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組み込まれたエンジニア

我輩は石である。名前はまだ無い。

楽器の本 2冊

2006-04-06 15:50:04 | 音楽
一冊は軽く持ち歩ける電車内読書用



もう一冊は、バイオリン関係の辞書的な本の組






バイオリン各駅停車

2006-02-04 23:38:09 | 音楽
雑誌ストリングに連載していた記事をまとめなおした本らしい。少し大判の本なので、出張時に持ち歩くには不便で、家にいるときに少しずつ読んでいた。全くバイオリンのことを知らない人たち向けに書いた本だと思うが、かなり細かなことまで絵と文でしっかり書いてあって、多少バイオリンを知っていても参考になる所は多い本である。
挿絵のマンガもかわいらしい。

バイオリン各駅停車


五嶋みどりのバイオリン

2006-02-03 08:18:15 | 音楽
前に、ラジオでゲスト出演していたのは、五嶋みどりだったか、千住真理子だったかとちょっと悩み検索したら、みどりはガルネリを弾いているらしいから、ストラディバリとであったといっていたのは千住真理子だろう。

それはともかく、五嶋みどりのアニヴァーサリーが結構いいらしいと聞いて、入手した。まだ聞き込んではいないが、中々楽しい。

五嶋みどり-アニヴァーサリー・アルバム



クライスラーかプニャーニか、それが問題だ

2006-01-30 22:05:44 | 音楽
今、レッスンでやっている曲は、「プレリュードとアレグロ」もしくは「前奏曲とアレグロ」と呼ばれる曲である。
実は、私の楽譜には作曲がプニャーニとなっていて、先生は「クライスラーだと思っていたのだけれどおかしいですね~」と言っていた。川畠成道さんのCDにはクライスラーと書いてあって、いったいどっちなんだ~と思っていたのであった。

その疑問は、今日到着したパールマン・ヴァイオリン小品集(1)の解説を読んで氷解した。
実は、クライスラーは「クライスラー編曲」と言いながら自分の作曲した曲をたくさん作っていて、この曲もその一つだったらしい。後に、彼自身が「実は、あれは自分の作曲だった」と暴露して、プニャーニのスタイルによるというコメントつきのクライスラー曲と扱われるようになったのだという。
全くクライスラーは人騒がせな人だ(笑)
多分、私の本の楽譜を編纂した人は比較的古い人なのだろう。クライスラーが暴露したことを知らなかったに違いない。

先生もそのあたりの経緯を知らなかったようだから、今度のレッスンの時に教えてあげよう(先生が生まれたときには、クライスラーはとっくにこの世にはいなかったから、知らなくてもしかたないね 笑)

パールマン・ヴァイオリン小品集(1)



ベルリンフィルと清水直子

2006-01-30 00:24:33 | 音楽
どうやら、テレビでやってよかったらしい。
というのは、自分ではテレビを見ないからなのだが。
彼女が出ているのかは分からないが、ラトル+ベルリンフィルハーモニーのDVDはアマゾンから入手できる。レビュアーの評判はいいけれど、最近の映画DVDの値段を見慣れた目にはちょっとお高く見える。こういうのは、図書館などで購入して貸し出してくれるといいのにね。

ラトル/ベルリン・フィル ジルヴェスター・コンサート2002



最初はCDのほうがいいかも。来日記念CDはこちらにある。半額以下なので、ちょっと聞きたい向きには便利。図書館にもリクエストしておけば入れてくれるかも?

THE PREMIUM~サイモン・ラトル&ベルリン・フィル名演集


こちらは、ラトルの教育プロジェクトのお話し。
特典ディスク付き二枚組みDVD♪

THE ベルリン・フィルと子どもたち コレクターズ・エディション


コンサート

2006-01-29 09:01:52 | 音楽
体調が悪い中、寒い展示会場でスタッフとして走り回っていたのでダウン寸前となり、昨日の朝は風邪の回復のため、ひたすら休んでいた。が、休んでばかりはいられないので午後から横浜に出て、夜にはバイオリンの先生も参加しているコンサートを聞きに 
みなとみらいホール

に行ってきた。
出演者一覧(PDFファイルです)を見ると分かるけれど、このオーケストラ部門、ほとんど女性である。
コントラバスやファゴットなどの低音楽器はなんとなく男性がやるような気がしているけれど、そういったものを含め女性比率の圧倒的に高いオーケストラで驚いた。
これはオーディションをやった音楽監督の趣味なのか(笑)それとも今の日本の若い人で音楽家を目指しているのは女性ばかりなのか・・

みなとみらいホールは広いのでチケットの席順だと端の方かなと思ったけれど、思ったよりも全体が良く見えるところだった。
それにしても、全体に客層の年齢が高い!
聞こえてくる話は「うちの娘が・・」とかいう話だったり、何だ親戚一同おとり寄せかという感じである。

もともと、企画がモーツァルト・ガラなので、ほとんど全曲モーツァルト(最初と、アンコールの2曲だけストラビンスキー)だったので、ちょっと単調な感じがした。コンサートとして聞くにはもう少しダイナミックな曲が入っていたほうがいいかも?

