ペムパル

ペムパル

なかなか覚えにくい名前です。入院中病院で毎食出てきた栄養補助食品です。
これが朝・昼・晩と登場、絶食から一段階進んだ食事です。ジュースと思っていたら大きな間違いでした。125mlの小さな飲み物ですが200kcalあり、五大栄養素が含まれている立派な栄養補助食品だったのです。ネスレ日本が作っています、あのコーヒー屋です。お値段は高めの157円するそうです、ビールより高いです。
味はストロベリー、バナナ、あずき、そして珈琲味です、勿論「味」デスのでストロベリーやコーヒーは一切入っていません、原料は大豆油です。興味を持ったのはこれではなくネスレです、ネスカフェコーヒーで馴染んでいるのですが。
ネスレという会社の本部はスイスにあり、1860年代に薬剤師のアンリ・ネスレ（Henri Nestlé)というオッサンが始めたと書いてあります年間879億7900万スイスフランスの売上で純利益は62億スイスフラン。ピンときませんが、
日本円換算で7兆円売上げで、純利益が5000億の会社です。（アップルは純利1兆円というからジョブズのおじさんは如何に天才だったか判ります。）ネスレの売上と匹敵する会社は日本には七社しかありませんが純利5000億はNTT並です。
この会社は戦争の影響で大きく伸びたようです。米軍の主要な飲料スープを扱う企業マギー社とカーネーション社（フリスキーブランド)を買収、デニーズ買収で世界で17.5％のアイスクリーム扱いトップだそうです。切りがありませんが、たかがコーヒー屋がですがされどコーヒー屋です。
軽く・小さくて高い、付加価値の高い製品をうる会社がのびるんです～ね。
それに医療分野に食い込んでいるは賢い選択ですね、自販機ドリンクでは利益薄いですから。
イチゴ味は昼食
バナナ味は夕食
栄養価ばっちりなので四日間これだけで、後は点滴24時間。
※ぺムパルは腸にも非常にいいです、入院中はこのお陰？で便秘になりませんでした。

因にネスカフェコーヒーも飲みます。
フラジールというインスタントですが結構イケます。