組み込まれたエンジニア

我輩は石である。名前はまだ無い。

終電

2005-09-30 10:18:20 | Weblog
昨夜、東京駅についたらもう終電しか残っていなかった。
藤沢まで帰るK氏と一緒だったのだが、人と一緒だからと安心できない。
何しろ、K氏は乗り過ごして小田原まで行くことがしょっちゅうあるらしい(笑)

かという私もこの月曜にはしっかり小田原まで行ってしまっている。
でも、K氏と違い、一駅乗り過ごしたところで目が覚めたのだ。
二駅目で一旦ホーム降りたのだったが、タクシーに乗るお金はないし、
どう考えても周辺に泊まるところはなさそうなので、小田原まで
足を伸ばすことにしただけだ。
小田原まで行けば、何かしら安く泊まれるところはあるだろうという
考えであった。(K氏と五十歩百歩だ 笑)
私が泊まったところは安いビジネスホテルであったが、K氏によると
スパ系の宿泊施設が安くあるらしい。
月曜に(火曜になっていたけど)歩いたときには見つからなかったと
話したら、一本通りを入ったところにあるらしい。

とまぁ、東京での飲み会で何の話をしていることやら(笑)

JRさん、下り線を運転するときには対抗する上り線を一本でいいから
走らせてください(願)

パーフリング埋め込み

2005-09-28 09:32:05 | バイオリンキット
バイオリン製作は少しずつしか作業はできないけれど、多少は進みつつある。
表板のタッピングトーンはほぼOKと判断し、バスバーを取り付け、
パーフリングの埋め込み作業中。まだ表の半分だけだけど、
パーフリングを埋め込むととたんにバイオリンらしく見えるのが不思議。

パーフリングは木工アイロンで曲げるのであるが、そんなものはないので
ヒートガンの先を使ってゆっくり曲げていく。
エッジのところは二つの曲線が合わさるようにカットするのだが、
これはとても難しく今のところ多少のずれがどうしても出てしまう。

この作業、一日に板の半分が精一杯だねぇ・・

電子ピアノにメトロノーム機能がついていて、
昨夜、バイオリンの曲をメトロノームに合わせて少しだけ合わせてみた。
今まで自由奔放に弾いていたのが、とたんに難しくなる。

実は、楽譜は見ているのであるが音程しか見ておらず、音の長さは
耳で聞いて覚えた楽曲に頼っていたのだった。
クライスラーも川端成道もかなり崩して弾いているのと、
頭の中では勝手に自分の印象で緩急がついているので、
楽譜にあわせて本当のテンポで弾こうとするとイメージとまるで違う曲に
なってしまいとても難しい。

昔から、きちっと決められた枠にあわせるのは苦手なのだった(笑)

タッピングトーンの調整

2005-09-26 09:35:35 | バイオリンキット
昨夜、バイオリンの表板のタッピングトーンの調整を行った。
まだバスバーはつけていないが、つけるとスクレーパーで削りにくいので、
つける前の音を概略合わせるのである。

ただ、問題は板をたたいても音程なんて聞き取れないのである。
特に5度違いの音程は難しい。

表板は3mm厚くらいに一様に削るとモード1のタッピングトーンは
大体Aの音(110Hz)近辺になるらしいという情報だけを頼りに探すが、
B♭なのかFなのかは聞いても分からず、どちらにも聞こえる(笑)

この厚さでFになっているわけないと想定し、少しずつ削っては
音を確かめる。確かに、剛性を減らすように削ると音は下がるねぇ。

まだあまり削っていない気もするのだけれど、なんとなくFになってきた
ように聞こえるので、とりあえず、ここで削るのをやめる。
(削りすぎた裏板のこともあるし)

リムについた裏板もたたいてみたが、こちらはF#みたい。
リムがついているから本来の音とは違っているはずなのだが、
どこかにリムについた裏板のタッピングトーンを記載している
情報があったらいいのにと、勝手なわがままを言う。
(そもそもキットを買う人はこんなことしないだろうし、
全部作る人は普通にタッピングトーン調整ができるので、
こういった特殊な情報など得られるとは思えないよな)