席は悪くないのであるが、前のおじさんがやたらと座高が高い上になぜか私の視線をさえぎるように体を傾けてるのでよほど注意しようかと思いながらもおとなしく聞いていた。

肝心の先生の演奏だが、パートリーダーの斜め後ろの席に座っているので、私の席からは完全に死角となっていて、演奏中は全く見えなかった(笑)
もっともオーケストラになってしまうと、ソロでもないかぎり、誰の弾いた音なのかなんて全く分からないのであるが。

コンサート前に液体アンプルの風邪薬が欲しいと思い、ランドマークの薬屋で風邪薬を買おうとしたが、思ったようなものがなく、それでも宣伝もしているからこれでいいやと買って呑んだのが、どうも葛根湯のような味がするなぁと思っていたら、後でよく見たら「葛根湯濃縮液」と書いてあるではないか!
なんだか金を無駄にしたような気がした。これなら素直に普通の錠剤を買えばよかった~

アート・オブ・ヴァイオリンのDVD

2006-01-25 08:46:08 | 音楽
せばすちゃんさんのブログで紹介されていたアート・オブ・バイオリンのDVDは私も持っている。
パールマンの解説で20世紀の偉大なバイオリニストたちの演奏と映像を堪能できる一品である。

バイオリンほどスタートアップが難しい楽器はあまりないのではというくらい、私は苦労したのであるが、何が苦労するかといって、まず持ち方(楽器も弓も)が不自然であり、何気なく持っていたのでは演奏など出来る状態にならない点である。

こういうのは、実際に演奏している動画を見るのが一番良いのであるが、それも、クライスラーなどの著名なバイオリニストたちの演奏の様子を目の前で繰り返し見られる幸福は、現代技術のおかげとしかいいようがない。

アート・オブ・ヴァイオリン


これは、絶版になっていたものの再版であるが、この手のDVDはまたいつ絶版になるか分からないので、欲しい人は早めに入手しておくのがいいかもしれない(笑)

我が家の楽器たち

2006-01-21 16:56:44 | 音楽
狭い部屋にどうしてこんなに楽器があるのかと思うくらいに数だけは増えてきた我が家の楽器たち。
まぁ、一つの記録として、記念写真を撮っておこう。。

手前の白木はまだ未完成のキットである。

ん?数が合わない?

マンドリン製作の本 到着

2006-01-20 01:15:02 | 音楽
前に紹介した

定番のマンドリン製作本

が、今日到着した。

この本は、写真が豊富で、製作過程を11章に渡って、丁寧に手順を追って書いていて分かりやすい。疑問だったタッピングトーンも丁寧に解説されていて、やるべきことは分かった。その上、実寸大のテンプレートも豊富についていて、親切である。

では、製作にかかれるかというと、キットでほぼ加工済みの1章の内容はともかく、リムの内側のブロックのスクロール切り出しの2章ですでにつまずくことが決定している(笑)
何しろ、数センチの厚さのマホガニーのブロックにテンプレートにあわせて渦巻き状の3mm程度の幅の切れ込みを入れるの(本の写真の左手の親指部分)であるが、糸鋸ではブロックに垂直に切れ込みを入れるなんて芸当はとてもできそうにない。前にホームセンターで見かけた数千円の格安卓上ボール盤
E-Value 卓上ボール盤DP-375V
でも買って、ガイド穴をつければ何とかなるかとも思うが、こんなボール盤、値段的には簡単に買えても、設置場所がない(笑)
設置場所がないのは、置いておいて、もう少し出せば、ちゃんとした精密ボール盤が買える。
【送料無料】【40%OFF】(リョービ) 卓上ボール盤 「卓上ボール盤 TB-2131」<\16,700引>
こっちだと、ドリルまでの距離を簡単に調整できるので、キャリパーで測定しなくても、板厚ガイド用の穴を開けられる。(マンドリンだとリーチが届かないが・・)こういう工具を持っていれば作業がはかどること間違いない!

