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ライブ インテリジェンス アカデミー(LIA)

日本の伝統文化の情報を国内外に配信していくための団体です。 その活動を通じ世界の人々と繋がっていく為の広報サービスです。

七福神で新たなときめき 【仏画曼陀羅アート教室】

2022-12-05 11:26:09 | 仏画曼荼羅アート教室

自らが描いた絵に、自分以外の人の賛が入ると作品の見方も変わってくる。それは、見た目の形状もそうであるが、絵を描いた人への賛辞の意がみてとれる。

 

先日の仏画曼陀羅アートの泉佐野教室の方が、以前の課題の「七福神」を仕上げ、その絵に2つの寺院の御朱印が入り、作品としての新しい価値を生み出していた。それも、寺院側の配慮で絵のそばのわずかな空間に朱印が押され寺院名が書かれたという。寺院側のさらなる敬意がうかがえる。

 

この作品をみて、仲間の皆さんの励みにもなる。何事でもそうであるように、丹精込めたものが人目によい評価を得るのは嬉しいものである。自分のことのように心ときめいた。

 

サイズ 60㎝×35㎝

 

リポート&写真/  渡邉雄二 作品/  仏画曼陀羅アート泉佐野教室 (サイズ 60㎝×35㎝)

 

尾道・文化紀行 https://asulight0911.com/hiroshima_onomichi/

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耀く「阿弥陀三尊像」にチャレンジ 【仏画曼荼羅アート教室】

2022-12-04 14:34:10 | 仏画曼荼羅アート教室

国宝の阿弥陀三尊像(兵庫県小野市)

 

仏画曼荼羅アート教室では、現在の課題が「阿弥陀三尊立像」。同じ見本を模写しても人それぞれが異なる作品になる。それを推奨する教室なので初心者であろうが熟達者であろうが同じ目線でチャレンジしている。描く人の独創性が表現されれば嬉しい限りである。

 

寺院などで中尊の仏像の両脇に仏像が並び安置されている三尊を見かけることが多い。その三尊が並ぶのは仏像の安置形式の一つで、阿弥陀如来像であれば、左脇侍に観音菩薩、そして右脇侍に勢至菩薩を配した三尊形式で継がれている。

では、なぜ、阿弥陀如来像には観音菩薩と勢至菩薩なのかといえば、観音菩薩は阿弥陀如来の「慈悲」をあらわす化身とされ、勢至菩薩は「智慧」をあらわす化身とされているからである。

両菩薩像は同じような仏像なので見分けづらいが、法衣以外に左脇侍の観音菩薩は、頭上の髻(たぶさ/髪を頭上で束ねたもの)の正面に阿弥陀の化仏(けぶつ)を表し、勢至菩薩は同じ位置に水瓶を表すので、両脇侍は比較的区別がつけやすい。

 

日本全国の寺院で見かける阿弥陀三尊像の中でも、国宝とされている三尊像が六カ寺にある。参考まで紹介(ウィキペディア参照)すると、中尊寺(岩手県)、清涼寺(京都府)、仁和寺(京都府)、三千院(京都府)、法隆寺(奈良県)、そして浄土寺(兵庫県)。

その中の兵庫県小野市にある「浄土寺」の阿弥陀如三尊像の迫力に圧倒されたことが記憶にあり、皆さんに紹介している。鎌倉時代の快慶作で、中央の阿弥陀如来立像の高さが5m30㎝、両脇侍のそれぞれの立像が3m70㎝である。この三尊像をモチーフに生徒さんたちが描いたのが下記のものである。17㎝×35㎝のサイズ。

 

   

 

 

 

リポート&写真/  渡邉雄二  阿弥陀三尊像写真/  浄土寺(小野市)提供 作品/  仏画曼荼羅アート教室の皆さん

 

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276字の言霊 [仏画曼荼羅アート]

2022-11-14 21:08:11 | 仏画曼荼羅アート教室

仏画曼荼羅アート教室では、般若心経の276文字を言霊として次の課題に取り組もうとしている。

般若心経は、大乗仏教の真髄が説かれている経典。「空(くう)」思想について説き、すべての事象は不変の実体をもつものではなく、深い智慧により執着を離れることで悩みや苦しみから解放されるとする。

 

その般若心経を言霊とし、そのエネルギーと自分がもつ表現したいものとをコラボし新しい霊力のある作品を創造しようとしている。

それぞれの新しいストーリーが生まれてくるはずである。

 

 

リポート&写真/  渡邉雄二

 

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描いた七福神が御朱印でさらに力強く

2022-10-03 10:45:43 | 仏画曼荼羅アート教室

仏画曼陀羅アート教室では、「七福神」の画題にチャレンジし、想いを巡らしながら七つの神様を描いた。先週末、泉佐野教室の生徒さんが、大阪と泉南地域の七福神巡りを完了し御朱印を授かったということで持参された。これで他の教室の方をいれ完遂されたのが二人目である。

二人とも七福神を巡った社寺の、書いていただいた方から「ご自分が描いた七福神を持参されたのは過去にないです」というお褒めと思われる言葉をいただいたそうである。社寺の方が口を揃えおっしゃったのが、「ぜひ、家に飾ってください」という言葉が添えられたようだ。

 

御朱印は、社寺と参拝者のご縁がつながるという意味がある。七つの神様に思いを馳せながら描いた絵が御朱印によってさらに力強く見えてくる。

 

池田教室の方の作品

泉佐野教室の方の作品

 

リポート&写真/ 渡邉雄二 絵制作/ 教室の生徒さん

 

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自分の達磨を描くには

2022-09-13 11:04:51 | 仏画曼荼羅アート教室

筆はこびの技能を高めるには、何度もなんども描くしかない。見本を模写することで形姿がととのってくるが、反面、その見本に影響され、自分が想像するモチーフを見失いがちになる恐れがある。

今回の仏画曼陀羅アート教室では、「達磨大師」にチャレンジしている。見ての通りシンプルな題材なので、何をポイントに描くかが “私の達磨” 制作の大きな決め手になる。

自分が想像する「達磨」を描くには、達磨大師を知ることから始まる。知れば知るほど想像が膨らむはずである。想像した中から “自分の達磨” 制作で強調するポイントが自然に見えてくる。

どんな達磨大師が仕上がってくるのだろう。

 

箕面教室の皆さん

 

リポート&写真/ 渡邉雄二 制作/ 仏画曼荼羅アート箕面教室の皆さん

 

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