裏板をたたいたら、どこからかビビリ音が聞こえるので、隙間が空いているらしい。
昨日はどこに隙間があるのか分からなかったが、今朝見たら
裏板の接着が外れている場所が見つかった。
ボンドをスクレーパーにつけて隙間に塗り、クランプで押さえ中。

こののんびりペースでいつになったら完成することやら・・(笑)

バイオリン裏板削りすぎ

2005-09-24 11:11:05 | バイオリンキット
彫刻刀での板削りをやめて、スクレーバーで引掻くように削り始めた。
スクレーバーってのは、要するにエッジが立った鉄板なのであるが、
これが思いのほか良く削れる。

で、調子に乗って彫刻刀で削ったリム付近の側面を滑らかにしたり、していたのだ。

使っているスクレーバーは幅10cm程度の結構大きめで持ちやすいが、
細かな作業はやりにくい。
リムに近いところをエッジを立てて削っていたところ、
裏側に何かいやな感触が・・・

実は、エッジ付近を削っている途中か、センター付近を
表の傾きにあわせて削っていたときかにスクレーバーの歯が
必要外の部分を削っていて、その部分だけ削りすぎてしまったのだ。

削り足りないのは削ればいいのだが、削りすぎた板はどうしようもない。

う~ん、どうしよう・・

考えても、削りすぎた板は戻ってこないので、このまま組み立てるか、
それとも、裏から楓の薄板をニカワで補強すれば大丈夫かな・・

夜の散歩

2005-09-22 08:20:46 | Weblog
久々に、夜の散歩をするはめになった。。

いや、実は気がついたら隣の駅で、上りの電車が終わっていたのだ・・
悪いことに、財布にはあまりお金が残っておらず、タクシーも拾えない。
JR東海道線も家の近くになると駅間が非常に離れているので、
歩いて帰るとかなりの運動量になる。
正確に測れるわけではないのだが、1時間40分程度かかったことを
考えると、7~8km程度はあったに違いない。

たいした距離ではないといえばないし、真夏ではないのであまり汗もかかないが、
自分で選択したのではなく、他に選択肢がなくて歩かざるを得ないという状況は
楽しいものではないね。

Xilinx ISE WebPackのLinux版

2005-09-21 09:21:43 | 組込みシステム
雑誌原稿の校正をしながら、確認のため、Xilinx社のホームページを
チェックしていたら、無償FPGAツールであるISE WebPackにLinux版が
出ていることに気がついた。
(編集部に指摘されたのだが7.1になってプロジェクトファイルの拡張子が
変更になっている。こういったユーザ資産への考慮はXもAも今一なのである。)

Linux版のISEがあれば、Windowsでの開発はほとんど必要なくなるかも?
少なくとも職場のマシンには是非入れておきたい。

ALTERA社もLinux版を持っているのであるが、Web版には提供していない。
各社ともXを見習って欲しいものだ。

今朝までに校正を終わらせるはずが、明かりをつけたまま寝てしまって、
ちょっと焦り気味・・・ 今日は、会議で東京にでなくてはならないから、
早めに終わらせなくては。

LinuxのABI変更

2005-09-21 07:22:46 | Linux
Linux標準仕様の最新版「The Linux Standard Base 3.0」が公開 (MYCOM PC WEB) - goo ニュース
によると、LSB3.0ではC++のABIが変更され、従来と互換性がなくなるそうだ。
これは元はといえば、GNUのC++の問題なのだが、ABIがコロコロ変わると
アプリケーションをバイナリで提供できなくなり、商用ソフトウェアの
会社は困るではないか。
(GNUとしては、バイナリで提供すること自体が間違いだといいたいのだろうが)

