組み込まれたエンジニア

我輩は石である。名前はまだ無い。

PDAかスマートフォンか

2005-11-30 10:40:44 | モバイル
W-ZERO3への興味は失っていないのだけれど、これにはBluetoothがついていないという最大の欠点があって、ワイヤレスヘッドセットも使えなければ、地図ソフトをインストールして手持ちのBluetooth接続GPSでポインティングするという用途にも役に立たない。
スマートフォンは日本ではまだまだ時期尚早ということかもしれない。
とすると、やっぱり、PDAで探すことになるのか・・・
アマゾンでPDAを探すとHPのiPAQが見つかる。この機種だと4万を切った価格で、無線LANもBluetoothも使えるので、想定している目的としては十分である。iPAQは昔から評判も良いし、かなり気持ちは購入に傾いているのであった(笑)

バイオリンキットで同じように苦労している人発見

2005-11-26 16:03:14 | バイオリンキット
私のキットは製作前に散々補修をしていたことは、前に書いたが、今日、たまたま検索していたら、同じようにHOSCOのキットで苦労している人がいるのを発見。
今まで、キットの成功記事はいくつか見つけたことがあったが、キットそのものの不出来について書いているのは見たことがなかったので、なんだか親近感がわく(笑)

自分が製作するときには、友人に勧めるには躊躇するような苦労をしたのであるが、たまたま自分の固体だけが外れ品かもしれないと思っていたが、このブログを見るとやっぱりHOSCOのキットバイオリンキット、オール単板モデルの標準仕様(笑)なのだろう。

これに対して、SUZUKIのキット手作りバイオリンキット 1/2・4/4はパーフリングも外形もいい感じに仕上がっていて、いい。けれど、そのまま作ると木工加工部分など何もないので、それでは面白くない凝り性には物足りないかも。材料は本物なので、あのキットを素材として、表板を外して板厚を調整すればかなりいい音のバイオリンができるだろうけれど。そこまでいくと、これまた人に勧めるのには躊躇してしまうのだ。
(そのままでもちゃんと音が出るし、きれいに仕上がるから「ストラディバリウスを目指そう」という人出なければお勧めです。)

やっぱり、カールヘフナーのキットあたりを買わないと駄目なのかな?とも思うけれど、アメリカの楽器屋で売られているキットなんかはどうなのだろうと、あくまでも安物にこだわってみたりする。

でも、自作のバイオリンは魂柱と駒の調整に散々苦労したし、あちこち失敗だらけだけれど、一応音はでるので、自分用にはこれで十分という気持ちになりつつある。


アマゾンで自転車を

2005-11-25 21:23:13 | Weblog
といっても、南米のアマゾンではなく、オンライン書店のアマゾンである。
最近、スポーツコーナーができたアマゾンで自転車を売っているのだ。

私は出張時に駅までの道のりを行きはバス、帰りは徒歩ということが多いのだが、
バイクを廃車し、二輪車がなくなって良く考えてみると、これなら自転車で
駅まで行って駅の駐輪場に置いておけば、帰りも楽だし、行きだって
バスの時間に拘束されずに自由に動けるではないか。

でも、通信販売というのが難点だ。というのは、購入しても受け取りの
時間が中々取れないからである。
思いついたことを我慢できない性格であり、結局、近くのスーパーで
安売りの6段変速を買ってしまったのであった(笑)


詩仙堂のしし脅し

2005-11-23 23:20:53 | Weblog
京都のゲストハウスに泊まった後、朝、バスで銀閣寺と詩仙堂を回った。
目的は詩仙堂のしし脅しを実際にこの目で確かめることにある。
ただ、詩仙堂は拝観が朝9:00からと遅いので、その前に近くの銀閣寺を回ることにしていたのだ。出町柳に宿を取っていたので、銀閣寺には無理すれば歩ける距離だったが、バスが近くまで行くというので、バスで移動した。元々銀閣寺に行くつもりがあったわけではないので何も調べずに行ったら、拝観は朝8:30からだった。
詩仙堂より早かったので、まぁ、良かったが、8:00には到着していたので、少し周りを散策して、時間をつぶしていたら、拝観時間になったら長蛇の列になっていた(笑)

詩仙堂はこじんまりとしたところで、入り口はうっかりすると見過ごすほどの小ささであった。
お目当てのしし脅しは、茶室からの音と、近くに行ったときの音が違うというF氏の言うとおり、茶室からだと周りの山の反響でエコーがかかり、いい感じであった。
紅葉の盛りの休みの日に、あの音をきれいに録音するのは、ほとんど不可能だろうなぁ。

京都入り

2005-11-22 07:54:00 | Weblog
今日は、午前中、職場で仕事をしてから、夕方の会議に向けて京都に入る。
たまたま、母と妹が明日から京都旅行らしく、お昼くらいは一緒に食べられそう。