けれども、楽器製作を職業としてるわけでもないのだから、部屋を工具だらけにするわけにはいかない(というか、すでに部屋中楽器だらけで工具を設置したりする場所なんて全くない)

楽器素材のカタログ

2006-01-17 08:07:51 | 音楽
マンドリンキットを購入したアメリカの楽器素材屋さんStewartMacdonaldからカタログが送られてきた。
エレキギターやアコースティックギター、バンジョー、マンドリンなど弦楽器ばかりの材料やパーツ、工具など、見ているだけでも楽しめる。
なぜか、日本語の発注書まで入っている。カタログ読めない人が発注するような気がしないのだけれど(笑)

バンジョーの糸巻きはクラシカルなのはバイオリンと同じただの棒だけれど、4:1の遊星ギヤの減速付きのもあって、

もしかしたらバイオリンにも使えるかも?

テレキャスシンラインのボディやネックなどここのパーツだけでエレキギターは完成してしまうけれど、値段を計算したらかなりの金額になる。それぞれしっかりした素材を使っているから、それなりのものに仕上がるのだろう。

でも、初めてエレキギターを作るのであれば、昔、三鷹楽器で売っていたような安価なキットがいいよなぁ。レスポールキットを買っておけばよかったと、何度か思ったものだった。

ストラディバリと彼の作品

2006-01-13 08:21:16 | 音楽
自分でバイオリンを作り始める前に買って、あまり絵がなかったので職場に置きっ放しにしておいた本を昨日持ち帰ってきた。
Antonio Stradivari HIS LIFE & WORK

である。
今朝、ざっと中身を眺めていたが、この本には彼の作品のサイズや使った工具まで書かれていて、かなり参考になりそうだった。
特に、はさみのような形のキャリパーを見て、あ、そうなんだ~と改めて(今更ながら)思ったりしたのであった(笑)

今度のマンドリン製作にも活かせそうだし、次にバイオリンを作るときには(ヲイヲイ)、まずはじっくりこの本を読んでから取り掛かってもいいかもしれない。

マンドリン製作のホームページ

2006-01-09 17:13:24 | 音楽
海外のアマチュア(?)によるマンドリン製作のページ
は前から知っていたが、
タップトーンのチューニングが書いていないかと検索していたら日本人が書いたページHow To Make The Flat Mandolin
彼の作ったF5タイプマンドリンの写真
もあった。

このページは、親切に工程を追って書いているけれど、タップトーンを具体的にどの程度にチューニングするのかは書いていなかった。

アマチュア製作家のようなので、多分聞けば教えてくれるような気もするから、自分の楽器の製作が進んだら(何年後だろう!?)訪ねてみるのもいいかもしれない。
それより、

定番の製作本

を買うべきか(笑)


マンドリンキット到着

2005-12-22 00:01:43 | 音楽
うきうきと届いた箱を開けたのであるが、中を見て固まってしまった。
写真では分かりにくいと思うが、キットというよりも、素材である。
ボディのスクロールは出来ていないのがホームページの写真で確認していたが、fホールも作られておらず、そもそも、トップもバックもNCルータで大まかに削りだされているだけで、サイズも厚さも仕上げもこれからすり合わせる必要があるのであった。
指板もフレットなんぞ打たれておらず(溝は切ってあるけど)、フレット用のワイヤーが長いままで入っているから、長さをあわせて切り出す必要があるし、指板やネックの幅も形も大幅に加工が要求される。

いやはや、作る前に修理どころか、本格的に楽器製作の道具をそろえないととても完成には行き着きそうもない。ボディのバインディングやら、スクロールの削りだしやら、インレイ加工やら難易度が高い処理が目白押しである。

指板のインレイ加工はしたくないなぁなんて書いたばかりであるが、なんと、指板のポジションマークはインレイ加工で作成するように貝を削りだしたインレイ用ポジションマークまでキットに入っている(笑)

とりあえず、削りだした板の歪が取れるまで(?)数年間は寝かして乾かしてあげないといけない・・ということにしておこう

インレイ加工

2005-12-13 15:24:42 | 音楽
バイオリンはニスとパーフリングだけで外装を仕上げるのであるが、マンドリンともなると、パールインレイを入れたくなるのである。指板にインレイを施すのはどう考えても自分の技術を超えているので(笑)、ヘッド(バイオリンだとスクロールのあたり)に入れようと思っている。

インレイ加工について検索してシンプルで分かりやすいページを見つけてある。

後は、黒蝶貝黒蝶貝の貝がら(加工材料用)を入手して加工する算段をすればいいのであるが、マンドリンはまだアメリカから出荷もされていないので、後々のお楽しみである。

でも、黒蝶貝を思った形に切り出すなんてことが、自分の技術で出来るのかどうかは、甚だ?なのである・・・