記事では明らかではないが、CのABIが変わることはまずないので、
商用アプリはCで書くというのが保身のためにも必要だろうね。

削りだしバイオリン

2005-09-20 00:33:34 | バイオリンキット
写真は製作途中のバイオリンと使用している冶具類である。
バイオリンの上に乗っているのは今日作った板厚測定冶具である。

バイオリン裏板の下のほうが少し削れているのが分かるだろうか?
ストラディバリウスはこの領域を大体2.6mm程度に製作している。
ただ、この厚さ、表が大きくカーブしていることから、
裏もそれに合わせて削る必要があり、一筋縄ではいかない。

また、本来はタッピングで音を調整するのが筋だが、見て分かるように
このキットには最初からリムが接着されているので、タッピングは
できないので、厚さだけでもそろえようという魂胆だ。

最初に削る量の検討をつけるため、板厚を測ると、約4mm程度あった。
1.4mm削る計算になるが、この削りだし、思わぬほど大変だった。

まず、リムが邪魔をして思った方向からノミを入れられない。
相当削ったつもりでいても、測るとほとんど進んでいないなど
消耗戦を続けている。
今日は、もう汗だくクタクタになってしまったので、おしまい。

もう少し良いノミがほしいねぇ・・


日本語プログラム言語

2005-09-19 00:02:53 | Weblog
やはり、中高生向けのものは日本語プログラミング言語の方が
分かりやすいかもしれないなぁと考えながら、せめて変数名でも
日本語対応ができればずいぶん違うかもしれないと、自作コンパイラを
UTF-8対応にしてみた。

良くある失敗に全角スペースを入れてしまうというのがあるので、
全角スペースは無視するようにし、スペース以外の全角文字は
変数名や関数名に使えるようにしてみた。

バックエンドコンパイラはSN/X用になっているが、これをC言語を出力する
ように変更し、brickOS向けの日本語フロントエンドにする手もあるなぁ。

どんな文字コードでも対応するというのは負担が重いので、
とりあえずはUTF-8だけである。
(何が面倒かというと日本語を知らないflexを字句解析に使っているからである)
iconvなどを使って変換すればいいのであるが・・

気が向いたら、制御構文も日本語対応にしてしまってもいいかも?

DELL sc430 + debian Linux 結構快適

2005-09-18 21:04:47 | Linux
音も静かだし、レスポンスも悪くない。
ただ、X11を使わず、生コンソールにすると、ちょっともたつき気味かな。
ALSAがエラーを返すので、サウンドチップが乗っていないことに気がつく(笑)

サウンドが必要なケースはないから、問題ないね。
とはいっても、家にある他のマシンはかなり騒音を立てるので、これだけ静かだと
DVDを見たりするのもこのマシンで行いたくなるかも?

USBオーディオデバイスを買って、ステレオに接続するのが一番良さそうだけど、
USBオーディオでLinuxに対応したのってあるのかしらん?

SC430にNetBSD for AMD64のインストール

2005-09-18 10:40:56 | Linux
今日は職場に来ているのだが、朝、出かける前にNetBSDをインストールした。
これが以外に苦労する。

何が問題かというと、私はディスプレイとキーボード・マウスを
もう一台のマシン(HP Pavillion 2000)と共用してスイッチで切り替える
のであるが、NetBSDはスイッチで切り替わった後に戻ったらキーボードが
使えなくなるのである。

インストール方法のWEBを見ながらさくっとやればいいやと思っていたら
思わぬところに伏兵がいた。

USBだから一度抜いて差し込めばいいかというと、これまた動かない。
抜けたことは認識されて、画面上にメッセージは出るのだから、
再度刺さったら使えるようにしてくれればいいのに、と思う。

