秋葉原店のオープンが盛況だったのが記憶に新しいが、横浜西口店もできている。組込み総合展示会の最終日、撤収作業が終わって帰りにDMC-LC1
のEVFがまともに使えるものかどうか現物で確かめてみようと思ってヨドバシカメラに寄った。
18時過ぎに到着したが、入り口からすでに大混雑で、中々デジカメ売り場までたどり着かない。
ようやく、デジカメ売り場について、一通り回ってLC1を発見。
ところが、売り場にあるものは電源が入らない。EVFは電源が入らないとファインダーをのぞいても何も見えないし、そもそもEVFによるマニュアルフォーカスの操作性を確かめようときたのに、役に立たないではないか。
これだけが目的にきたので、店員に電源が入らないと連絡したが、どうやらこの機種に使える電池で充電済みのものはないらしい。「2階にもデジカメ売り場があるのでそちらに行ってみてくれますか?向こうの機種が使えるかどうかは分かりませんが・・」という何とも頼りない言葉に2階に向かおうとするが、エスカレータは満員で2階に行く方はエレベータで行ってくれと誘導され、これまた満員でいつ乗れるか分からないエレベータを待って2階のデジカメ売り場に行く。
ここまで書くと、予想がつくだろうが、2階のLC1も全く同じように電源が入らなかったのであった ;-<
これは、LEICAのデジカメ
を買おうという試みをあきらめろという天の声か・・
EPSON R-D1
はショーケースの中に展示されていたが、いくらレンジファインダー好きの私でも30万を出してレンジファインダー機を買う気にはならない。
LEICAの銀塩カメラでもC2
などのコンパクト機には興味があるが、M7
なんかはそもそも検討の対象にもならないのと同じである。
初めて自分で買った銀塩カメラはOlympus XAであった。
このカメラ、レンジファインダーで、絞り優先AEがついているが、ASA選択がダイヤル式でワンタッチで変更できるので、露出調整も自由にできるし、今カメラがどういう状態なのかが外から見て一目瞭然でとても分かりやすく使いやすいカメラであった。
ズームなんかはなくても、狙った写真がぴたりと撮れるのは気持ちよいのである。
XAはずいぶん使い倒した気がする。
で、デジカメにはこんな操作性を持ったものが現れないのである。
その意味で、LC1には大いに期待していたのであるが、EVFでなく、レンジファインダーにしてくれたら、どれだけうれしいことか・・