三日連続の夏日の中、本日も美術鑑賞に出かけました。
本日ご紹介するのは京都国立近代美術館で開催中の【チェコ・デザイン100年の旅そして同時開催となったポーランドの映画ポスター】です。
館外で検温検査と手消毒のチェックを受けた後エレベーターで3階へ、メインの企画展チェコ・デザイン100年、歴史旅の始まりです。
フランス絵画から影響を受けたチェコ。
キュビズムと呼ばれる独自の様式を生み出したチェコ。
フロアは1900年から10年事に10章に木製の仕切りに区切られた構成でアール・ヌーヴォーからアール・デコそして近代へ移り変わるデザインの描写を迷路の如く前後左右に進みながら鑑賞できる工夫がされています。
京都限定の工夫を凝らした展示方法ということです。
特にチェコ国立プラハ工芸美術館所蔵の作品を中心に椅子をメインとした時代の移り変わりを表し、その周りにポスター、家具、花瓶、食器類の数々、テーブルランプ、文具、小物入れ、ブローチ、ガラス製品、おもちゃ、カメラや電気製品、バイクまで約250点もの展示がなされています。
ときには厳しい国家情勢に置かれたチェコをデザインと共に知ることができました。
キャプションの写真撮影も許されない美術館で作品を説明するのは難しいのですが、京都国立近代美術館のホームページをご覧いただくと展示物の一部をご覧いただけます。
場所は先日ご紹介させていただいた京都市京セラ美術館の向かいにあります。
開催期間はパンフレットでは5月10日までになっていますが、新型コロナウイルスの影響で5月26日から7月5日までに変更されています。
お車の方は市営岡崎駐車場を利用し、駐車券を受付で見せると駐車割引もあります。
観光時間に余裕のあるお客様は京都市京セラ美術館と合わせて鑑賞される事をおすすめ致します。
フロントよっしー