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小山ダムRan

ダム湖の周りでは、四季折々の景色の中で、沢山の野鳥に出会えます。
野鳥を中心にした情報をメインにお届けいたします。

番外編30:雄国沼

2013年05月07日 | 番外編

 5/05(日)雄国沼(晴)

  恒例の雄国沼です。4月にはコースの途中雪解けが始まっていたので、「水芭蕉」と「リュウキンカ」「キクザキイチゲ」に期待して出かけたのですが、予想外に雪解けが進んでいなくて、むしろ例年より残雪が多いくらいです。雄国山への分岐の辺りは例年雪解け水で水浸しになるのですが、まだすっぽり雪に覆われていました。おかげで歩きやすかったのですが、花は期待通りとはいきませんでした。

 130505 130505_3 130505_4           写真:クリックで拡大(リュウキンカ)(キクザキイチゲ)(残雪・雄国山分岐) 

「キクザキイチゲ」は雪解けの進んだ道端にポツポツと蕾の状態で、「水芭蕉」は一ヶ所、「リュウキンカ」は二ヶ所に僅かに咲いていました。「リュウキンカ」は咲き初めで、背丈も低く雪解け水に浸りながら黄色い花を咲かせていました。ブナの芽はまだ固く“春はもうチョット先”との印象です。 寒さが続いているのが花には影響しているようですが、どうやら鳥はあまり関係なく季節が変わっているようです・・・裏磐梯で会った方は“今年は静かだ”と言ってはいましたが。

 

130505_5 130505_6 130505_7                  写真:クリックで拡大(アカゲラ)(アオジ)(湿原・雪解けしたばかり)

 コースの途中では「ヒガラ」「ヤマガラ」「シジュウカラ」「ゴジュウカラ」のカラ類に「アカゲラ」「アオゲラ」そして「センダイムシクイ」「オオルリ」「キビタキ」の夏鳥、なぜか「カケス」はそこら中に沢山いました。湿原では「アオジ」「ホオアカ」「ウグイス」「コガモ」が見られ、カモ類が少ないなと思いましたが、ほぼ例年通りでした。


番外編29:”春”です:小木津山

2013年03月11日 | 番外編

 03/10(日)は「おぎつ山森の会 」の自然観察会でした。

 ここ数日来の暖かさと、強風と、園内の広範囲での除染作業で、鳥見の成果はには特に紹介すべきものはありません。

 

でも、草や木や生き物たちは、目に見えて春の姿になっています。「ヤマアカガエル」は冬眠していた穴からゾクゾクと出てきました。

130310 130310_2 130310_4                      写真:クリックで拡大(カナヘビ)(キタテハ)(ヤマアカガエル)            

130310_5 130310_6 130307                     写真:クリックテで拡大(シュンラン)(フキノトウ)(マンサク)         

“おぎつ山森の会”自然観察会

   定例:奇数月 第3日曜日

   集合:AM8:00 小木津山自然公園

         (調整池脇駐車場・一番下の駐車場)

   参加:自由に参加していただけます。  


番外編28:クマタカ&ヒレンジャク

2013年02月17日 | 番外編

                                更新日:2013.02.17 by Ran

  観 察 日:2013/02/14(木)        

・ 今日までの観察の詳細については      出現リスト :「22013blog.pdf」をダウンロード

 130217 130217_3                         写真(クリックで拡大):クマタカ・2個体

  小山ダム定例観察会は鳥影薄く、新小山橋に予定より30分以上早く到達してしまいました。県内最大の小山ダムが、最大貯水量となったとき、その最上流部になる“ユナカウス橋”まで足を延ばしてみました。「ベニマシコ」や「ミソサザイ」などそれなりに楽しんだ帰り道、杉木立から飛び上がった姿に「ノスリ」と叫んだが、すぐに木立の陰に消えてしまいました。「今のは“クマ”さんかも」「尾羽にタカ斑」の声。

固唾をのんで見守る中、「出たよ!」の声で振り向くと、確かに“クマタカ”・・・少しして“もう一羽”が飛び上がる。少し小さいが白くきれいな個体、でも風切羽の一部が欠けている。2羽は絡み合い、弧を描きながら上昇し、点になって消えた。

探鳥会の帰り道、“レンジャク”情報のある花貫渓谷へ立ち寄った。ヤドリギを丹念に探しながらフィールドを一周。「チョットムリカナ」の直後、ヤドリギに飛び込む2羽の姿・・・日の光にあたったとき、真っ赤な冠羽と尾羽が見えました。とりあえず“ヒレンジャク”×4羽でした。

 <o:p></o:p>

久しぶりの「クマタカ」「レンジャク」に、嬉しくて、思わずキーをたたきました。                            

PCを更新していてよかった!!