普段、めったに家には帰ることもないので、こんな偶然は本当に驚きだ。

昨日のSESSAMEの例会で、S氏が詩仙堂丈山寺のしし脅しのビデオを取ってきたので、私もできれば実物を見て写真の一枚くらい取ってこようと考えている。

ただ、このお寺、お寺にしては朝が遅く、待ち合わせの時間と見比べ、中々移動は厳しいかもしれない・・・

野獣系でいこう

2005-11-19 08:15:27 | 読書感想
このところ、電車の中で読む本として宮台真司の野獣系でいこうを読んでいる。

この本、社会学に関連した対談の本なのであり、見開きの端に大きくそのページに出てくるトピックスが書かれている。
で、そのトピックスがテレクラであったり、出会い系であったりもするのである。もちろん、社会学としての普通の話も出ているのであるが・・

夕べ、帰りの東海道本線のボックス席の中で本を開いたら、前に座っていた女性が立ち上がって他の席に移動してしまった。ボックス席には私と彼女だけで悠々座れていたが、おそらくそのときに開いた本のトピックスがテレクラの話だったので、あらぬ疑いを持って移動したのだろう(笑)

この本は、結構刺激的な話題が多く、中でも、キャスターの宮崎緑との対談で、宮台氏が「女性経験は軽く3桁はいってますね」と言った時に宮崎が驚いた様が目に浮かび、ぜひ生で対談の様子を見てみたかった(笑)

ヨドバシカメラ

2005-11-19 01:27:26 | Weblog
秋葉原店のオープンが盛況だったのが記憶に新しいが、横浜西口店もできている。組込み総合展示会の最終日、撤収作業が終わって帰りにDMC-LC1【新品】Panasonic LUMIX DMC-LC1__《カメラ専門店マップカメラならアフターケアも万全です!》のEVFがまともに使えるものかどうか現物で確かめてみようと思ってヨドバシカメラに寄った。
18時過ぎに到着したが、入り口からすでに大混雑で、中々デジカメ売り場までたどり着かない。

ようやく、デジカメ売り場について、一通り回ってLC1を発見。
ところが、売り場にあるものは電源が入らない。EVFは電源が入らないとファインダーをのぞいても何も見えないし、そもそもEVFによるマニュアルフォーカスの操作性を確かめようときたのに、役に立たないではないか。

これだけが目的にきたので、店員に電源が入らないと連絡したが、どうやらこの機種に使える電池で充電済みのものはないらしい。「2階にもデジカメ売り場があるのでそちらに行ってみてくれますか?向こうの機種が使えるかどうかは分かりませんが・・」という何とも頼りない言葉に2階に向かおうとするが、エスカレータは満員で2階に行く方はエレベータで行ってくれと誘導され、これまた満員でいつ乗れるか分からないエレベータを待って2階のデジカメ売り場に行く。

ここまで書くと、予想がつくだろうが、2階のLC1も全く同じように電源が入らなかったのであった ;-<

これは、LEICAのデジカメライカ DIGILUX 2を買おうという試みをあきらめろという天の声か・・

EPSON R-D1【新品】EPSON Rangefinder Digital Camera R-D1【限定20台】_《カメラ専門店マップカメラなら...はショーケースの中に展示されていたが、いくらレンジファインダー好きの私でも30万を出してレンジファインダー機を買う気にはならない。
LEICAの銀塩カメラでもC2Leica C2 スペシャルセットなどのコンパクト機には興味があるが、M7【新品】Leica M7 (並行輸入品)_《カメラ専門店マップカメラならアフターケアも万全です!》なんかはそもそも検討の対象にもならないのと同じである。
初めて自分で買った銀塩カメラはOlympus XAであった。
このカメラ、レンジファインダーで、絞り優先AEがついているが、ASA選択がダイヤル式でワンタッチで変更できるので、露出調整も自由にできるし、今カメラがどういう状態なのかが外から見て一目瞭然でとても分かりやすく使いやすいカメラであった。
ズームなんかはなくても、狙った写真がぴたりと撮れるのは気持ちよいのである。
XAはずいぶん使い倒した気がする。

で、デジカメにはこんな操作性を持ったものが現れないのである。
その意味で、LC1には大いに期待していたのであるが、EVFでなく、レンジファインダーにしてくれたら、どれだけうれしいことか・・

