組み込まれたエンジニア

我輩は石である。名前はまだ無い。

4004設計追体験

2006-07-26 09:17:54 | 組込みシステム
MYCOMジャーナルにタイトルの記事が出ていた。

面白そうだなと思い、設計その1を読んだら、脱力した・・・


著者は、設計のこと分かっていないんだろうな。

設計その2でゲート数比較だけで、回路構成を検討しているので
最終的にどちらの回路が使われるかは不明だが、このレベルの
設計者なら、私なら雇わないね。

GIMPでEPSを使う

2006-07-25 16:49:02 | Weblog
GIMPは画像関係を扱うのに結構便利に使える。が、EPSやPSを扱うときには
内部表現に変換するためにghostscriptを用いるので、これが動くように
設定しないといけない。

じつは、LinuxやCygwinではほっといても使えるのだが、Windowsだと設定しないと使えるようにはならず、面倒だったので、EPSを使うときにはCygwin版のGIMPを立ち上げ、Cygwinの環境で使っていた。

ところが、メールにEPSファイルを添付されたりするときがあるので、少し調査してみた。

最初にWindows用GIMPの配布サイトに行くと、GS_PROGの環境変数を設定するようにと書かれていた。そこで、それを真に受けて設定しても、ちっともEPSが読めるようにならない。

再び、検索し、結果として

・PATHにGSの本体を入れる
・GS_LIBにGSの本体、ライブラリ、フォント、漢字などのパスを設定

の2つの環境変数の設定が必要だとわかった。

とりあえず、この二つを設定して確認したところ問題なく読み込みが出来るようだ。

アタカエンジニアリング

2006-07-19 09:01:53 | Weblog
日経の記事によると、アタカエンジニアリングが石川に新工場を建設したそうだ。
ここでは、2000ccクラスの新車を製造するとのこと。

アタカエンジニアリングの2000ccクラスの新車といえば、イギリスのホークカーのキット
をベースとした、ランチャストラトスレプリカである。

う~ん、いいかも~

と、思ったが、アタカエンジニアリングのストラトスレプリカは確か700万~1000万もしていたぞ、と、記事を見ると、600万~900万と、100万は安くなるらしい。
(が、元々、ホークカーのキットは、200万くらいで、ドナーカーを安く調達すれば、300万で仕上がるだろうことを考えると、やはり、安くはない。国内で、正規に車検を取ることを考えると、こんなものかもしれないが・・)

アタカエンジニアリングのホームページにも石川工場の建設に関するニュースリリースがあった。

これによると、現在、年間3~4台の生産台数を初年度売り上げ額5億を目標とするそうだ。

ということは、あと半年で、50台以上販売するらしい。

アタカエンジニアリング、強気である。

CELLの歩留まり

2006-07-18 08:48:31 | 組込みシステム
CNETの記事によると、CELLの歩留まりは10%~20%程度とIBMが言及したとしている。

ということで、記事にリンクされているEE TimesのTom Reevesへのインタビュー記事を読んだ

こちらは、じつはCELLの話のような小さなことだけを言っておらず、
半導体の大きなトレンドの話をしていて、じつは、ずっと興味深い。

高速ロジック素子としてのバイポーラが100Wに達して、
次のステップとしてCMOSに移行してきて、それもすでに100Wに達し、
次なるステップが求められている。

まだ解が見つかっていない32nm以降の電力制御についての新しい方式の
研究開発が急務というのが、こういった流れからも分かる。

また、記事の最後に、

Clarification
Tom Reeves, IBM’s VP of semiconductor and technology services, said he was not making any specific references to past or current Cell yields in an executive insight interview that ran last week. He was, instead, referring to large die yield challenges in general and the successful leverage provided by logic redundancy strategies. IBM does not release product specific yield information. This clarification was made on July 14, 2006.
Click here!

と、書かれていて、特定のチップ(CELL)の歩留まりについて、述べたものではなく、大きなダイのチップに対する冗長性の必要性を述べたに過ぎないと注意書きがある。

How the Microprocessor Works

2006-07-03 08:34:24 | 読書感想
アメリカのプロセッサ設計のMLで紹介されていた、アマゾンで、Grant Mcfarland (著)の

Microprocessor Design: A Practical Guide from Design Planning to Manufacturing (Professional Engineering S.)


を買ったが、この本の検索時に新刊本(予約受付中)の下記の本を見つけた。
こちらも、USの説明を見る限り魅力的だ。(日本のアマゾンでは洋書の説明がつかないケースが多いので、本を探すときにはまずUSで探し、同じ本が日本で入手できないかを検索するのだ。送料を考えると、日本で売っていれば、そのほうが安いことが多い)



Jon M. Stokes :How the Microprocessor Works: A Practical Introduction to Microprocessors And Computer Architecture


ジャンルを読書感想としたが、どちらも、まだ未到着なので、購入報告みたいなものだな(笑)

ETロボコン終了

2006-07-02 19:12:32 | Weblog
参加者、見学者、実行委員の皆さん、お疲れ様。

今日は2日目で、技術委員は昨日のうちにコースの撤収をしてしまったので、
今日の私の担当の仕事は最終撤収だけなので、運営の公式集合時間は8:15だが、
私はムンムンの発表に間に合うようにいけばいいやと、自分なりに目標変更(笑)

夕べ帰ったのは1時過ぎで、シャワーも浴びられなかったので、
朝、シャワーを浴びてから、出かける。

何回かこのイベントに付き合っているが審査員から初めて実働させることが大切という言葉をきいた(笑)

組込みの世界では、脳内モデリングでは絶対うまく行かないのは常識なのだが、理論やモデルしか扱わない人たちには中々通じないところだ。ようやく、公式にこういった言葉が聞かれるようになったというのは、組込みが社会的にようやく認知されてきたということだろう。

実行委員は撤収作業・清掃が終わり16時に解散になって、藤沢のK氏と一緒に帰途につくが、東海道線が事故で、大船で足止め。K氏はここからならタクシーで帰れるということで、別れ、私は事故復旧を待って、今、帰宅したところ。

今日締め切りを含め、仕事は山ほどたまっているが、とりあえず、腹ごしらえだ~