とりあえず、画面のメッセージだけでインストールしたが、
ブートローダは勝手に入れられてしまった。

すでにあるGRUBが使えるわけでなく、Linuxをブートする方法が
不明であったが、Linuxのルートパーティションを指定だけしておく。

結局、NetBSDのOSBSではLinuxはブートされず(設定があるかもしれなけれど
そこまで調べる元気はない 何しろ画面を切り替えると動かなくなるのだから)、
再びDebian AMD64のrescueモードでGRUBを手動インストールした。

NetBSDのエントリ記述方法は時間切れで調べていないが、GRUBであればそれほど
難しいことはないはず。

PS: 帰ってからGRUBの設定を行った。chainloaderを用いることで、簡単に
NetBSDとLinuxのデュアルブートは動作するようになった。
とりあえず一段落ではある。


買ったばかりのDELL SC430がもう値下げ

2005-09-18 00:39:03 | Linux
といっても、特別割引クーポンの割引が増えただけなのだが、
5,000円割引だったのが、10,000円クーポンが適用できるようになっている。
その代わり、不要なキーボードは削れないが、フロッピーが削れて
トータル26,765 円となる。
4,000円ちょっと安くなっている・・・

といっても、一人で使うのに何台もあっても仕方ないしねぇ。

職場で買うといってもさすがに置く場所もないし。

Linuxを自分で入れて、Openoffice.orgあたりで不自由しなければ
このマシン、コストパフォーマンス抜群だよなぁ。

安定稼動したので、Linuxのインストールは終わった気になっていたけれど、
32ビット版のLinuxと64ビット版のNetBSDを入れる予定だった・・
すっかり忘れていた。


DELL SC430へのDebian GNU/Linux(AMD64)インストール

2005-09-17 17:22:13 | Linux
出張中に何度も届けられていたDELLのSC430であるが、本日ようやく受け取れた。
このマシン、OSは入っていないのに、何故かインストールCDなどが付いていて、
Linuxのインストールができそうなことが書いてあったりする。

で、試してみようとセットアップを始める。一台のマシンのキーボードと
マウスを流用すればいいだろうとたかをくくっていた。
ところが、最初からつまずく。なんと、PS/2コネクタが付いていない(笑)

これは、押入にしまいこんでいるUSB日本語キーボードを引っ張り出して対応。

インストールCDROMでLinuxのインストールを試みると
ディスクパーティションを設定して、
これからOSのコピーをすると、まさにインストールが
できるかのようなメッセージが出てくる。

ところが、そこでOSのCDROMを入れろとメッセージを出してくる。
まぁ、当り前といえば当り前だが、Linux位無料で添付してもいいかもねぇ。

それはともかく、自前でDebian GNU/Linux (sarge for AMD64)のインストールにかかる。
まずは、ネットインストールのCDを焼いて、これからブートするのであるが、
SATAのドライバが見付からないと文句を行ってくる。
必要なモジュールはリストにあるのだから、勝手にやってくれればいいのだが、
わずか5MBのCDROMイメージに文句を言ってもしかたがないから、
手動で対応するモジュールを指定する。

インストールが終了し、CDを抜いてリブートすると、カーネルパニックだ。
initrdからVESAフレームバッファを呼出し、フレームバッファでコンソールを
動かそうとして、ドライバがアボートしたところで、コンソールが見付からない。
initrdを書き換えるのは面倒だなぁと考えあぐねていて、ふとコンソールを見ると
インストールCDのカーネルバージョンとブートしたカーネルバージョンは
違うではないか。

これはもしかしたら、バグフィクスしたinitrdが入手できるかも?
と、期待を抱いて、rescueモードでCDブートする。

手持ちのUSBキーボードは思いきりお馬鹿で、OSから設定されるまで
キーのリピート間隔が異様に狭く、一度キーを押すと2~3文字は
入力されてしまうので、rescueの文字を打つのにも大変苦労する。
このあたりは、ファンクションキーに全部割り当ててくれると
楽なのであるが‥

rescueモードでパーティションをマウントし、カーネルの新しいバージョンを
探す。しっかりと新しいバージョンがあるのであるが、AMD64版しかなく、
em64t版にはなっていない。genericであればどちらでも動くはずと
インストールするが、どうもエラーとなってaptitudeが終了しない。

これは、わたしが/procのマウントをすっかり忘れていたのであった。

とまぁ、行きつ戻りつ何とかHDDからのブートに成功。
(もしかしたら、最初からAMD64-genericのカーネルにしたら
カーネルアップデートしなくても動いたのかも?)