 


番外編27:バンダイクワガタ

2012年07月20日 | 番外編

                                  更新日:2012.07.20 by Ran

・ 観 察 日:2012/07/04(水)  09:30~14:30      .                       

 観察エリヤ:磐梯山(沼の平~弘法清水)

120704 120704_3 120704_4 120704_6                 写真:(バンダイクワガタ)(イワハゼ)(オキナグサ)(グンナイフウロ) 

 雨を覚悟の磐梯山。「バンダイクワガタ」の写真だけでものつもりだった。

前の日の蔵王に続き予想外の晴天で、4年目にして初めて日の光の中で撮ることが出来た・・・しかも満開の「バンダイクワガタ」・・・“ついてた!!”

 弘法清水小屋の「なめこ汁」と持参のオニギリで昼食・・・そして目的達成に満足して、頂上は割愛し、さっさと下山してしまいました。

 


番外編26:雄国沼「ホオアカ」

2012年06月16日 | 番外編

                                  更新日:2012.06.16 by Ran

・ 観 察 日:2012/06/13(水)  09:30~15:30      .                       

 観察エリヤ:雄国沼(雄子沢コース)

120613 120613_4 120613_5 120613_6                写真:(ホオアカ)(カモシカ遠景)(タテヤマリンドウ)(ミツガシワ)        

 狙いは、「ゼンティカ」で人が一杯になる前の、静かな湿原に咲く花です。そしてもうひとつは、この湿原で繁殖している「ホオアカ」と「ノビタキ」を探すことです。木道をゆっくり歩きながら観察できるので、ここ数年同じ時期に通っています。

 5月に来た時に「ホオアカ」を見ていたので期待きたいしていました。今年も、活発に飛び回る5~6羽の姿を確認しました。木道に近い藪の周りを、付かず離れず飛び回る3羽(又は4羽)は“家族”と推定です。ほかは、木道から一寸離れて飛び回っています。「ノビタキ」はこの日は見つけられませんでした。

 遠くの鳥を見ていて、偶然藪から出てきた「カモシカ」発見です・・・湿原の端の林を出たり入ったりしながら餌を探しているように見えます。100m以上離れているせいか、こちらを全く警戒していません。このエリヤで「カモシカ」は、林の中でなんどか見ていますが、湿原では初めてです。

 花の咲き出しは、一寸遅れているようで、「レンゲツツジ」が“咲き初め”でした。湿原は「ミツバオウレン」から「タテヤマリンドウ」へ、水辺は「リュウキンカ」から「ミツガシワ」へと変わりつつありました。「ゼンティカ」は、エリヤの中を探しまわって“一株”だけ早咲きを見つけました・・・例年より1週間程遅れている? かな??

 


番外編25:今年は遅い?「カッコウ」

2012年06月08日 | 番外編

                                  更新日:2012.06.08 by Ran

・ 観 察 日:2012/06/05(火)  09:00~15:30      .                       

 観察エリヤ:磐梯山(沼の平~頂上)

120605 120605_3 120605_6 120605_7                    写真:(バトルで追い出されたカッコウ)(ヒメイチゲ)(タケシマラン)(コメバツガザクラ)

 二週間前にも磐梯山へ登りに行きました。

期待して出かけたのに、目的の花はまだこれから、鳥の鳴き声も少なく、登るのを諦めて裏磐梯へ行ったのですが、そこで「キビタキ」のバトルを目にし「今年のキビタキは遅かったんだよ」との話を聞いて、季節が遅れていることを実感しました。

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今回は、夏鳥の声「特に杜鵑類」の鳴き声を沢山聞きました。

沼の平へ上る途中の林で「ジュウイチ」を、沼の平の周囲からは「ホトトギス」を、そして沼の平では「カッコウ」を。「カッコウ」は、少なくとも4羽がいて、激しく追いかけっこを繰り返していました。相手を威嚇する時「ウォー」と、犬のような鳴き声をだすのを始めて聞きました。今年の「カッコウ」は一週間前くらいに入ったそうで(弘法清水小屋の話です)、縄張りの真っ最中だったようです。写真は追い出されてきた1羽ですが、少し経って再びバトルに加わって行きました。

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 春の花も、一面黄色の「ミヤマキンバイ」の中に赤い「コイワカガミ」が咲き始め、「サンカヨウ」は満開で、触ると花弁が落ちてしまいます。「オキナグサ」「アズマギク」「コメバツガザクラ」、頂上付近は「ミネザクラ」が三分咲きでしたが、足元の「ヒメイチゲ」「ミヤマカタバミ」は満開で「タケシマラン」「コヨウラクツツジ」等と、十分楽しめました。ここ数日が暖かいそうで、遅れていた季節が少し前へいったように思います。次回は、去年見そこなった「バンダイクワガタ」のために、予定よりチョット早めに行こうかな等と思っています。<o:p></o:p>

 


番外編24:ゴジュウカラ・ウソ・そしてオオアカゲラ

2012年04月04日 | 番外編

                                  更新日:2012.04.04 by Ran

・ 観 察 日:2012/04/02(月)  09:15~13:30      .                       

