“色の話いろいろ”

色には意味があり、使い方次第で印象が良くなります。
「イマイチ」が「素敵」に変わります。

平清盛、落胤説!?

2012-02-07 | 平清盛・大河ドラマ

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平清盛展、江戸東京博物館まで行ってきました♪
「平家納経」は、キラキラと輝いて、本当に美しくて、東京まで行った甲斐がありました。
画像の左は、「仏舎利相承系図」鎌倉時代(14世紀) 一巻 滋賀・胡宮(このみや)神社 の部分
「姉妹」は後世の追記らしいです。
清盛、忠盛の名前がありますね。この清盛の母が女房。「院懐妊」?そう読める文字があります。
祇園の女御殿(役は松田聖子さん)が清盛を猶子(ゆうし)して、白河院から賜った仏舎利を清盛に伝えた、ということが字を読むと解ります。
血のつながらない平氏一門の人々と暮らしてはいても、祇園の女御殿というつよ~い見方がいた。
画像右は、平家納経 平清盛 願文(がんもん)。
父親の平忠盛の文字とよく似ています。
きちんと愛されて育ったのですね。
どうりで、清盛の書く文字は、力強く、自信に満ちていて、まっすぐな人物像が浮かぶわけです。
平忠盛奥書筆もアップしておきます。
博物館から怒られちゃうかも・・・ すみませ~ん。


紺紙金字阿弥陀経 平安時代 1149年 一巻 五島美術館 の部分

猶子(ゆうし)=他人の子供を自分の子として親子関係を結ぶこと。契約関係によって成立し、子供の姓は変わらない。その子の後見人となる。

紺または黒とゴールドの組み合わせ、なかなか良いですね。日本人は昔から色彩センスが良かったんです。