次にtaskselでパッケージを選択するのであるが、これがまたエラーで
動かない。Desktopタスクは動かないのでstandardだけをとりあえず
インストールして、後から考えることにする。

taskselを単独で動かすと、どうやらkdegraphicsの依存性が解消されないらしい。
kameraがNGだというのであるが、kdeはもともとあまり使うわけではない。
aptitudeを単独で起動し、Desktopを選択した後、kdeの下に行き、
kdegraphicsの選択を外す。
そのほかLocalizationでJapanese関係のパッケージを追加。
仕事で使うため、verilog, gtkwave, tgifを入れる。
パッケージ化はされていないが、IP ARCHのホームページからsfl2vlを入れる。
ついでにbrickOSを入れようとしたら、これはAMD64版のパッケージはないらしい。

それでも、これだけ動けば、まぁそこそこ使えるだろう。

ファイルをダウンロードしている間に電気屋に行って、
PS/2→USBの変換ケーブルを買ってきた。

ロボコンの参加者用CDROMを焼かなくてはいけないから、CDRラベルを
探したが、ヤマダ電機にはCDRラベルは置かなくなってしまった。
国産プリンタの多くがCDR直接印刷をサポートしているからだろうが、
とても不便である。

で、ふと見るとキャノンのプリンタでCD直接印刷ができるものが
12,000円でポイント10%還元となっている。
これは、今まで見た最安値かも?
ということで、無駄にプリンタまで買い込むことになってしまった(笑)

職場で苦労したK8M800ボードとことなり、VESAドライバは何の問題もなく
きれいに立上り、Xwindowも問題ない。

さて、後の問題は設置場所である。
何しろテーブルには乗せたくない大きさがある。
どうしたものやら‥

退役させる予定のHP pavilion 2000のホームディレクトリを移す作業もこれからである。
ネットワークがつながれば後は時間だけの問題だから、作業は一段落。

これを書いている間に餃子の移動販売などという車が家の前にきた。
こんなのあるんだねぇ。宣伝文句によれば本格餃子らしい。
今日は、餃子でもいいかもねぇ(買わないけど)



安芸の宮島

2005-09-16 22:55:42 | Weblog
研究会が宮島で行われたので、30数年ぶり二度目の宮島に行ってきた。

前の宮島は今回と違うルートで入ったのである。

中学一年の夏、初めての一人旅で静岡から四国の親戚の家に遊びに行った。
(実は、一人旅は寝台特急の到着駅までで、イトコが迎えに来てくれたのだが・・)
まだ本四連絡橋は一本もなく、宇高連絡線で高松に出て、そこからさらに
急行で4時間かけて、親戚の家に遊びにいったのだった。

今でも鮮明に覚えているのであるが、その間に松山から水中翼船で移動して
宮島に行った。(到着が宮島か宮島口かは今となってはさすがに覚えていないが、
二回船に乗った記憶がないから、宮島到着だったのだろう)

そのとき、水に浮かぶ宮島のイメージを抱いていたが、ついてみると
潮が引いて、鳥居の底も露出寸前であった。
イトコと一緒に鹿と戯れながら、楽しく宮島観光をしたのである。

今回、宮島口からフェリーで宮島に渡り、散歩がてら水に浮かぶ宮島を
見ようと思ったら、またまた潮は引いていて、ほとんど露出した鳥居と
台風被害で工事中の厳島神社であった。
鹿の数はなんだか昔より増えているような気がしたけれど、気のせいかな?

