石橋海中案内☆ガイドマンのLog

神奈川県小田原市のダイビングポイント石橋で日々潜り続けているガイドのブログです。

石橋最新生物事情2023/07/23[w/map]

2023-07-25 21:00:55 | ダイビング
みなさん、こんにちは。

1ヶ月以上ぶりですww
気が付けば梅雨も明け。夏。
まぁ、何というか……“RESTART”です。
よろしくお願いします。


[海況]※7/23現在

透明度   2〜4m
水温   21〜25℃

なかなかですwwほぼ凪ではありますが…
水底は泥が溜まっているので、巻き上げるとエラいことになります。
お気を付けあそばせ。



[生物情報]

生物はここ最近の傾向と対策?…見処を纏めてみました。


魚系
ベニカエルアンコウ(ペア)、タツノイトコ(チビ/減)、キツネベラ(yg)、コブダイ(yg)、クマノミ(yg)、コガネスズメダイ(チビ)、アオヤガラ(yg)、ヒラメ、コウベダルマガレイ、サクラダイ()、アカオビハナダイ()、ツバクロエイ(神出鬼没)など
◆ツバクロさんは前日(7/22)には2個体遭遇☆あれ程居たイトコさんは先週から一気に減りましたww★コガネスズメダイの赤ちゃんが出始めるといよいよ夏ですねw☆


甲殻類
イソギンチャクモエビ、カザリイソギンチャクエビ(抱卵)、クリアクリーナーシュリンプ、イソバナカクレエビ(減)、コノハガニ(減)など
◆越冬したアカホシさんは全滅★甲殻系の現状は芳しくないように映りますww★


ウミウシ
アカエラミノウミウシ()、サクラミノウミウシ()、セスジミノウミウシ、セトミノウミウシ(神出鬼没)、フジエラミノウミウシ(神出鬼没)、スイートジェリーミドリガイ()、セトミドリガイ、コトヒメウミウシ()、イバラウミウシ()、ミレニアムマツカサウミウシ、ヒロウミウシ()、ミヤコウミウシ(約15㎝)など
◆出入りが激しく今ひとつ安定しないウミウシさん達ですが、見処/見応えはそれなりに、その都度何かしらあるといった印象です☆


ウミウサギ
コボレバケボリ()、ホリキヌヅツミ()、トラフケボリ()、ベニキヌヅツミ、アヤメケボリ
◆コボレバさん久々の復活は朗報です☆トラフさんも増えています☆


その他
アオリイカ(yg)など
◆生まれたてのアオリさんが数個体、出入口付近で遊泳☆

[70点:折角の再始動ではあるけれど……寧ろ久々だからか――こんなものでしょう。生物、特に“マクロ”的には雰囲気も良いので、詰めたいところは山程あれど……。現状目に入ったモノ達はこんなところということで、この点数]
[北エリア:狙い目はウミウシ。特にミノ系が頻繁に目に付きます。ただ安定しないので出たとこ勝負の感あり。因みにギンポ系は相変わらず賑やかです]
[南エリア:コッチで狙いたいのはイトコのチビちゃんを始めとする幼魚系。勿論ウミウシやウミウサギなどにも注目はしたいところ。ただ見処が割と広範囲に拡散しているので全部乗せは難w要は絞り方次第で趣きは変わるのかと…]

今、書けることはこんなところでしょうか。中々思ったようにはいきませんw



さて、現状―ここ暫く、中々潜れない状況が続いています。
海況であったり、社会情勢(先ずはこの戦時下。戦争という愚行―極まりなし―にはほとほと呆れ、反吐も出ますが)も影響……文字通り影を落としていると言えるのでしょう。
情報/ネタも潜れなければまま成らなず、意気も消沈しますが、それでも一念発起、“RESTART”ということで再開します。
情報の質/精度は気持ち落ちますが、その分絵の質は上げていきます(時間はあるし、海外からも色や道具を仕入れて参りました)w

『欲しがりません勝つまでは』などとは申しません。ただ、かの高尚な言葉を借りるなら、“耐え難きを耐え 忍び難きを忍び”、世に平穏無事、安寧が戻ることを願うばかりです。


なおきxoxo


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