久々にLinux本を購入
Linuxカーネル2.6解読室
2.6でも、マイナーバージョンごとに細かく構成が変わっているLinuxであるが、この本は2.6.15というバージョンをターゲットとしている。
カーネルメーリングリストを追いかける時間が取れなくなって久しいが、目新しいところで、LinuxのページングがAMD64アーキテクチャ向けに4段マッピングに変更されたということだ。SuSEがポーティングしたときに、3段マッピングを無理やり使って、しかも、論理空間が512GBしかないという中途半端さを嘆いたのだが、4段マッピングを標準カーネルでサポートすれば、論理空間の不自由さはなくなる。
この本、はじめから順序良くじっくりと読むのにお奨めだ。初心者向けに丁寧に書かれている印象がある。(若干、説明が微妙なところもあるが・・)
ソースを普段から扱っている人が、トピックスを拾い読みするなら、
詳解 Linuxカーネル 第3版
の方が適しているような気がする。要するに使い分ければいい。
いずれにせよ、かなり分厚い本なので、持ち運びに不便なのが問題といえば問題か(笑)
Linuxカーネル2.6解読室
2.6でも、マイナーバージョンごとに細かく構成が変わっているLinuxであるが、この本は2.6.15というバージョンをターゲットとしている。
カーネルメーリングリストを追いかける時間が取れなくなって久しいが、目新しいところで、LinuxのページングがAMD64アーキテクチャ向けに4段マッピングに変更されたということだ。SuSEがポーティングしたときに、3段マッピングを無理やり使って、しかも、論理空間が512GBしかないという中途半端さを嘆いたのだが、4段マッピングを標準カーネルでサポートすれば、論理空間の不自由さはなくなる。
この本、はじめから順序良くじっくりと読むのにお奨めだ。初心者向けに丁寧に書かれている印象がある。(若干、説明が微妙なところもあるが・・)
ソースを普段から扱っている人が、トピックスを拾い読みするなら、
詳解 Linuxカーネル 第3版
の方が適しているような気がする。要するに使い分ければいい。
いずれにせよ、かなり分厚い本なので、持ち運びに不便なのが問題といえば問題か(笑)