 観察エリヤ:八溝山(日輪寺入り口~金性水~頂上~日輪寺~入り口)

120402 120402_2 120402_3 120402_5                   写真:(那須連峰)(ゴジュウカラ)(オオアカゲラ♀)(ウソ)

 買い換えた登山靴の足慣らしを兼ねて「オオアカゲラ」「ゴジュウカラ」を目的に、未だ春にはチョット遠い“八溝山”を歩きました。昼近くに上った展望台からは、思いのほかクッキリと“那須岳”が、遠くに頂上を雲に隠した“磐梯山“を望むことが出来ました。

オオアカゲラ♀」を、いつもの金性水の周りで、去年は見つけられなかった「ゴジュウカラ」の出現を、早昼を食べながら粘ったのですが、今年も空振りの気配に諦めて尾根筋を少し歩いた後ろであの“特徴の有る鳴き声!”・・・少し戻って、今年は会えました。

 まだ残雪が有り、霜柱が立つ寒さですが、「ヒガラ」「シジュウカラ」「ヤマガラ」「ゴジュウカラ」など、みんな「番い」になっているようです。そんな中、「ウソ」4羽・・・今シーズン(といっても冬鳥は終わりですが)発見参でした。

「つもの「花」にはチョット早かったのですが、“目的達成+α”の良い一日でした。

 

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番外編23:オオアカゲラ・アトリ・ツグミ

2012年01月04日 | 番外編

                                     更新日:2012.01.03 by Ran

・ 観 察 日:2012/01/03(火)   am9:30~13:30     .                                 

・ 観察エリヤ:八溝山日輪寺入り口~頂上  

 1201032 120103 120103_2 120103_3                写真:(オオアカゲラ)(アトリ)(ツグミ)(登山道の霜柱) 

恒例の“八溝山“です・・・H7年に始めたお参りも18回目になりました。

途中、凍結も無く天候は穏やかに晴れていたので鳥にも期待していたのに、着いた駐車場では風が吹き抜け心配しながらのスタートとなりました。

カラ類の小さな混群を見ながら登り始め、金性水前のポイントで、一度飛び去ったと思った「オオアカゲラ」を発見・・・2年ぶりなので嬉しかった。シャッターを押せるのは“見上げる角度”しかなく辛かったのですが、証拠写真はGETです。八丁坂を登った白毛水の周りの林に「アトリ:50」の群れと、「ツグミ:20」「カワラヒワ:20」が居て、逆光ながら今シーズン「初アトリ」となりました。尾根の下りでも「アトリ:50」+「カワラヒワ」の混群と「カシラダカ:10」の群れを見ることが出来ました。日輪寺以降は鳥影見られず、一寸ガッカリでしたが、去年に比べれば遥かに楽しい一日になりました。

<追伸>

帰り道、花貫渓谷でも「アトリ:30」の群れを見ることが出来ました。

今日の観察:16種


番外編22:おまえは誰だ!

2011年11月19日 | 番外編

                              更新日:2011.11.19 by Ran

今日の写真はシリーズです・・・・クリックすると拡大します。

1  2          1.おまえは誰だ!                         2.なんとか言え!

3 4            3.こうしてやる~!!                      4.これでどうだ!      

5 6              5.エーイ これでもか!!                   6.ワッ まだ居る~??     

7  7.モウー くたびれた・・・      

 <ハクセキレイのバトル> :2011.11.17 川尻港で 

   鏡に映る自分の姿を

     偶然見つけて

 ビックリ仰天・大バトルでした                                                       


番外編21:シロチドリ擬傷

2011年08月16日 | 番外編

                       更新日:2011.08.16 by Ran

・ 観 察 日:2011./.08./.15(月) [天気:晴]  11:30~12:30  

・ 観察エリヤ:日立市・伊師海岸 

 110815 1108152 110815_2  写真:擬傷2枚    

 震災後、初めて海岸へ行ってみました。砂浜にある堤防のコンクリートは、ガタガタで、車での進入は無理でした。15分程歩いて観察地へ行ってみました。

 「シロチドリ」が流木の脇で私のほうを向いてバタバタしています。擬傷かとおもい、付近を探ってみると、やはりいました・・・ひな鳥2羽が:よくよく探さないと判らない=砂と同じ模様です。

 雛が生まれたのは、有る意味地震のお陰です・・・車は入ってこれないし、人も少ないから、無事に雛を孵せたんですね。

 他には「ミユビシギ」「メダイチドリ」「ヒバリ」「ハクセキレイ」「セグロセキレイ」「ウミネコ」等で、「コアジサシ」は残念ながら見られませんでした。