京都御所の西側に鎮座する護王神社。
平安建都に貢献された和気清麻呂と子育明神と呼ばれる清麻呂の姉、広虫を主祭神とする。
護王神社と猪の謂れは、清麻呂が宇佐へ配流される際、刺客に襲われたのを300頭の猪に救われた伝説に由来し、明治23年に狛犬の代わりに狛猪が置かれています。
これに因み、護王神社は「いのしし神社」と呼ばれ親しまれています。
今年は亥年とあって、幅4m、高さ3mの大絵馬が飾られた境内には多くの参拝者が訪れ混雑しています。
元日と2日の午後には、参拝者の行列が烏丸通にまで300mもの長さになったとか。
境内には狛猪の他にも、猪に因んだものが多くあります。
護王神社は足腰の守護神として知られ、ご利益を求めて足腰の痛みに悩む方、スポーツ選手など子供から高齢の方まで全国から多くの方が参拝に訪れます。
毎年1月に開催される(今年は13日)全国女子駅伝の関係者も必勝祈願に参拝されます。
1月11日からは「イノシシふれあいコーナー」が14日まで開かれます。
当館からは徒歩約20分ほど。是非お立ち寄りください。
京都好き男 細木