるの、やめようかな・・・

 

夕方からCMCCの理事会が渋谷であった。新装なった駅の出口にまだ慣れず、反対側へ出てしまって5分ほど遅れた。

H先生に放送大学ラジオ教材への出演を依頼して、快諾をいただく。

F牧師は6月にまたタイへツアーに出かけるとのこと。強迫性障害などの当事者さんや教会関係者を連れ、癒やしの物見遊山である。また象に乗るのだそうだ。

「賢い動物なんでしょうね。」

「賢いです。そして、体重が重いだけに、一歩一歩考えて歩きます。」

 

なるほど、そうか。

僕がしょっちゅう転ぶのは、心の体重が重いくせに、考えもなくむやみに踏み出すからだな。

 

FYさんに締め切りを確認し、手帳を見て飛びあがった。

パンフレット一冊分の原稿を一週間で書かなければならない。

こりゃ大変だ!