今回の研究会では特別イベントとして、水族館でウェルカムパーティ
行われた。うつぼやアナゴ、スナメリなどをゆっくり見物したい気持ちも
あったが、乾杯だけですぐに移動ということであまり見学はできずちょっと残念。

本日、研究会最終日、JALの株主優待券を使って飛行機で帰るつもりで、
インターネットでチケットは買わずに18:00の便の予約だけしていた。

飛行場まで距離があるので、15時程度に抜け出し、海岸沿いを歩いていたら
また一段と潮が引いていて、鳥居は完全に露出していた。
そこで、砂に降りて、鳥居の真下を通って反対側の通路に出ることにした。
鳥居の下についた藤壺や牡蠣をシャベルで削るおじさんの横を抜け、
小川を飛び越え、海側から厳島神社を眺め、真下から鳥居を眺め
(こんなときに限ってデジカメは持っていないのだ)
歩いてきた。

その後、お土産屋さんで多少お土産を買い、フェリーに乗って
JRで広島駅に向かう。

フェリーや電車の接続は今一で、思ったより時間が過ぎていく・・
広島駅について、高速バスを探して見つかったと思ったらバスは
出た後。時すでに16:40
次のバスは17:00で、空港到着は17:45頃の予定
(げげっ、これってチケット購入して、チェックインするには絶対間に合わない!)
案の定、カウンタに着いたときには17:50
次の飛行機は週末でもう満席である。

最終便のキャンセル待ちができるかもと思いながら、カウンタで
株主優待券とマイレージカードを渡し、東京に行きたいと告げる。
「予約はされてますか?」と聞かれて、
「18時の便を予約していたんだけどねぇ」と私。
「まだ席はあるから、お取りできますよ」と彼女

絶対間に合わないと思っていたけれど、最後まであきらめずに
カウンタで聞いてみてよかった一瞬である。
(あきらめずにというよりは、何も考えずにと言った方が正解に近いか・・)

で、しばらく端末と格闘した後、彼女
「今年って、平成17年ですよね?」
ん?
「この優待券、期限切れています」
あちゃ~、大失敗。先日送られてきた方でなく、古い優待券を
持ってきていたのだ。

この時間から他にどうしようもないので、優待券をあきらめ、
正規料金-マイレージで交換したJAL金券の値段を払って、チェックイン

何とか、本日中に家にたどり着くことができた。

教訓:逆境にあっても、状況を楽しむ余裕を持とう♪

バイオリンキット製作 続き

2005-09-13 22:13:15 | バイオリンキット
明日からの出張を前に、時間がかかるライニングの補修をしようと試みる。
前に書いたように、クランプの数は足りないので、最初は手をつけるつもりは
なかったのだけれど、ふと手持ちの工具類を見ていてピンチを使おうと思いついた。

ピンチを普通に止めただけでは下側のライニングには力がかからないので、
写真のような形にして、十分力がかかるようにする。

これで、出張から帰った頃にはボディの下側は本来キットが提供すべき
状態にはなっているはず(笑)

次の工程は、裏板の厚さ調整である。

ストラディバリウスの板厚にあわせて削っていくのであるが、
この調整にはリムが接着された裏板の板厚を0.1mm単位で
測るという難関が待ち受けている。
こんな測定のための工具は市販されていないので、
(実はアメリカにはあるのだが高い!)
自分で作るのである。
これように買ったはずの隙間ゲージがあまりに乱雑な部屋のどこかに
入り込んだらしく見つからないので、工具の製作はそれが見つかってから
ということになるだろう。

バイオリンの響版の調整の方法であるが、
本来は少し厚めに削っておいて、タッピング音で調整をつめるのである。
ところが、何しろ裏板はすでにリムに接着されていて、タッピング調整はできない。

モールドがないので、リムからはずす分けにはいかないし、
目をつむって、ストラディバリ通りに作るのが今のところ最善だろう。

表板は、タッピング調整が可能なので、どうするかは後々検討予定。