SFL vs VHDL/Verilog

2005-11-18 21:52:05 | 組込みシステム
今日は、久々に今年就職したばかりのかつてのヘビーSFLユーザ二人と展示会場で話ができた。
彼らは今は会社の指定する言語(VHDL/Verilog)を使わされる立場であるが、一人は二日がかりでやっと作成したVHDLのコードが合成するとあまりに大きく、ためしに30分程度でSFLで再作成し、sfl2vhでVHDLに変換してみたら、自分の手書きのコードよりも小さく早い回路が生成されツールに負けたと嘆いていた(笑)
もう一人は、そもそも合成できる回路が記述できず、試行錯誤で仕上げたらしい。
二人ともSFLをやったのだから、どんな回路が合成可能なのかは明らかに分かっているはずなのであるが、経験を生かさないのか、市販合成ツールの実力を過信していたのか、人は痛い目にあわないと学習しないものらしい(笑)

CQ出版のY氏に言わせると、SFLは動く回路が誰にでもできちゃうのがいけないらしいが、忙しい現代人にはVHDLやVerilog、ましてやSystemCなんかで修行を積むなんて時間はばかばかしい無駄にしか過ぎないだろう。

このあたりのロジックは値段が高いものが高級と信じている信者たちには全然理解してもらえないのである。

VHDLへの変換コード

2005-11-15 22:25:13 | 組込みシステム
sfl2vlのVHDL変換は自分では全く使っておらず、
Allianceのvasyで合成が通ればOKとしていた。
ところが、たまたま検索で引っかかったサイトで
VHDLへの変換で文法エラーが発生するという情報が出ており、
少しコードの調整を行った。

どうもVHDLの構文は色々と制約が多くやっかいである。
構文がやっかいなだけでなく、合成可能な記述のベンダー差が
大きいような気がする。

そのため、Verilog版で行っている最適化はVHDLでは相当あきらめて
あえてプアなコードを出している。

性能を出したい人はVerilogを使ってくださいということなのだが、
なぜかVHDLを使いたがる人がいるのだよなぁ。

商用版のユーザと無償版のユーザの差別化のため、
最適化は商用版と評価用の行数制限版のみ有効となるように変更した。

イメージセンサ

2005-11-15 07:44:16 | 組込みシステム
STmicroのイメージセンサを次のプロジェクトに使うつもりでいたのであるが、Mouserの説明によると、STmicroが方針を変更し、一般小売チャネルへはセンサは販売をしなくなったらしい。

来年度の飛行船の搭載用にちょうど良いと思っていたセンサが入手できなくなっていて、代替品も提供されないことから、センサ搭載を想定していた次期飛行船のアーキテクチャは大幅に変更しなくてはならない。

こんなことなら、前に見つけたときに必要な数を買っておけばよかった。
(後悔先に立たず)

LEICAとデジカメ

2005-11-14 03:24:46 | モバイル
デジカメはOlympus DC-460とCONTAX TVS digitalを持っているのだが、銀塩カメラの操作性を期待したCONTAXはTVSの名前は付いていても、操作性は全然踏襲しておらず、私的には全然使えない代物だったので、コンパクトデジカメにはもうこりごりと思っていた。

けれど、LEICAの記事を探していたら、LEICAのDIGILUX2の評価記事(もう一年前のものだけれど)を見かけた。これを読むと私が欲しい機能を相当程度まで実現してくれていそうでにわかに興味がわいてきた。

LEICAのDIGILUX2は生産中止になっているが、同型機のパナソニックDMC-LC1はまだ入手可能である。

もっともD-LUX2という後継機らしきものが今月下旬に発売になるらしく、これを見てから考えてもいいかもしれない。


少し値段が高いのが玉に傷であるが、CONTAXを売り払ってでも入手したいなぁ。
(CONTAXは多分売れないだろうけど 笑)

本当は、ポケットに入るくらいの小さなデジカメが必要なのだけれど、ついついこういったのに目が行ってしまう(笑)

自作バイオリンでレッスン

2005-11-13 17:29:51 | バイオリンキット
今日はバイオリンのレッスンの日。

今日のレッスンから、自作バイオリンを使うことにした。
エレキバイオリンとは重さもバランスも異なるので、楽器を構える姿勢も変わってしまうので、音程が不安定になりがちで、「全体にフラットになっていきがち」と注意された。絶対音感などないので、一旦ずれるとそのままずれたまま弾くので、いつまでたっても安定しないなぁ。
ミュートをつけないバイオリンで弾くと思い切り大きな音が出て、自分で驚いて弓が止まるというのも問題(笑)

G線の高音側を弾くと音がざらつく感じになるのだけれど、先生から「魂柱の位置か弦の問題かも?」というコメントをもらった。魂柱を触るとまた倒れそうで怖いので、駒を少し前に出してみた。弦はドミナントのものを1セット買っていたので、交換することにしたが、E線は良く鳴っているといわれたので、せこくE線だけは変えずに次に切れたときにでも変えようと思っている。

