京のおさんぽ

京の宿、石長松菊園・お宿いしちょうに働く個性豊かなスタッフが、四季おりおりに京の街を歩いて綴る徒然草。

還暦

2011-04-23 | インポート

先日私の従兄弟が還暦を迎えました。

8年前に肝臓がんを患い大きな手術をしました、無事生還して今ではお酒も飲めるようになっています。

人生50年と言われた昔とは違い現代では60歳はまだまだ現役で人生の折り返し地点、第二の人生のスタートです。

何時もお世話になっているので何かプレゼントをと思い還暦には赤いものを贈るといいと言われているので、“ちゃんちゃんこ“ならぬベストを贈りました。

そういう私も還暦の時赤いバラの花束が届き、とても嬉しかった事を覚えていますが、早いものでもう4年が過ぎました。

いしちょうに勤務して30年が立ちます、長年ひとつの会社で勤務出来ると言うことは本当に幸せな事だと思います、皆様のおかげだとひとえに感謝しております。あと少し元気で頑張りたいと毎日を過ごしています。

                                                            お京阪

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京都の代表的な春の催しと言えば?

2011-04-23 | インポート

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京都の代表的な春の催しと言えば?

祇園甲部の舞妓・芸妓の舞踊公演「都をどり」ですネ。

明治5年に開催された京都博覧会の附博覧(余興)として創演され、以来戦中から戦後の6年間を除いて、恒例の催事として今年で139回を数える京都屈指のイベントでありますよネ。

現在開催中で4月の1カ月間で10万人余りの観客動員力を誇っています。

見えないところでさまざまな知恵・工夫を凝らし斬新な手法を取り入れ近代的な合理施行の芽がうかがえます。

明治6年には払い下げられた建仁時の塔頭を改装して歌舞練場にし、大正2年には現在地に「都をどり」に特化した建築様式の歌舞練場と新築、歌舞練場と舞踊公演は無事ネスモデルになり京都だけではなく、他の花街にも影響をおよぼおし妓芸を広く一般に公開するキッカケとなったようです。

「都をどりはヨーイヤサー」は舞台開始の掛け声ですネ

京都の再生と花街の改革を目指した当時の関係者の強い思い入れを伺い知る事が出来、遠い明治の光が平成の今日でも舞台上に輝くのと観ることができるのが最大の魅力でしょうかネ

日本の伝統芸能に身近に接するとこうとして花見小路四条下がるヤサカ会館内にギオンコーナーがあります、ひと時の「和」の空間を体験してみては如何でしょうか。