良い音のバイオリンを一度自分で弾いてみないことには基準となる音がないので、調整なんてしようがないよね(笑)
誰かしばらく良いバイオリンを貸してくれる人っていないものかしらん。

SESSAME合宿の時差ぼけで変な時間に眠くなる1日だった

SESSAME合宿

2005-11-13 02:15:50 | 組込みシステム
二日間の中身の濃い議論ができ、無事終了した。

合宿の前の日にイギリスから到着したPICマイコンを用いたプロポへの接続キットとRCシミュレータ(FMS)を持っていったので、懇親会の場ではプロジェクタを用いて壁にシミュレータの画面を映し、大画面での酔っ払いラジコン運転をみんなで楽しんだ。懇親会は朝の4時までかけて、調達した日本酒・焼酎・ビール・発泡酒・缶チュウハイをほぼ飲みつくし、よく飲んだなぁと感心するくらいだった(笑)

実は、この接続キット、キットとは言っても、部品だけ送られてきて、説明書の一枚も入っていない。説明書はWEBで勝手に見ろということらしい。組み立てようとすると、コネクタボックスのパネルの大きさもケーブルを通す穴の径もあわない。ぁあ、またか~、なんだか最近キットというものに外れが多い気がすると思いながら、部品の半田付けと、パネルの加工をしてくみ上げたのだった。
FMSのプロポ接続としてはsmartpropoが安価でよいのであるが、(マイク入力が動作しないので)残念ながら、私のノートPCとは接続できないので、急遽イギリスからシリアル接続のコンプリートキットを購入したのであった。合宿に間に合ってよかった(笑)

朝4時まで飲んでいると、さすがに二日目の昼食を食べた後になると、猛烈な睡魔に襲われ、M氏の説明時にはほとんど意識が朦朧として説明のスライドはただ目でおっているだけになっていた(M氏申し訳なし)

先々月の例会まではPLAN-Kは大丈夫かと心配していたが、合宿での議論でこれならいけそうだという感触が得られ、だいぶ安心した。後は、本番を待つばかりである。

先月の例会で、打ち上げにウニでも食べに行こうかといっていたが、Sさんは、「この体調じゃ車で真鶴なんて・・・」と言っていて、他のメンバーも相当お疲れの顔をしていたので、ウニ計画は中止となった。実は私もその時間帯には全然食欲がなかったので行くのは無理だったかも?

遊んでばかり

2005-11-11 09:51:58 | Weblog
このブログ、実家の母にもURLを教えているのであるが、少し前の母からのメールで「バイオリンを作ったり遊んでばかりいる」と書かれてしまった(笑)

仕事の話は結構クリチカルなところもあるし、読む人も面白くないだろうから、あえて避けているのだけれどね。

最近やっている仕事を簡単に紹介すると、

・IP ARCHのsfl2vlはユーザさんの要望で合成出力コードの調整をし、出力回路の性能向上を行った。このコードはまだ有償版のユーザにしか渡していないのだが、無償版に提供するかどうかは今のところオープンである。ルネサスのM16Cなどが無償版では最適化オプションを許さないように、有償版のみのサポートとするべきかも?

・経済産業省関連の委員会で副主査をやっている関係上、やたらと会議が多く、飛び回っている。

・先週終了したロボコンフェスタをはじめ、e1プロジェクトのコンテスト関係の技術委員などでこれまたバタバタ走り回っている。

・その他色々。実はまだまだやりたいことはたくさんあるのだが、まとまった時間が取れず、手がつけられないことが多い。人に頼むとやってもらえないので、結果としてやるべき仕事が手付かずという部分が多いのだよなぁ。

非営利団体向け寄付、税優遇拡大

2005-11-11 08:41:28 | Weblog
という記事が日経のサイトに出ていた。
この流れそのものは、公共団体のサービスを民間と競わせるきっかけになりうるので歓迎できるのであるが、拡大の結果が「所得控除」では物足りない。
国民が自分の税金の使い方を国と民間に振り分けるという意味からすれば、「税額控除」であるべきだろう。もっとも、そんなことをすれば税収が減り、自分たちの存在を脅かされるので、公務員からそういったアグレッシブな提案が出てくることは期待薄である。

特定財源の一般財源化など、少しはまともなことも提案する首相は、小さな政府を目指す上で寄付の税優遇ではなく、寄付の税額控除を視野にサービスの民主化を検討してもらいたい。

どうせ控除金額には上限を設けるに決まっているので、そもそも税額控除にして困ることはそれほどないはずなのである。

さて、それはそうと、今日からSESSAMEの合宿である。
車で行くので懇親会の酒類調達係をすることになった。
実は近くの酒屋が地酒のよいものをそろえているらしいと先日聞いたばかりなので、そこで美味しいお酒を探してみようと思っている。